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<title>過誤を認められない特性</title>
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<description>古賀　原発事故の問題は今に始まったことじゃなくて、何十年という歳月をかけて築かれ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　原発事故の問題は今に始まったことじゃなくて、何十年という歳月をかけて築かれた日本の構造問題そのもの。「日本中枢の崩壊」の1つの縮図なんです。原子力の世界を変えられるかどうかは、日本が変われるかどうかの象徴ですね。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;落合&lt;/strong&gt;　今日はそこをうかがいたいんです。経産省の原発事故への対応は非情この上ない。なぜあそこまでひどかったんですか。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　完了は小さい頃から勉強ばかりしてきて成績がよくて、いい子と言われてい育ってきた人たちなので、「過ちを認めない」特性があるんです。原発事故でも、事故を「事象」と言い続けて想定外の津波にしようとしたり、「すべて東電が悪い」というような説明をしたりして、責任を東電に押し付けようとしましたよね。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;落合&lt;/strong&gt;　「想定外」とい言葉をよく使っていました。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　でも、それは彼らが想定していなかっただけなんです。IAEA（国際原子力機関）も共産党の吉井英勝さん（衆院議員）も、津波や地震による今回のような原発事故を以前から指摘していたんですから。福島原発で想定した最大津波も5・7メートルとしていましたけど、三陸では10・7メートル級の津波が何度も起きているにも関わらず、なぜ「5・7メートルで安全」と設定したのか。しかも、この基準を定めたのは当時、経済省の原子力安全・保安院の院長を務めていた人物なんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;古賀茂明（ゲスト）×落合恵子/「東電は最高の天下り先だから、経産省は原発事故が起きても東電に文句言えないんです」『通販生活2012春号』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心/心理</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/02/post-d409.html">
<title>放射能汚染を追いかけてきた人物</title>
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<description>「福島の原発事故直後は問合せの電話が鳴り止まず、事務所には検体が山積みの状態でし...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「福島の原発事故直後は問合せの電話が鳴り止まず、事務所には検体が山積みの状態でした」（鈴木さん）&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　地道に線量を測り続ける意味は、福島第一原発事故が起きた今、重要性を増しています。たんぽぽ舎によると、事故が起きた3月は、茨城産のほうれん草からセシウムが490ベクレル、福島産のかぶれ菜からは1万2000ベクレルと非常に高い線量が検出されていました。その後、次第に数値は低くなり、5月以降は100ベクレルを超える例はまれになったそうです。&lt;br /&gt;
「今後は永久的に微量の放射性物質と付き合って暮らさなくてはなりません。毎日の食事で取り入れる線量を、常に気にしながら生きていく時代になったのです。ベラルーシでは、学校や村役場、病院などに一般の人が自由に使える線量測定器が設置されています。庭で採れた野菜などを持ち込んで常に線量をチェックできるのです。一方、日本では、規制値以下のモノしか流通していないことになっているだけで、具体的な線量の数値はわかりません」&lt;br /&gt;
　ホームページで測定結果を公表している自治体もありますが、多くは「不検出」と表示されています。これでは安心材料にならないと鈴木さんは言います。&lt;br /&gt;
「『不検出』という表示は、『線量ゼロ』という意味ではない。自治体によって公表する数値を10ベクレル以上とか30ベクレル以上と定めた『検出限界』があり、それを下回ったということに過ぎないのです。&lt;br /&gt;
　日本はすでに、放射性物質の摂取量をどこまで赦すか、自分たちで決めるしかない社会に変わりました。その判断をするには店頭での測定結果の表示が必要です。カロリー計算をするように、『魚の線量が高いから、野菜は低い線量のものを買うわ』と、消費者が選択できるように具体的な数値を表皮してほしいと思います」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;25年間、食品の放射性汚染を測定している『たんぽぽ舎』の鈴木千津子さんに聞く。【特集】ふくしまっ子たちの健康を守るために。6『通販生活2012春号』&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>医療</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-02-04T09:04:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/02/post-7960.html">
<title>厄年再考</title>
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<description>日本では数え年で男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳の前後...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;日本では数え年で男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳の前後3年が厄年とされています。その起源は中国古来の陰陽道にあるとされており、日本では平安時代の書物に厄年が登場しています。民間風俗として一般的に広まったのは江戸時代のようです。&lt;br /&gt;
では、厄年の海外事情はどうなっているのでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　まずは、日本の厄年のルーツである中国の事例を、『20世紀の漢民族服飾文化研究』などの著書がある北海道文教大学外国語学部教授の山内智恵美さんに聞いてみました。&lt;br /&gt;
「中国では自分が生まれた干支の年を『本命年』と呼び、この1年は、自分が生まれた良い年なので、かえって禍が起こるかもしれないと考えます。そのため、この1年間、禍を避けるために、&quot;吉祥結&quot;&quot;吉祥帯&quot;などと呼ばれる赤いブレスレッドやベルト、紐、ときには赤い下着を身に着けたりします。つまり、中国人は赤色には厄払いの力があると考えているのです。日本の干支も中国から伝わったものですから、本命年も12年に一度めぐってくることになります」&lt;br /&gt;
　同じアジアでは、タイにも厄年があるようです。タイ文化に詳しい拓殖大学国際学部教授の甲斐信好さんはこう言います。&lt;br /&gt;
「タイでは一般的に男女ともに25歳が厄年と言われていますが、ほかにも生年月日や生まれた時間によって人それぞれ異なる厄年が回ってくるとも言われています。厄払いとして、お寺でお経を唱えたり、お供えをしたりしますが、なかには出家する人や名前を変える人もいるそうです」&lt;br /&gt;
　名前まで変えるというのはかなり大がかりな厄払いですね。&lt;br /&gt;
　仏教のつながりでアジアには厄年の文化が根付いていそうですが、ヨーロッパではどうでしょうか。&lt;br /&gt;
「フランスにも厄年がある」と話すのは、フランスの中世文学に詳しい中央大学経済学部教授の渡邊浩司さんです。&lt;br /&gt;
「厄年は&quot;アネ・クリマテリック&quot;と呼ばれ、男女ともに7か9の倍数の年齢が厄年に当たります。こうした考え方は古代ローマ時代まで遡り、根底に人間が7年か9年おきに新たに生まれ変わるという発想があったと考えられます。7と9の平方数（整数の2乗）にあたる49歳と81歳は特に危険とされ、7と9を掛けた63歳は大厄年と呼ばれています」&lt;br /&gt;
　ところ変わってロシアでは、40代は一生のうちで最も厄介な10年と考えられており、モスクワ国際関係大学教授のストレリツォフ・ドミトリーさんによると「男女ともに不吉な年の始まりである40歳の誕生日はお祝いを自粛するという文化があります」とのこと。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;噂4　海外にも日本と同じような&quot;厄年&quot;の文化がある。（青森県/E・Aさん）『通販生活2012春号』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人生</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-02-03T18:05:51+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/02/post-eb02.html">
<title>巨大過ぎる赤ん坊</title>
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<description>落合　そういえば、原子力安全・保安院の方たちの答弁を聞いていて、原発のことをあま...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;落合&lt;/strong&gt;　そういえば、原子力安全・保安院の方たちの答弁を聞いていて、原発のことをあまり知らないことにも驚きました。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　そうなんです。実は素人の集まりで、原子力の専門家なんて数えるほどしかない。それに、本当は資源エネルギー庁も「規制機関」なんですよ。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;落合&lt;/strong&gt;　そうなんですか!？&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　たとえば、電力会社はコストを全部電力料金に上乗せできる「総括原価方式」をとっています。だから、資源エネルギー庁が国民に代わって「こんなコストを料金に上乗せしていいのか」と、領収書を1枚1枚幻覚にチェックすべきなんです。ところが、これまでそんなことは全部やってなかった。だから、この間「東京電力に関する経営・財務調査委員会」が調査したら、莫大な無駄が出てきたんです。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;落合&lt;/strong&gt;　なぜそういうことになるんですか。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　昔ながらの規制と予算によって産業をコントロールして、それぞれの企業や団体に天下りポストをつくるというシステムが、きっちりできているんです。何千億円という単位でおカネを流していますから、天下りポストなんて私だって幾つあるかわからないぐらい無数にある。だから、資源エネルギー庁も産業側に軸足があって、何か起きたときもまずそっちを守ることを考える。これは発展途上国の体質なんですよ。人が1人、2人死んでも工場がちゃんと動いて、産業が発展するほうが大事だという明治時代以来の殖産興業の仕組みがそのまま残っている。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;落合&lt;/strong&gt;　組織も中の人も成熟しなかったんですね。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　普通は豊かになっていくと、行政や政治は市民あるいは消費者のほうを見るという発想になって先進国になるんですけど、日本は先進国にならないまま、また途上国に戻っていくのかなと思いますね。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;落合&lt;/strong&gt;　日本は一時期「巨大過ぎる赤ん坊」と言われましたが、そのまま来てしまった。今の日本は、もう崖っぷちを越えて・・・・・・。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;古賀&lt;/strong&gt;　崖の外。ベニヤ板1枚を先に伸ばして、その上に立っている感じです（笑）。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;古賀茂明×落合恵子/落合恵子の深呼吸対談　第13回連続原発講座その2『通販生活2012春号&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>子供</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-02-02T13:12:28+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/02/post-afda.html">
<title>皮膚感覚で生きてきた</title>
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<description>昭和二十年八月十五日を境に、世の中はすべて一変した。昨日までの鬼畜米英が人類の味...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;昭和二十年八月十五日を境に、世の中はすべて一変した。昨日までの鬼畜米英が人類の味方。アメリカこそが平和の代表、日本人はすんなりこれを受け入れた。ぼくの暮らしも一変、文字通り着の身着のまま、食うや食わずの明け暮れ、想像すらしなかった貧しい日々となった。焼跡をうろつきながら、わが身に降りかかる運命を、せいぜい冷ややかに眺めるしかなかった。つまり世の中は一瞬でひっくり返るという事実を知ったのだ。以後、この焼跡の上の経験が、ぼくの拠り所となって、ぼくを形づくった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　戦後、急速に発展、歪み続ける時代の中で焼跡で培った嗅覚、視覚、いわば皮膚感覚とでもいうべきものに頼って生きてきた。元来の性分、臆病さも支えになっている。こんな世の中がいつまでも続くはずはない。食い物を粗末にすれば、必ず食い物で滅亡する。&lt;br /&gt;
　ハイデガーやマルクスが、それぞれ人類の破滅を予言していた時代から、世界がどう変わったか。解釈、視点によってさまざまな分析の仕方があるだろう。彼らが予想だにしなかった利器の誕生、資本主義の発達、文明の変化、これらを考える時、さて人類はどこへ進もうとしているのか。&lt;br /&gt;
　原発はエネルギー平和利用という。しかし発電のための原子力施設か、プルトニウム生産のためか、どっちも同じ。原発は戦争の具ではないが、いったん事故が起これば、兵器とどこが違うのか。核兵器は幸いまだ使われていない。しかし備える国の偶発的事故、あるいは誤作動によって世界が破滅にいたる危機の可能性は大きい。考えてみれば、現在我々が生きていることが不思議。奇蹟のようなものといっていい。いつの世からか、文明をコントロールしているつもりがされていたというわけ。&lt;br /&gt;
　経済にはまったく縁のないぼくだが、世界を揺るがす金融危機とやらは想像がつく。&lt;br /&gt;
　しかし、お金は所詮紙切れ、印刷物。あるいは数字の上のものだ。戦後日本が進んだ道は、人々の暮らしを豊かにした。飢えの経験は忘れ去られ、飽食の時代といわれて久しい。しかしそれは外国ありき。外国の農産物が余っていることが前提。&lt;br /&gt;
　ご承知の通り、にほんの自給率は39％といわれている。しかし実際はもっと低い。今の農、畜産、水産、まず石油がなきゃ成り立たない仕組み。あらゆる分野で機械化が進み、家畜の餌は輸入飼料、油なしでは船も出せない。戦争に至らずとみ、経済のあやふや、また相手国の事情によってあれこれ輸入出来ないとなれば、日本の食は大混乱。いわば砂上の楼閣、脆い足場の上に、一億二千万人が、ようよう立っているようなもの。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;野坂昭如　昭和ヒトケタからの詫び状●往復書簡編25/野坂昭如さんから筒井康隆さんへの返事『通販生活2012春号』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>皮膚</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-02-01T10:12:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-c47e.html">
<title>二人の考えていたこと</title>
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<description>哲学者のハイデガーは、まだ機械文明がさほど発達していない時代から、このまま科学技...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;哲学者のハイデガーは、まだ機械文明がさほど発達していない時代から、このまま科学技術が進めば人類は破滅すると予言していました。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　ナチスに協力したというので評判が悪く（ナチスが自然を守ると考えたものの、結局は離れて行くのですが）、また晩年は「ひたすら自然の前にひざまずいて頭を垂れる老農夫のようだ」と笑われてもいたハイデガーですが、彼が現在の原発事故を見聞したらどう言ったでしょうか。&lt;br /&gt;
　またこのハイデガーは、哲学者の木田元さんによれば、あのカール･マルクスを尊敬していたそうです。そのマルクスは、まだ資本主義がさほど発達していない時代に「このまま資本主義が発達すれば人類は破滅する」と予言していたと言います。ご承知の通り、今や金融機関の破綻が相次ぎ、ヨーロッパのいくつかの国が破綻に瀕している事実があります。小生は処女作の時代から、科学技術の自走性が人類の破滅につながるというテーマで書いてきました。そして今や、この科学技術文明と資本主義経済は車の両輪であり、このシステムが暴走している限り、誰も止めることができないと考えています。ハイデガーもそう考えていたのではないでしょうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;野坂昭如　昭和ヒトケタからの詫び状●往復書簡編25/筒井康隆さんから野坂昭如さんへの手紙『通販生活2012春号』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人物評</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-31T10:49:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-86b0.html">
<title>柄は持ち主の年齢</title>
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<description>湯川　歌舞伎に興味のない人でもね、もし、見る機会があったら、刀を見るとおもしろい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;湯川&lt;/strong&gt;　歌舞伎に興味のない人でもね、もし、見る機会があったら、刀を見るとおもしろいよ。刀にも、それぞれ主張があってね、刀の柄（つか）、そう、握るところ、その柄は持ち主の年齢を表し、鞘（さや）は性格や身分を表している。&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;湯川&lt;/strong&gt;　たとえば、柄が浅葱だったら、若侍か公達（きんだち）。柄が茶かネズミ色だったら、老侍。黒い柄なら、ごく一般の侍。さらに鞘を見て、蒔絵が施されていたら、これはかなり高貴な身分だし、いかにも荒々しい感じの色や模様の鞘なら、それは暴れん坊とか豪傑を表しているというわけ。鞘がグリーンなのは仇役。&lt;br /&gt;
　それから、柄の部分に色房の下緒（さげお）がついてる刀を差していたら、その芝居が江戸時代より前の時代だという決まりになっている。&lt;br /&gt;
　歌舞伎でスタッフ会議があって、「えー、主人公は前髪の美少年で、平家の公達で・・・・・・」と言われたら、すぐに「柄は浅黄で、浅黄の下緒、または白と紫の段染の下緒を下げて、鞘には蒔絵が描かれている刀」を思いつかないようだと、小道具は務まらないということです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;明治色より守り続けた香道具を現代に伝え、次代に受け継ぐ。『通販生活2012春号』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人物評</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-30T10:36:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-e2fe.html">
<title>刀の選択</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-e2fe.html</link>
<description>湯川　歌舞伎に興味のない人でもね、もし、見る機会があったら、刀を見るとおもしろい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;湯川&lt;/strong&gt;　歌舞伎に興味のない人でもね、もし、見る機会があったら、刀を見るとおもしろいよ。刀にも、それぞれ主張があってね、刀の柄（つか）、そう、握るところ、その柄は持ち主の年齢を表し、鞘（さや）は正確や身分を表している。&lt;br /&gt;
　&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;湯川&lt;/strong&gt;　たとえば、柄が浅葱だったら、若侍か公達（きんだち）。柄が茶かネズミ色だったら、老侍。黒い柄なら、ごく一般の侍。さらに鞘を見て、蒔絵が施されていたら、これはかなり高貴な身分だし、いかにも荒々しい感じの色や模様の鞘なら、それは暴れん坊とか豪傑を表しているというわけ。鞘がグリーンなのは、仇役。&lt;br /&gt;
　それから、柄の部分に色房の下緒（さげお）がついてる刀を差していたら、その芝居が江戸時代より前の時代の話だという決まりになっている。&lt;br /&gt;
　歌舞伎でスタッフ会議があって、「えー、主人公は前髪の美少年で、平家の公達で・・・・・・」と言われたら、すぐに「柄は浅黄で、浅黄の下緒、又は白と紫の段染の下緒を下げて、鞘には蒔絵が描かれている刀」を思いつかないようだと、小道具番は務まらないということですよ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;明治初期より守り続けた小道具を現代に伝え、次代に受け継ぐ『通販生活2012春号』カタログハウス&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>文化</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-29T18:03:20+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-7f57.html">
<title>子どもと蝶と生き延びた者たち</title>
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<description>とことん破壊されてしまった郷土のほぼ中心にそびえる丘に登ってきて、写生の授業を享...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;とことん破壊されてしまった郷土のほぼ中心にそびえる丘に登ってきて、写生の授業を享受している学童たちの溌剌とした表情や態度こそが、人間の、いや、生き物全体における、この世での在り方を見事に象徴しているではないでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　かれらのひっきりなしの談笑には予見不能な未来を不安に思う気持ちなどかけらも見当たりません。花の周辺をめぐってさかんに飛び交っている蝶の群れにしても、ウグイスの絶え間ないさえずりにしてもまったく同じことです。&lt;br /&gt;
　さいわいにして生き延びることができた者たちの存在が解消される気配はどこにも見当たりません。かれらの内部で生起するいっさいのものはたちどころに溌剌とした自由へと転化しています。&lt;br /&gt;
　私の目にはたしかにそう映っています。&lt;br /&gt;
　死ななかった者たちは、よしんば明日がどれほど不安に満ちたものであろうとも、ただちにその生をふたたび輝かせるべきなのです。それが自然の摂理というものなのでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;丸山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版社2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人間総論</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-28T10:55:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-09ea.html">
<title>生きる構造</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-09ea.html</link>
<description>我々はそうした非情な世界に身を置いているのです。世界は我々に対して存在しているわ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;我々はそうした非情な世界に身を置いているのです。世界は我々に対して存在しているわけではないということです。早い話が、とてつもなく憐れで、卑小な存在ということです。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　でも、ほかの動物と同様、人間もまたそんなことをいちいち気にして生きるようには造られていません。高度な頭脳も、目先のことのみに思考と意識を集中するような構造なのです。だからこそ、これまで生きてこられたのでしょう。そうでなければ、自殺という形で、とうの昔に絶滅していたに違いありません。&lt;br /&gt;
　ために、特にこれといった目的などなくたって、この世は生きるに値するのです。生き抜くことが最大にして唯一の生きる理由と結論付けたとしても、そう不自然な答えには思えないのです。&lt;br /&gt;
　自殺はたしかに愚者の結論かもしれません。&lt;br /&gt;
　でも、他方においては、賢者の選択と言えないこともないでしょう。&lt;br /&gt;
　しかし、そこまで愚者ではなく、そこまで賢者でもない我々普通の人間は、生き延びられる可能性がほんの少しでもあったなら、それを偉大な希望と解釈して、それを最大の目的と受けとめて、命の糸をせっせと紡いでゆくことができるのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;丸山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版社2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人生</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-27T19:46:27+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-a07f.html">
<title>生は脆い</title>
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<description>いや、ここに神仏のたぐいが出る幕などどこにもありません。</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;いや、ここに神仏のたぐいが出る幕などどこにもありません。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　そうした形而上の存在が所詮は幻にすぎないということを、ほかの何よりもこの荒廃の光景が証明してくれています。もしもこれが神仏による仕業だとしたら、間違いなく人類に対する大逆罪ということになってしまうでしょう。やっぱりそんな存在者はいないのです。&lt;br /&gt;
　神仏は人間の弱さと狡さから生まれた幻影にすぎません。&lt;br /&gt;
　つまり、神が人間を創りたもうたのではなく、人間が神を苦し紛れに創ったのです。&lt;br /&gt;
　ということは、すがる相手は人間に限られます。それも、最後の最後は自分自身の力を当てにするしかないのでしょう。&lt;br /&gt;
　生はあまりにも脆く、死はあまりにも強力です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;丸山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>宗教</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-26T10:37:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-1b4f.html">
<title>身の程知らず</title>
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<description>これはあくまで私見なのですが、東日本大震災をひと言で表現すると、「第二の敗戦」と...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;これはあくまで私見なのですが、東日本大震災をひと言で表現すると、「第二の敗戦」ということになるんでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　ひとつには、六十数年前にあった、国と国とが潰し合い、人と人とが殺し合う、あの本物の戦争における、惨めな敗戦。&lt;br /&gt;
　そしてもうひとつは、あれから六十数年後の今、世界的な規模の経済戦争に挑んだ結果としての敗戦。&lt;br /&gt;
　いちじるしく性質の異なったこのふたつの戦争には、因縁めいた共通点が多々見受けられます。&lt;br /&gt;
　日本に止めを刺したのは、片や、原子爆弾、片や、原子力発電所。いずれも核物質が深く関わっています。&lt;br /&gt;
　また、ミッドウェイの海戦や、硫黄島における惨敗や、沖縄での惨劇は、さしずめバブルの崩壊であり、あこぎな取り引きをくり返したあのリーマン社に端を発するショックによる景気の後退であるのかもしれません。&lt;br /&gt;
　不謹慎という非難を覚悟で言いますと、この先、人の住める土地ではなくなる可能性が高いという意味においてですが、福島県を満州国の喪失にたとえることができるかもしれません。&lt;br /&gt;
　地震が発生してしばらく経ってから、天皇がテレビに出演してメッセージを伝えていました。あの画像を観ながら、昭和天皇の玉音放送を連想した人はけっして少なくなかったと思います。年配の方なら、たぶん私と似たような感慨を持ったことでしょう。&lt;br /&gt;
　国家と国家が総力を挙げて大殺戮を演じる戦争と、冷酷さの点においては本物の戦争少しも引けを取らない経済の戦争。&lt;br /&gt;
　わが国はこのふたつの戦争に挑んでこてんぱんの目にあわされ、敗北の憂き目を見たのです。&lt;br /&gt;
　このふたつの重大な戦争の敗因ははっきりしています。単純明快です。たったひとつしかないのですから。&lt;br /&gt;
　そのひとつというのは、要するに「身の程知らず」です。これに尽きます。ほかの原因など思い当たりません。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;丸山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>敗戦・地震・原発</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-25T17:38:43+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-3b3e.html">
<title>植物学者の体型</title>
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<description>起きてしまってからああでもないこうでもないと理屈を並べ立てたり、パソコンを使った...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;起きてしまってからああでもないこうでもないと理屈を並べ立てたり、パソコンを使った津波のシュミレーションの画像なんぞを得意げにマスコミに見せたりしたところで、それがどうだと言うのでしょうか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　それで飯を食いつづけてきたプロと言えるのでしょうか。&lt;br /&gt;
　日本の学者というのは、所詮その程度なのでしょうか。&lt;br /&gt;
　学者のふりをするだけで、時至りならばその道の大家や大御所になれるような仕組みが出来上がっているのでしょうか。&lt;br /&gt;
　これは余談です。知人の植物研究家から聞いた話です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　植物の専門家たちが一堂に会する大きな国際会議に、わが国では高名なエライ学者のお供で出席したときのことだそうです。なぜか外国の学者たちは皆、単なる助手にすぎない彼のほうばかりに親しげに話し掛け、彼の先生を無視する。彼は困り果て、どうにかしてかれらの注意を自分の先生のほうへ向けようと四苦八苦し、かなり強引な紹介の仕方をしても挨拶以上の言葉を発しない。かれらの先生に対するそうした態度は最後までつづき、レセプションの席で彼はその理由について尋ねてみた。どうしてうちの先生と語り合ってくれないのですか、と。あの方は日本ではトップクラスの植物学者なんですよ、と。&lt;br /&gt;
　するとかれらは、そんなことは承知しているという顔をし、それから声をひそめて、日本ではどう見られているか知らないが、自分たちはあの人を学者とは認めない。なぜなら、植物学者の体型をしていないからだ。年がら年中野山を歩き回らなくてはならない立場にある人間があんなにぶくぶく太っているわけがない。その点、おまえは植物学者の典型の肉体を持っている。だから、おまえとしか話したくないんだ。こんなことは常識中の常識というものだ。&lt;br /&gt;
　そして最後に、こう言ってのけた。ボクサーたちの集まりのなかへ贅肉だらけの男が紛れ込んできても、まともな扱いを受けないのは当然でしょうが、と。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　聞けば、植物学の世界のみならず、ほかの学界においても似たような例が無数にあるそうです。そしてそれが日本の学問の実態ということらしいのです。つまり、インチキの権威で彩られている世界というわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;丸山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版社2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人物評</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-24T10:07:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-b88c.html">
<title>子どもたちの画題</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-b88c.html</link>
<description>子どもたちが描いている絵をちょっと覗きこんでみます。</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;子どもたちが描いている絵をちょっと覗きこんでみます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　被災現場を展望し、俯瞰するにはまさにうってつけのポジションに身を置いているというのに、どの子もどの子も、草花や、新緑に覆われた木々や、破壊を免れた美しい風景のみを画題にしています。災害の爪痕は完全に無視されています。おそらくそんなものは見ないことに決めたのでしょう。見ても詮ないものを見たところでどうにもならないことを、おのれの流す涙にさんざん打ちのめされたあとで翻然と悟ったのでしょうか。&lt;br /&gt;
　いや、ひょっとすると、実際に見えていないのかもしれません。&lt;br /&gt;
　記憶から叩きだしてしまいたいという切望が強く働くことで、降って湧いた悲劇を観念のうちに封じこめたのでしょうか。&lt;br /&gt;
　もしそうだとすれば、命の在り方としては、この子らのそれは真っ当であるということになるでしょう。そんな気がします。生きるということはこういうことなのでしょう。死をこうやって遠ざけてしまうのが正解なのでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;丸&lt;em&gt;山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版社2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>子供</dc:subject>
<dc:subject>心/心理</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-23T20:55:27+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-c87e.html">
<title>上半身二割</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-c87e.html</link>
<description>「相撲は上半身が二割、足腰が八割です」</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「相撲は上半身が二割、足腰が八割です」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　白鵬はひとつの話のように、そう口にする。&lt;br /&gt;
「私は力の強い人間じゃない。相撲は力じゃない。体の使い方です。（稽古を重ねて）足腰が強くなる、体が大きくなるというと、（相手への）圧力が強くなる。足腰がいいと、体重を活かす相撲ができるようになる。（上半身の）力に頼ってないんですよね。私の体重一五二キロは幕内（力士の）平均体重です。平均で合ってもすごい思いじゃないですか。それを利用する相撲になってるんですよ。目に見えない圧力です」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;横綱白鵬すべてを語る『文藝春秋2011・10』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>体力</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-22T09:40:59+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-9dc5.html">
<title>相撲博士</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-9dc5.html</link>
<description>なかでも昭和以降の連勝記録「六十九」を持つ伝説の横綱双葉山を愛してやまない。</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;なかでも昭和以降の連勝記録「六十九」を持つ伝説の横綱双葉山を愛してやまない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「大阪の溜会（後援組織）の会長が、八十四、五歳なんですけど、双葉山を（直接）知ってるんです。私が関脇のころですかね、いろんな話をしてくれて。聞くだけ聞いてたけど、（最初は）よく分からなかった。でも、横綱に昇進してから、興味を持ったんです。本とか、ビデオで、ああ、すごい人だなと。自分が体験して、横綱の地位に上がらないと分からないことがあるじゃないですか」&lt;br /&gt;
　右四つ、必殺の左上手投げなどが共通項だが、「一番学んだこと」を尋ねると、意外な答えが返ってきた。&lt;br /&gt;
「双葉山さんの普段の所作だね。（取組前でも）いまから闘うという人間の顔じゃないんだよね。連勝記録中の横綱と言ったら、普通は緊張感が顔に出ちゃうじゃないですか。（当時の）ビデオとか見てると、双葉山さんには、まったくそれがないよね」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;横綱白鵬すべてを語る『文藝春秋2011・10』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>顔</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-21T09:34:00+09:00</dc:date>
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<title>確固とした覚悟</title>
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<description>そうはいっても、ひとたびこの理不尽な世界に生まれてきたからには、どうにか頑張って...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;そうはいっても、ひとたびこの理不尽な世界に生まれてきたからには、どうにか頑張って生き抜こう、いや、生き抜いてみせるといった確固とした覚悟を固めなければなりません。そのための糧となりそうな言葉を好きも嫌いもなく摂取して、ありとあらゆる危険を回避するだけの気力と体力を養ってゆかなければならないのです。それが生きるということなのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;丸山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>言葉</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-20T10:35:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-f2ad.html">
<title>健在健二</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-f2ad.html</link>
<description>ある意味、体制に迎合し、権力の側に身を置くことでけちな飴をしゃぶってきた連中の醜...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ある意味、体制に迎合し、権力の側に身を置くことでけちな飴をしゃぶってきた連中の醜さがこれほどまでに露骨に浮き彫りにされたことは、国民が目を覚ますためには絶好の機会と言えるでしょうね。&lt;br /&gt;
 &lt;br /&gt;
 &lt;/p&gt;&lt;p&gt;  早い話が、ここまでコケにされたら、いくらなんでもそういつまでもおとなし過ぎる羊をやっているわけにはゆかないでしょうよ。こうなったからには、おのれの力に頼り、おのれを信じ、おのれで生き伸びる道を模索しなければなりません。&lt;br /&gt;
  おのれを鍛え上げて自立の精神を育て上げるしかほかに救われる方法はないということです。&lt;br /&gt;
 果たしてそんなことができるかどうかを問題にする前に、そうしなければ奴隷のまま見殺しにされるという自覚をしつかりと持つべきなのです。この怒りをきっかけにして自立の精神をしっかりと身につけるのです。&lt;br /&gt;
  自由であるべき人間としての立場や尊厳を守ろうと本気で考えるなら、これ以外の道はありません。&lt;br /&gt;
 私は何もあなた方に説教をしているわけではありません。自明の理であることをそのままストレートに喋っているだけなんです。&lt;br /&gt;
  そうしなくて困るのは、私ではなくてあなた方なんです。いつまでも現状に従う悪癖を改めないで、怒りや悲しみを時の流れの任せきりにしたんでは、一個の独立した人間としての生涯を送ることなど夢のまた夢になってしまいますよ。&lt;br /&gt;
  それでもいいんですか。&lt;br /&gt;
  本当にかまわないんですか。&lt;br /&gt;
   ちなみに、本来在るべき姿としての自分に立ち返ろうとしたとき、最も頼りになり、また、頼りにすべきは、言葉です。&lt;br /&gt;
  精神という言い方はいかにも抽象的ですが、しかし、精神を構成しているのは実は言葉なんです。精神のすべてが、結局は言葉によって成り立っていると言ってもいいでしょうね。&lt;br /&gt;
 人間にとっては何物にも代えがたい宝物である言葉をですね、情緒のみで覆い尽くしてしまうというのは余りに軽薄で、あまりにも危険なことなんです。&lt;br /&gt;
  文学の大半がその轍を踏んできたわけですが、しかし、「生まれてきてごめんね」式の、おのれの人間としての駄目さ加減をアピールするばかりの、うわついた、幼稚な言葉の羅列のみでは、精神を構成するどころか、精神を崩壊させるばかりです。耳に響きのいい、あまりに安易な癒しの言葉のみにすがっいたんでは、悪辣な国家や企業を相手に闘いを挑むことなど絶対に不可能でしょう。&lt;br /&gt;
 ここはひとつ、否応なしに、どんな無理をしてでも、自分を強い方向へ持ってゆかなければなりません。&lt;br /&gt;
  人間は所詮弱い動物なんだからとか、これが運命なんだからとか、そんな甘えた逃げの答えにしがみついていたのでは、あなたが送った人生はなかったも同然であるばかりか、生ける死者としての生涯だったことになってしまいますよ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;丸山健二『首輪をはずすとき』駿河台出版2011年&lt;/em&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人生</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-19T17:33:10+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-9ae6.html">
<title>すり替え注意</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-9ae6.html</link>
<description>昭和の時代には、15年に及ぶ戦争の日々があり、沖縄戦と広島・長崎への原爆投下の果...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;昭和の時代には、15年に及ぶ戦争の日々があり、沖縄戦と広島・長崎への原爆投下の果てに、敗戦をむかえました。人類は、日本という実験場で、初めて原爆を体験したのです。日本は実験場だと思った方がいいと、私は思います。その日本に、54基もの原発ができ、フクシマの事故から半年以上が経っても収束の手立てがないことは、原発の本質と、歴史の痛烈な啓示を示していないでしょうか。この国は、原発などを持ってはいけない国だったはずです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　核が暴走を始めてしまったら、人類はその暴走を止めたり、コントロールしたりするノウハウを、まだ持っていないのです。そういう危険なものは、地球には必要が無いと思います。日本だけでは済みません。放射能は、海を越え国境を越えて広がったいきます。これは、防ぎようがないのです。&lt;br /&gt;
　原発を含む日本の電力会社は、過去何十年も抜群の大スポンサーでした。どこに対するスポンサーであったかは、あえて言いません。皆さんはよく、ご存じだと思います。何百億円という現金が、原発の安全性とPRと推進のために使われました。そしてその毒は、広がったのです。&lt;br /&gt;
　事故の直後から、原発や東京電力批判を差し控え、原発擁護の言説が大手を振ってまかり通っています。特にテレビを見てください。ひどいものだと思います。&lt;br /&gt;
　最近、東京電力が役所に提出した報告書は、本文のほとんどが黒線で消されていました。なんと無責任で傲慢な姿勢なのでしょうか。こうした実にレベルの低い、責任を問わない、非科学的な人々に、私たちの命が握られてきたと思うと本当に寒気がします。&lt;br /&gt;
　事故直後に、年間被曝許容量の数字を大きく変えた政府発表は、以後の発表に深い不信を抱く原因となったのです。&lt;br /&gt;
　その限度量さえ超えて、事故現場で働く作業員の生命は、誰が補償するのでしょうか。多くは、下請けの労働者なのです。東北はいつも、いつも、棄民の対象となってきました。割りを食ってきたひどい歴史を背負っているのです。&lt;br /&gt;
　わが子の健康を案じ、住むべき場所、食べさせるものに悩んでいる母親たちが、いっぱいいます。事実を知りたいと、彼女たちはみな、望んでいます。知らなくては、対応のしようがないのです。&lt;br /&gt;
　原発が無くなれば電気が不足し、日本経済は成り立たない。雇用が減り、失業率は増え、貧しい二流、三流の国になる、展望を失った暗い社会が訪れると、威嚇交じりの原発擁護が、大ぴらに語られるようになりました。しかし就職難、不景気、萎縮しがちな世相は、原発事故以前から慢性症状として、あったのではありませんか。いまここで、全てを原発に帰納して、「だから原発が必要だ」という考え方は、どこかですり替えが行われています。ウソがあります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;澤地久枝（作家）/原発許さぬ人間の砦を『中央公論2011･11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>敗戦・地震・原発</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-18T19:20:58+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/67-8a1d.html">
<title>6、7点とればいい</title>
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<description>例えば、バースからしてみれば、「投手陣が頼りなく、毎試合五点も六点もとられてしま...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;例えば、バースからしてみれば、「投手陣が頼りなく、毎試合五点も六点もとられてしまう。それでもいいと思った。その分、僕ら打線が六点とか七点をとればいいんだから」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　となるが、当時の阪神の押さえの要の一人で現・野球解説者の山本和行はインタビューでこんなことを口にしたことがある。&lt;br /&gt;
「あいつ（バース）の下手な守備で何点失ったと思っているんだ（笑）」&lt;br /&gt;
　これを聞いたバースが笑いながら答える。&lt;br /&gt;
「パーフェクトなやつなんて誰もいないよ。パーフェクトでいる必要性もない。みんなどこかが欠落している。欠落しているからこそ、フィールドの上ではお互いに足りない部分を補おうとがんばる。それが個人スポーツではない、チームでプレーするスポーツのすばらしいところなんだ。みんなで心を一つにして、選手も監督も、フロントも、球場職員も、みんなそれぞれが自分のやるべきことをやる。その上で、自信を持って目標に突き進む。そうするとね、自然と強いチームが生まれる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;R・バースが語る26年前の日本一「1985年の阪神タイガース」『文藝春秋2011・10』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>スポーツ</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-17T20:14:10+09:00</dc:date>
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<title>連帯メッセージ</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-59bb.html</link>
<description>集会へのアメリカからの連帯メッセージ</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;集会へのアメリカからの連帯メッセージ&lt;/strong&gt;&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　2011年3月11日に起こった、地震と津波、それに続く福島原発崩壊という大惨事に対して、私たちは、深い悲しみと憂慮をいだいています。このような、国民のすべてを脅かした惨事に耐えている日本のみなさん、とりわけ、原発崩壊の結果放出された生命への危険度の高い放射能にさらされている方、また被曝の不安をかかえている方がたに、心からのお見舞いを申し上げます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　東京電力（TEPCO)や日本政府が、日本国民に対し、正確な情報を隠すことなく伝えてこなかったことに、私たちは慄然とし、深い衝撃を受けています。フクシマの災害は、原子力の危険から社会を守るためには、市民の絶えざる監視が決定的な重要性をもつことを、あらためて示しました。選挙なれした既成政治家や民間セクターの企業をあてにしていては、原発や核兵器の危険から市民と未来の世代との健康や福祉を守ることなど、不可能です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私たちは、東京で行われる9月19日の集会を心から支持します。私たちは、みなさんと全く同じ目標を共有しています。世界のいかなる地域の人びとも、日々続いている日本の試練から学ばなければならないと思います。私たちも自国の政府に対して、原子力と核兵器への依存を迅速に終わらせること、また他のさまざまの再生不能なエネルギー資源がもたらす破局的な危険を的確に直視することを要求します。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みなさんの努力に敬意を表しつつ、みなさんの努力が、日本のみならず世界に向けて、力強い建設的な影響力を発揮することを、心から期待しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノーム･チョムスキー&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダニエル・エルスバーグ&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　デイヴィッド・クリーガー&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ロバート・ジェイ・リフトン&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　マーティン・ジャーウィン&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　リチャード・フォーク&lt;br /&gt;
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（訳：坂本義和）&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人間総論</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-16T15:58:13+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-1766.html">
<title>職業選択</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-1766.html</link>
<description>若者のつぶやき　普通科の高校生です。進路について迷っています。大学卒業後、どんな...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;若者のつぶやき&lt;/strong&gt;　普通科の高校生です。進路について迷っています。大学卒業後、どんな職業に就いたらいいかわからないので、どの大学のどの学部を選べばいいかもわかりません。どうしたらいいでしょうか？&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　&lt;strong&gt;パスカルさんのつぶやきその①&lt;/strong&gt;　「一生のうちでいちばん大事なのは、どんな職業を選ぶかということです。ところが、それは偶然によって左右されます。習慣が、石工を、兵士を、屋根葺き職人をつくるのです」（97）&lt;br /&gt;
　&lt;strong&gt;パスカルさんのつぶやきその②&lt;/strong&gt;　「人間は、屋根葺き職人だろうとなんだろうと、あらゆる職業に生まれつき向いています。向いていないのは部屋の中にじっとしていることだけです」（138）&lt;br /&gt;
　&lt;strong&gt;私のつぶやき&lt;/strong&gt;　パスカルさんの解答その①はまさに真理です。なぜなら、この私が大学で専攻を決めたのは、ほとんど偶然によるからです。英文にするか仏文にするか迷っていたとき、コース説明会に出た私は、英文主任の顔がども気にくわず、できれば回避したいと考え始めていましたが、次に現れた仏文主任の山田爵先生の顔を見て、「これだ！」とばかり専攻を決めたからです。「悪い人は悪い顔を、良い人は良い顔をしている」というのが幼いときからの私の信念だったのです。解答その②もまた真実です。最初、自分は教師に向いていないし、おまけに仏文教師というのはもっと向いていないと思っていましたが、歳月を重ねるうちに、段々、「向いているかも」と思い出し、ついには天職とさえ考えるようになったからです。教師という職業もまた習慣がつくったのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;鹿島茂（フランス文学者）/超訳ニーチェより面白い「つぶやきパスカル」『文藝春秋2010・10』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人物評</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-15T00:53:23+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-3af9.html">
<title>一度やったらやめられない政治家の本質</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-3af9.html</link>
<description>若者のつぶやき　今回の参議院選挙では前回の衆議院選挙で落選した小泉チルドレンたち...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;若者のつぶやき&lt;/strong&gt;　今回の参議院選挙では前回の衆議院選挙で落選した小泉チルドレンたちが復活を試みて大量に立候補していました。政治家と乞食は三日やったらやめられないといいますが、そんなに政治家というのはオイシイ仕事なのでしょうか？&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　&lt;strong&gt;パスカルさんのつぶやき&lt;/strong&gt;　「財務長官、大法官、高等法院長になるということは、朝っぱらからたくさんの人から陳情を受け、一日のうち一時間たりとも、自分というものについて考える余裕を残してくれないような地位にあるということを意味しています。したがって、もし失脚して、田舎の家に戻るようなことがあると、彼らは、たとえ財産や召使などにこと欠かなくとも、惨めで、見捨てられた者となるのです。なぜなら、彼らが自らについて考えるのをだれも妨げてくれないからです」（139）&lt;br /&gt;
　&lt;strong&gt;私のつぶやき&lt;/strong&gt;　政治家が一度やったらやめられなくなるのは、それが儲かるからではありません。マスコミの報道とは異なり、政治家になったことで蓄財に成功したケースはごく一部です。もちろん、人の尊敬を集めるからでもありません。じつは、パスカルさんの言っている通り、たくさんの陳情客や支持者と会ったり、他の派閥の政治家と会合したりで、とにかく忙しいからです。この忙しさがあるため、例の「人生の空しさ」を感ずる暇がまったくないので、とてもハッピーは気分でいられるからです。反対に落選した政治家は、暇があり過ぎるため、「自らについて考える」ほかなくなるので、余計に惨めになるのです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;鹿島茂（フランス文学者）/超訳ニーチェより面白い「つぶやきパスカル」『文藝春秋2010・10』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人物評</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-14T10:16:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-7c14.html">
<title>日本人男性</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-7c14.html</link>
<description>先進国のいかなる都市と比べても、東京はとても安全な街だ。押し入り強盗は非常にレア...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;先進国のいかなる都市と比べても、東京はとても安全な街だ。押し入り強盗は非常にレアケースと言えるし、車上荒しはほぼ皆無である。なにより、昼夜を問わず女性が安心して一人で街を歩くことができる。石橋達也が自宅マンションで九人の警察官に囲まれながらも逃げ通したように、日本の警察がたまに&quot;やらかして&quot;しまうのは、彼らが凶悪な犯罪者と対峙する機械が少ないからではないかとすら思えてしまうほどだ。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　日本人の男性が、男性特有の敵意をむき出しにすることはきわめて稀だ。これは、欧米人をときに感心させ、ときには畏怖させてきた。彼らは、めったに得意げになったり、自分の力を誇示したりすることはない。リンゼイさんのように予備知識なしに日本へやってきた若い女性にとっては、「かわいくて」「シャイで」あるいは「退屈」にすら映るのかも知れない。&lt;br /&gt;
　私は、かれこれ十五年近く日本に滞在しているが、殴り合いのケンカを目撃したことはたったの三回しかない。どれも不穏を予期させるような怒鳴り声、小突き合い、にらみ合いもなく、突如として始まったものだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;リチャード・ロイド・パリー（ザ・タイムズ東京支局長）/英国人記者が分析する「リンゼイさん殺害」市橋達也の仮面『文藝春秋2010・10』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人物評</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-13T10:32:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-c0e8.html">
<title>処理能力を持たない人間の想像力</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-c0e8.html</link>
<description>こんにちは。あなたに会えて、本当に良かった。しかし、会えたきっかけを考えると、腹...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;こんにちは。あなたに会えて、本当に良かった。しかし、会えたきっかけを考えると、腹立たしくて、腹立たしくてしかたありません。この腹立たしさを新しい力に変えて、明日を変えていきたいと思います。&lt;br /&gt;
  &lt;/p&gt;&lt;p&gt;私たちの世代は、ビートルズの歌を歌って育ちました。そのビートルズのジョン・レノンの歌に、「イマジン」という歌があります。想像してごらん」から始まるあの歌です。&lt;br /&gt;
  想像してください。子どもは、どの国のどの社会に生まれるか選ぶことはできないのです。そして生まれてきた国に原発があって、暴走が起こったのが、今の私たちの社会です。&lt;br /&gt;
  想像してください。福島のそれぞれの子どもたちのいまを。そして、この国のそれぞれの子どもたちのいまを。&lt;br /&gt;
  想像してください。スリーマイル島、チェルノブイリ、そして福島。あの原発大国のフランスでも、つい先日、核施設の事故がありました。しかしほとんどの情報を手に入れられない現実の中に、私たちは生きています。&lt;br /&gt;
  今度はどこで、次は誰が犠牲になるのか、そのストレスを絶え間なく抱いて生きていくのは、もう嫌だ!  私たちはそれぞれ、叫んでいきたいと思います。&lt;br /&gt;
  放射性廃棄物の処理能力を持たない人間が、原発を持っことの罪深さを、私たちは叫んでいきましょう。原発を持つことは命への、それぞれの自分を生きていこうという人への、国家の犯罪なのです。容易に核兵器に変わり得るものを持つ事は、恒久の平和を約束した憲法を持っ国に生きる私たちは、決して許容してはいけないのです。&lt;br /&gt;
  想像してください。まだ平仮名しか知らない子どもが、夜中に突然起きて、「放射能、こないで」って泣き叫ぶような社会を、これ以上続けさせてはいけないはずです。&lt;br /&gt;
  私たちは、この犯罪に加担しないと、ここでもう一度、自分と約束しましょう。原発という呪詛から自由になること、もちろん、反戦・反核・反差別は、すべて一つの根っこです。いのち、ここから始まるのです。&lt;br /&gt;
  世界から、原発と核が消える私たちのゴールに向かって歩きましょう。暴力に対比ームたちは非暴力を貫きます。けれども諦めません、慣れません、忘れません。歩き続けます。この一つのウォークを、けが人ゼロ、熱中症ゼロ、もちろん逮捕者ゼロで、歩きぬきましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;落合恵子(作家)/未来のいのちと、想像力を『世界2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人間総論</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-12T18:07:33+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-dc30.html">
<title>狂気によってなされた事業</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-dc30.html</link>
<description>二つの文章を引いてお話しします。第一は、私の師匠渡辺一夫(仏文学者)の文書です。</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;二つの文章を引いてお話しします。第一は、私の師匠渡辺一夫(仏文学者)の文書です。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;《「狂気」なしでは偉大な事業はなしとげられない、と申す人々も居られます。それはうそであります。「狂気」によってなされた事業は、必ず荒廃と犠牲を伴います。真に偉大な事業は「狂気」に捕えられやすい人間であることを人一倍自覚した人間的な人間によって、誠実に地道になされるものです。》&lt;br /&gt;
 この文章はいま、次のように読み直されるでしょう。&lt;br /&gt;
《「原発」の電気エネルギーなしでは偉大な事業はなしとげられない、と申す人々も居られます。それはうそであります。原子力によるエネルギーは、必ず荒廃と犠牲を伴います。》&lt;br /&gt;
 私が引用します第二のものは、新聞に載っていた談話です。原子力計画をやめていたイタリアが、それを再開するかどうかの国民投票を行ない、反対が九割を占めた。それについて日本の自民党の幹事長が、こう語ったそうです。&lt;br /&gt;
《あれだけ大きな事故があったので、集団ヒステリー状態になるのは、心情として分かる。》&lt;br /&gt;
 もともとイタリアで原子力計画がいったん停止されていたのは、二五年前のチェルノブイリの事故がきっかけです。それから長く考えられた上で、再開するかどうかを、国民投票で決める、ということになった段階で、フクシマが起こったのです。幹事長の談話の続きはこうでした。&lt;br /&gt;
《「反原発」というのは簡単だが、生活をどうするのかということに立ち返ったとき、国民投票で九割が「原発」反対だから、やめましょう、という簡単な問題ではない。》&lt;br /&gt;
「原発」の事故が、簡単な問題であるはずはありません。フクシマの放射性物質で汚染された、広大な面積の土地をどう剥ぎ取り、どこへ始末するか。すでに内部被曝している大きな数の子どもたちの、健康をどう管理するのか。&lt;br /&gt;
 いま、単純なほどはっきりしていることは、イタリアではもう決して、人間の「いのち」が「原発」によつて脅かされることはなく、私らは、これからもさらに深刻にそれを恐れねばならなぬ、ということです。&lt;br /&gt;
 私たちは、それに低抗する意思を持っている。私らはその危機にあることを、さきの発言者のように想像力も知識もない政治家たちに、経団連の実力者たちに、はっきり知らしめねばなりません。&lt;br /&gt;
 そのために、私たちに何ができるのか。私たちには、このような民主主義の集会、市民のデモンストレーションしかないのです。&lt;br /&gt;
 しっかりやりましょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;大江健三郎/抵抗の意思を示す時『世界2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人間総論</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-11T10:58:31+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-019a.html">
<title>朽ちていく場所</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-019a.html</link>
<description>キャンピングカーを前にして、間宮はもうかなり以前の小さな風景を思い出していた。例...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;キャンピングカーを前にして、間宮はもうかなり以前の小さな風景を思い出していた。例の地下鉄サリン事件から、数年後だったような記憶がある。その頃、間宮と千佐子はすでに、自分たちはー生子供を持たないことを暗黙の内に決めていた。&lt;br /&gt;
 &lt;/p&gt;&lt;p&gt;  夜、間宮は千佐子と二人で、テレビを見ていた。確かアメリカかカナダのドキュメンタリー番組で、老夫婦が二人でキャンピングカーで旅をするシーンが映っていた。気に入つた場所があればそこに留まり、また季節が過ぎれば次の場所へと移動していく。そうやって夫婦は歳老いて、やがて何処とも知れぬ土地で朽ちていく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;紫田哲孝『中国毒』光文社2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>身障者/高齢者</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-10T11:21:27+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-93ef.html">
<title>アカの他人？</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-93ef.html</link>
<description>元日の朝、うちのお寺では早朝まだ暗いうちから本堂に「閼伽水」を供える。冷たい金属...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt; 元日の朝、うちのお寺では早朝まだ暗いうちから本堂に「閼伽水」を供える。冷たい金属製の浄瓶を両手に捧げ持ち、ご本尊、歴代住職、そして開基さまの茶腕に注ぐのだが、それはもしかして「若水」ではないかと言う人がいる。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「閼伽水」と「若水」。たしかに音はそっくりだし、なるほど辞書にも、元且朝初めて汲み上げる水は「若水」だと書いてある。それは邪気を祓うと信じられ、おもに神棚に供えたあと、茶をたてたり食事を作ったりするようだ。&lt;br /&gt;
 しかし私が父に申し送られたのは、たしかに「ワカミズ」ではなく「アカミズ」だったと思う。すぐには意味が解らず聞き返した私に、国語の教師をしていた父は「アカも水だから、重複表現だな」と言ったのである。&lt;br /&gt;
 アカはサンスクリットのアルギャ(arghya）の音写で、閼伽のほかに、阿伽、遏伽などと表記される。客に呈する水、転じて仏などに供養する水を指すようになった。扮わしい言葉にアルガ(argha)があるが、これは表敬のための贈り物で水とは限らない。&lt;br /&gt;
 語源はともかく、本来は「アカ」だけで水を意味したのに、すでに『平家物語』にも「閼伽の水」という表現が見える。誤解されないように、念のために付け加えたのかもしれないが、案外その配慮から「若水」という言葉が生まれたのではないか。&lt;br /&gt;
 これは想像だが、初めは「アカミズ」を「ワカミズ」と聞き違えたものの、「若水」という表記が浮かぶと、音も意味合いも悪くない。いやむしろ、「アカミズ」などという重複表現よりも知的な印象さえあるではないか・・・・。いや、分からない。分からないけれど、ふとそんな気がしたのである。&lt;br /&gt;
 ところでこの「アカ(閼伽)」が、「アカの他人」の語源だという説もある。その場合は「水のように冷たい」あるいは「水のように流れ去る」他人の関係というわけだが、これは俗説として否定されることが多いようだ。&lt;br /&gt;
 それにしても、「真っ赤なウソ」と言いながら「赤心を示す」と言ってみたり、「アカ」というのは誠にややこしい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;玄侑宗久/さすらいの佛教悟 第七十回閼伽『中央公論2011・3』&lt;/em&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>文字</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-09T11:06:07+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-e8ef.html">
<title>帯になりたい</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-e8ef.html</link>
<description>帯津　そういうところに行けるのは本当に羨ましいですね。陶淵明は、ときめきが大事だ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;帯津&lt;/strong&gt;　そういうところに行けるのは本当に羨ましいですね。陶淵明は、ときめきが大事だって言っているんです。私も自然治癒力や免疫力を高めるのは、ときめきなんだと思っています。細川さんもお知り合いの、詩人の加島祥造さんにこの話をしたら、「ときめきは、なんてったって女だよ」って言うわけです。あの先生、もう80をとっくにすぎてますから、びっくりした。&lt;br /&gt;
　私も異性に対するときめきは死ぬまで持ち続けたほうがいいと思うけれど、相手がいることだから難しい。不倫みたいなことになってもまずいですから。それで基本は意中の人だと思ったんですよ。秘かに思うという。それで「意中の人」を広辞苑で引いたら陶淵明の詩だったという。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;細川&lt;/strong&gt;　そうなんですか。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;帯津&lt;/strong&gt;　でも、陶淵明の言う意中の人はライバルのような人で女性じゃない。それじゃつまらないので、女性について書いたものを探したら「閑情賦」っていう作品があった。これがすごい。びっくりした。艶かしくて。「帯になってあなたのたおやかな腰に巻きつきたい」っていうんです。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;細川&lt;/strong&gt;　良寛さんとか一休さんも、70歳を過ぎてから、女性がいましたね。寮監さんは貞心尼、一休さんは森侍者。一休さんの書いたものなんて、帯になってどころじゃない。それはもう本当にエロい詩です。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;帯津良一×細川護煕/養生達人　明日がないつもりで思い切りよく生きる『週刊朝日2011・11・4』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>心/心理</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-08T20:30:46+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-a77f.html">
<title>ぬぐ絵画</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-a77f.html</link>
<description>昭和31年（1956）4月２６日、福岡県久留米市の石橋美術館で、開館を記念する展...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;昭和31年（1956）4月２６日、福岡県久留米市の石橋美術館で、開館を記念する展覧会が始まった。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　そこで事件が起こった。&lt;br /&gt;
　展示作品の目玉のひとつ、百武兼行の『臥裸婦』が落書きで汚されたのだ。&lt;br /&gt;
「落書き現場は目撃されていませんが、館員があとで気づきました。ソファーに仰向けに寝そべる裸婦の女性器の部分に鉛筆で加筆されていたそうです」&lt;br /&gt;
　とは、絵を所蔵する石橋美術館の学芸員。&lt;br /&gt;
　この臥裸婦をはじめ、日本人による裸絵約100点を集めた、眩いばかりの「ぬぐ絵画」展が東京国立近代美術館で開催中だ（～1月15日）。&lt;br /&gt;
　百武作品が赴任先のローマで1881年頃に描いています。モデルはイタリア人女性ですが、同じアトリエで画家の松岡寿が別のアングルから鉛筆でデッサンしています」」（同）&lt;br /&gt;
　臥裸婦は、佐賀県の個人が所蔵していたが、1950年代にブリジストン創業の石橋正二郎が購入した。&lt;br /&gt;
　百武は佐賀出身。1874年渡欧し、その翌年33歳で英国画家から初めて油絵を学ぶ。80年、外務書記官としてローマに赴き、王立ローマ美術学校名誉教授のチェザーレ・マッカリに師事。&lt;br /&gt;
「百武は、かなり訓練を積んでいて、描写力はレベルが高く、イタリア人画家が描いたといってもわかりません」（日本近代美術史が専門の植野建造福岡大学教授）&lt;br /&gt;
「ぬぐ絵画」に並ぶ、黒田清輝の『智』『感』『情』（1898）の3作は、芸術性を強調し猥褻さを消すため絵を7・5頭身に伸ばした。また萬鉄五郎の『裸体美人』（1912）は、赤い腰巻に濃い腋毛が目立つ。&lt;br /&gt;
「下の毛を象徴しています」（展覧会担当者）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;1881年「日本の油絵ヌード」第1号秘話『週刊新潮2011・11・24』&lt;/em&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>美術</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-07T10:14:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-1255.html">
<title>いつもスマナイ</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-1255.html</link>
<description></description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://www.asthnonclub.com/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2012/01/08/photo.jpg&quot; class=&quot;mb&quot;&gt;&lt;img alt=&quot;Photo&quot; title=&quot;Photo&quot; src=&quot;http://www.asthnonclub.com/buntai/images/2012/01/08/photo.jpg&quot; width=&quot;299&quot; height=&quot;224&quot; border=&quot;0&quot;  /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>ジョーク/ユーモア</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2012-01-06T10:56:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-dc73.html">
<title>空気の研究</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-dc73.html</link>
<description>―メディアが発達してTwitterのようにスピード感のあるツールがいろいろ出てき...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;―メディアが発達してTwitterのようにスピード感のあるツールがいろいろ出てきている。世の中の空気を支配している人たちは、こうした電子メディアのツールをうまく利用している人たちとも言えます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;澤&lt;/strong&gt;　政府のように閉じられた空間でしか得られなかったような情報は、昔に比べて確かに減少している。全ての人がほぼ同じ量の情報を得られるようになり、誰かが話していたことが瞬時にして世界の端にも届くようになった。メディアの発達で、社会全体を巻き込む空気がつくりやすくなっているように感じます。&lt;br /&gt;
　かつての山本七平さんの『「空気」の研究』は、社会全体を巻き込む空気が形成され、意思決定する人たちが空気に縛られていく過程を研究したものです。日本が戦争に向かって突き進んだ時はどうだったのかを分析するため、当時の状況をいろいろな人に聞くのですが「そういった空気だったから」「反対できないムードがあった」という言葉しか出てこない。そうした中で国家の意思決定がなされていったから、結果的に責任の所在が不明確になった。そこに、我が国の意思決定システムの弱点があるということを論じられていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;澤昭裕（経団連21世紀政策研究所研究主幹）×横田由美子（ルポライター）/原発不信増幅の構造『中央公論2011・10』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>文化</dc:subject>

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<dc:date>2012-01-05T16:50:13+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2012/01/post-68b4.html">
<title>グーパーしよう</title>
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<description>「続かない、やめられないというのは実は意思や性格の問題ではありません。脳の性質を...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「続かない、やめられないというのは実は意思や性格の問題ではありません。脳の性質を利用してコントロールすれば三日坊主は克服できます」&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　脳の中には活動しやすい神経回路が形成され、奥村医師はその道を「習慣回路」と名付ける。脳の中の幹線道路のようなものだ。&lt;br /&gt;
「脳には１０００億個もの神経細胞があり、神経細胞同士をシナプスがつないで神経回路をつくっています。何か新しい習慣を繰り返すと、脳の中に自動的に新しい習慣の神経回路『習慣回路』が出来るのです。三日坊主にならないためにはその道を作るのです」&lt;br /&gt;
　一度習慣回路ができれば脳に刻み込まれ、その習慣をやらずにいられなくなるという。習慣回路を作るためにはいくつかテクニックがある。「やる気」がないから行動できない、と思いがちだが違う。&lt;br /&gt;
「最近の研究で分かってきたのは、行動が先でやる気は後からついてくるということです。『やりたくないな』と気乗りがしない仕事でも、まずは机の前に座ってみる。アクション（行動）を起こすと脳にスイッチが入ります」（奥村医師）&lt;br /&gt;
　その際&quot;儀式&quot;を作ればなお良い。イチロー選手が打席に入る時にバットを垂直に立て左手を右肩に当てる動作をして集中力を高めるように、「コーヒーを入れる」「ストレッチをする」など自分なりの儀式を設定するのだ。&lt;br /&gt;
「中でも手作業を勧めます。手をグーパーに結んで開くだけで前頭葉の運動野にかかわる脳の血液量が50％増えるというデータもあります」（同）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;快食療法で疲弊脳からストレスがみるみる消える『週刊サンデー2012.1.15』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>脳</dc:subject>

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<dc:date>2012-01-04T21:36:48+09:00</dc:date>
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<title>天文革命前夜</title>
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<description>ーあとがきによれば、先生が機構長を務めるIPMUは「革命前夜」の雰囲気とか。どん...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ーあとがきによれば、先生が機構長を務めるIPMUは「革命前夜」の雰囲気とか。どんな革命が起こりそうですか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;村山&lt;/strong&gt; もちろん確たる見通しはわかりませんが、今後数年から10年以内に「暗黒物質」について大きな発見があるのではないかと考えています。暗黒物質は宇宙全体の23%を占めますから、これまでの5倍以上の物質を研究できることになります。これが第一の革命です。次に問題になるのが73%を占める「暗黒エネルギー」ですが、まだこれからきちんと観測しようという段階ですから、解明するにはもう少し時間がー20~30年ほどはかかるでしょう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;ー20~30年とは息の長い話ですね。&lt;br /&gt;
&lt;strong&gt;村山&lt;/strong&gt; けれそも、古代ギリシア以来の科学の長い歴史を考えれば一瞬です。ここ数年で、私たちが考えてきた宇宙像は劇的に変わりました。残された謎が今後30年で解決できるならば、むしろ驚異的な早さと言えると思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;新書大賞2011大賞受賞インタビュー『宇宙は何でできているのか』村山斉『中央公論2011・3』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>科学</dc:subject>

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<dc:date>2012-01-03T19:33:12+09:00</dc:date>
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<title>物理教師の大声</title>
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<description>四方田　よく覚えているのは、1970年2月に、主人公・矢吹丈のライバル力石徹が試...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;四方田&lt;/strong&gt;　よく覚えているのは、1970年2月に、主人公・矢吹丈のライバル力石徹が試合直後に休止したときのことです。授業の休み時間に、それを聞きつけた若い物理の教師が教室に駆け込んできて「なに、力石が死んだって！？」と大声で言って、生徒から雑誌を取り上げて、貪り読んでいました。（笑）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;ちばてつや（漫画家）×四方田犬彦（明治学院大学教授）/『あしたのジョー』とあの時代『中央公論2011・3』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>声</dc:subject>

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<dc:date>2012-01-02T10:34:49+09:00</dc:date>
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<title>単純でない日本古代史</title>
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<description>永江　私は、石川日出志『農耕社会の成立』をベスト5にいれました。従来中学・高校で...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;永江&lt;/strong&gt;　私は、石川日出志『農耕社会の成立』をベスト5にいれました。従来中学・高校で教わる歴史では、縄文時代と弥生時代が完全に分断されて語られて語られてきました。弥生時代になって渡来人がやってきて稲作が始まった、というように。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　ところが、とくに1990年代以降の遺跡発掘などの成果は、日本の古代史がそう単純なものではないことを裏づけたわけです。弥生という時代区分を見なおしたほうがいいという話にまでなっている。専門家の間では常識になり始めているそういう治験を噛みくだいて語ったところに意義があります。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;宮崎哲弥（評論家）×永江朗（フリーライター）/新書「冬の時代」それでも読むべき本はこれだ！『中央公論2011・3&lt;/em&gt;』&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>教育</dc:subject>

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<dc:date>2012-01-01T10:30:00+09:00</dc:date>
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<title>言語と音楽はどちらが先か</title>
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<description>吉成　盲目の音楽家サヴァン、デレクの先生が「音楽は言語よりも先に脳に入り、言語よ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;吉成&lt;/strong&gt;　盲目の音楽家サヴァン、デレクの先生が「音楽は言語よりも先に脳に入り、言語よりも長く脳に残る」と言っているのですが、この洞察に同意されますか。言語と音楽とではどちらが先に人間に備わったとお考えですか。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;サックス&lt;/strong&gt;　生後数ヶ月の幼児にしてすでに、音楽に伴うさまざまなメロディーや音程、感情などに反応することがわかっています。ある音楽が鳴ると微笑み、別の音楽では泣き出すというふうに。また先ほど、言語能力を失った認知症の患者たちでも音楽に対しては強く反応し続けると言いました。音楽はこのように早い段階で発達して、ずっとその力を維持し続けるわけです。&lt;br /&gt;
　また一方で音楽の才能は遅くなってからでも発達するのです。ある心理学者は子供の頃、君は歌が歌えない、まったくリズム感がないし、音楽の才能がないと言われて、ずっと音楽を避けていたのですが、四十代になって、一年だけ歌のレッスンを受け、始める前と一年後にfMRIで脳を調べて、どれくらいの違いがあるか実験してみるとことを思いつきました。はじめこそ困難がつきまとったものの、本人も周りも驚いたことに、次第に歌のレッスンを楽しむようになり、たった一年間なのにはじめとおわりとでは、fMRI上あきらかな脳の違いが認められました。このようなことが言語で可能かどうかは、外国語の習得上はどうかわかりませんが、母国語ではそれほどの変化は一生起こらないでしょう。&lt;br /&gt;
　進化上の問題としては、（言語が先か音楽が先か）過去二〇〇年の間いろいろ議論されてきました。複雑な問題です。ダーウィンは音楽が先であったと、すなわち我々の祖先の男が、女を惹きつけるための手段としてさまざまな音を発するようになり、一部知覚による選択が働いた結果（女がよりよい音を選択したため）、声や歌が生まれ、言語はその後に発達してきたと考えていました。ハーバート・スペンサーはその逆であると提唱しています。私自身は両方とも非常に複雑に絡み合っていて解きほぐすのは至難のわざであり、両方とも一緒に発達してきたのだと考えています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;オリヴァー･サックス（作家・神経学者）×吉成真由美（聞き手・構成・訳）/『レナードの朝』で解く脳の可能性と柔軟性『中央公論2011･3』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>言葉</dc:subject>
<dc:subject>音楽</dc:subject>

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<dc:date>2011-12-31T11:03:36+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-7f21.html">
<title>小学校五年生</title>
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<description>川口　評価する人は「何が欠けているか」を見ようとしますからね。すると、評価される...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;川口&lt;/strong&gt;　評価する人は「何が欠けているか」を見ようとしますからね。すると、評価される側も八方美人的になって、特徴がどんどん失われていく。&lt;br /&gt;
　せんべいの「みみ」ってあるでしょう。あれを「余分だからとれ」といようなものです。でも、型の中だけで作ろうとすると、せんべいはどんどん小さくなっていってしまう。だから「みみ」は切ってはいけないんです。&lt;br /&gt;
　はみ出したものにこそ意味があるのに、そう思われなくてなっている。それは一つには教育のせいだと思います。特徴のある部分を伸ばすのではなく、足りないところを補うことばかりに熱心になっている。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;的川&lt;/strong&gt;　「あなたが人生で一番変わった時期はいつか」と大勢の人に聞いた人がいて、答えの平均は小学五年生なのだそうです。「変わった時期」とはどういうことかというと、「世の中のために生きたい」「人を押しのけてでも出世したい」「大金持ちになりたい」といった、その後の人生の基調になるような考え方が出てくるころのことで、あとはその考えが強化されていくばかりだという。つまり、私ぐらいの歳で意地悪な人は、小学五年生のときに、すでに意地悪なんですよ（笑）。&lt;br /&gt;
　今の親たちは、小学生というのは中学生になるための準備の段階だと思っている。だから子どもたち自身もそう思いこむ。そして、非常に狭い範囲で、自分の能力を伸ばそうとする。「人生で一番大事な時期を過ごしている」という意識はない。だから、小学生のころから大きな志を持つ子を育てるようにしないといけない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;的川泰宣（JAXA名誉教授・技術参与）×川口淳一郎（JAXA宇宙科学研究所　宇宙航行システム研究系研究主幹・教授）/「はやぶさ」の快挙を次代につなげるために『中央公論2011・3』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>子供</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-30T19:25:16+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-6977.html">
<title>たんぱく質は貯蔵できない</title>
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<description>福岡　何を食べるかについていえば、ことに大事なのは、たんぱく質だと思います。とい...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;福岡&lt;/strong&gt;　何を食べるかについていえば、ことに大事なのは、たんぱく質だと思います。というのは、人間は炭水化物を脂肪として体に蓄えることができますが、たんぱく質は蓄えられないからです。つまり、たんぱく質はカロリーに換算して、貯蔵できる燃料のように考えてはいけないものなんです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;福岡&lt;/strong&gt;　人類が炭水化物を脂肪として蓄えられるのは、何百万年もずっと飢餓状態で過ごしてきたからですね。マンモスみたいな大型の動物を仕留めることなんて、一年に一回あるかないかですから、そういうものを捕まえたら、みんな大変なお祭りさわぎになって、ひたすら食べて食べて食べまくる。そして、摂取した炭水化物を体脂肪や皮下脂肪として蓄える。&lt;br /&gt;
　でも、先ほども述べたようにたんぱく質は貯蔵できない。一瞬の休みもない回転＝「動的平衡」のなかにあるからです。ですから、良質のたんぱく質を、むやみにたくさん食べる必要はないんですが、だいたい一日に成人だと乾燥重量で六十グラムは摂らないと、動的平衡のバランスを保つことができません。&lt;br /&gt;
　ここまでは人体の内と外を循環するたんぱく質の話ですが、地球レベルの循環においても、たんぱく質は非常に重要になってくると思います。&lt;br /&gt;
　より詳しくいえば、今後の食べものの問題を考えるためには、脂肪や炭水化物を主に構成する炭素「Ｃ」ではなく、「Ｎ」の地球規模での循環に注視すべきだと私は考えているんです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;辰巳芳子×福岡伸一/食べものは燃料ではない『文藝春秋2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生活</dc:subject>

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<dc:date>2011-12-29T17:55:40+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-fb88.html">
<title>それに近いことは言うたわなぁ・・・・・・</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-fb88.html</link>
<description>朝、この発言を目にした巨人ナインが激怒したのは言うまでもない。加藤はなぜ、あえて...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;朝、この発言を目にした巨人ナインが激怒したのは言うまでもない。加藤はなぜ、あえて巨人を怒らせるような発言をしたのか。それとも発言自体が&quot;創作&quot;なのか。&lt;br /&gt;
ここは本人に確かめるしかない。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;「正直に言います。（囲み取材の際）近鉄担当のある記者が&quot;ところで哲ちゃん、実際のところ、どうなん？と聞いてきたんです。僕は答えました。&quot;桑田、斎藤、槇原（寛己）、水野（雄仁））・・・・・・。あれだけ、ええピッチャーがおったら、そりゃ優勝るで&quot;と。&quot;じゃあ、打線は？&quot;と水を向けるもんやから、&quot;ピッチャーはスゴイけど、打線はアカンなぁ&quot;と言うたんです。&lt;br /&gt;
　だって、そうやないですか。あの年、巨人で一番打っていたのが（ウォーレン・）クロマティ。三割八分近く（三割七分八厘）打っていた。そこでビデオを観たら、まぁ、アウトコースの低めにチェンジアップさえ投げておけば、センター前かライト前ヒットですむなと。&quot;それやったらとりあえず打たせとこ&quot;と。次のバッターにヒットが出ても&quot;一、二塁ですむやろ&quot;と。これは三番の篠塚（利夫）さんも一緒なんです。ヒットはあっても大きいのはない。（ランナーになっても足が遅いので）置き物と一緒ですわ。　&lt;br /&gt;
　じゃあ、他のバッターはどうか。原さんは調子が悪いし、駒田さんは当たるも八卦みたいなバッター。岡崎さんいうてもシーズン中に三割打っているわけではない。そりゃ、石毛（宏典）さん、辻（発彦）さん、秋山（幸二）さん、清原（和博）、（オレステス・）デストラーデと並ぶ西武のほうがはるかに怖かったですよ。&lt;br /&gt;
　そんな話をしているうちに、&quot;（巨人は）ロッテより弱いんちゃうの？&quot;という質問が出た。僕は&quot;そりゃ、ロッテに失礼や&quot;と言うたんです。だって同じリーグでフルシーズン戦ってきた相手に対し、口が裂けてもそんなことは言えへん。あの頃のロッテは四年連続Ｂクラスではあったけど、（マイク・）ディアズという四番がおり、五番の高沢（秀昭）さんも元気やった。トップバッターは今の監督の西村（徳文）さんで、三割近く打って、盗塁も四十～五十個決めていましたからね。また二番にはしぶとい水上（善雄）さんもおって、息が抜けなかった。&lt;br /&gt;
　それで&quot;どっちが怖いかと言うたら、ロッテのほうやな&quot;と答えた。それが&quot;巨人はロッテより弱い&quot;になってしまったんです。だから新聞に出ているようなことは絶対に言っていません。ただ、&quot;まぁ、それに近いことは言うたわなぁ・・・・・・&quot;とは思っています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;二宮清純（スポーツジャーナリスト）/三連敗四連勝「巨人はロッテより弱い」発言の真相『文藝春秋2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>スポーツ</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-28T17:11:39+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-d228.html">
<title>養生を語る</title>
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<description>健康のため禁煙するのはいいことです。週に一日は休肝日を作るのもいいでしょう。野菜...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;健康のため禁煙するのはいいことです。週に一日は休肝日を作るのもいいでしょう。野菜中心の食事も大事です。体にいいサプリメントもたくさんあります。しかし、私が思うに、これらは消極的な養生です。養生を語るには、もっと生命の本質に迫る必要があります。生命を正しく養うことこそ、養生だからです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　そこで、私は積極的な養生をすすめています。積極的な養生というのは、生命を躍動させることです。私は、いつも仕事が終わると病院の食堂でビールを飲みます。この瞬間、今日も一日がんばったと、生命が躍動します。ですから、一日たりとも、お酒を飲まない日はありません。私にとって、お酒は養生なのです。ですから、休肝日は私には必要ありません。酒が体にいいとか悪いとか、タバコは健康に害があるとか、そういう議論よりも、自分の生命が躍動するかどうか、そこに焦点を絞れば、もっと本来の養生に近づけるのではないでしょうか。&lt;br /&gt;
　私は、江戸時代にこそ、本物の養生が語られていたのではないかと思っています。戦乱のない太平の世の中で、人はのびのびと生きていました。自分の内面を見つめ、人の生き方にも敬意を表する余裕があったでしょう。明治時代以降、西洋医学が主流になってきて、いかに病気を治すかが医療のテーマとなり、養生は軽視されるようになります。そういう意味で江戸時代こそ養生の頂点だったのかもしれないと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;帯津良一（帯津三敬病院名誉院長）/自著を語る　上手に死んでいくコツ『文藝春秋2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>生死</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-27T13:47:07+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-a1d0.html">
<title>同時進行</title>
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<description>ところでグローバル化の進展の中で、最も話題になるのは語学である。社内の公用語を英...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;ところでグローバル化の進展の中で、最も話題になるのは語学である。社内の公用語を英語にするとか、「課長にはＴＯＥＩＣのスコアで最低650点以上を求める」といったことが伝えられている。語学に自信のない人間はますます身を縮めなければならない世の中になったようである。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　しかしここ十五年ほど、海外に進出した主に中小企業の工場を訪ねて歩いている筆者にとって、英語力の強調は、実際の海外進出の中心的な問題点から大きくそれている、といった印象が深い。&lt;br /&gt;
　海外勤務に必要なことは、&lt;br /&gt;
　まず①「知らない場所に飛びこんでいく勇気」であり、&lt;br /&gt;
　次に②「相手に伝えるべき経験知をもっていること」。&lt;br /&gt;
　そして③「環境の異なった土地で暮らすタフな神経」&lt;br /&gt;
　④「現地の言葉を覚える意思」がその次にくる。&lt;br /&gt;
　これは重要度の順番であって、この全部が同時に進行するのが海外勤務の実際である。特に中国やＡＳＥＡＮの場合、英語は知らないより知っている方がよいのはあたりまえとしても、もっとも必要なのは①②③である。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;中沢孝夫（福井県立大学特任教授）/中小企業の海外進出おおいに結構『文藝春秋2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>教育</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-26T10:51:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-3a8a.html">
<title>取り持つ</title>
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<description>『取り持ち女』という奇妙な名前で呼ばれているこの絵はフェルメール作品の中でもかな...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;『取り持ち女』という奇妙な名前で呼ばれているこの絵はフェルメール作品の中でもかなり大きい。取り持ち女とは、この絵のいちばん奥手に顔だけが描かれている地味な印象の、しかし抜け目のない表情の人物である。黄色い服を着て白いヴェールを被った娼婦と、赤い服の客のあいだを取り持つ女。客の手はすでに娼婦の胸にのびている。しかし、取り持ち女はおこたりなく、客が娼婦の手のひらの上に金貨を落とす、まさにその瞬間を見届けようとだけしている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;福岡伸一『フェルメール 光の王国』木楽舎2011年&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>乳房</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-25T16:39:11+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-67b9.html">
<title>遺産管理人</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-67b9.html</link>
<description>書籍や古文書、手紙類など、文献上の直接的な証拠は何も見出されていないものの、画家...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;書籍や古文書、手紙類など、文献上の直接的な証拠は何も見出されていないものの、画家ヨハネス・フェルメールと、光学顕微鏡の先駆者、アントニ・ファン・レーウェンフックとのあいだには生前、何らかの実質的な交友関係があったのではないかという憶測に、私は大いに興味をそそられる。&lt;/p&gt;&lt;p&gt; ふたりは同じ年、同じ月、同じ場所、つまり1632年10月、オランダの小さな街デルフトに生まれ、4日違いで同じ教会で洗礼を受けた。またフェルメールの死後には、レーウェンフックが彼の遺産管理人を務めた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;福岡伸一『フェルメール 光の王国』木楽舎2011年&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>人生</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-24T22:53:22+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-d847.html">
<title>画商の眼</title>
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<description>「フリックはどうして早くにフェルメールの価値に気づいたのでしょうか？」</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;「フリックはどうして早くにフェルメールの価値に気づいたのでしょうか？」&lt;/p&gt;&lt;p&gt; その問いにイアコノさんはこう言った。&lt;br /&gt;
「ここにあるフェルメールはすべて同じ画商を通じて購入されたものです。ノードラー社です。ノードラー社のギャラリーは実はすぐそこにあるんですよ」&lt;br /&gt;
 彼女はきれいな指で建物の東のほうを示してみせた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;福岡伸一『光の王国』木楽舎2011年&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>指</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-23T13:05:00+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-0697.html">
<title>目と血圧</title>
<link>http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-0697.html</link>
<description>慎太郎　医学の「常識」でひどい目にあったのは、数年前に高血圧で降圧剤を処方された...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;慎太郎&lt;/strong&gt;　医学の「常識」でひどい目にあったのは、数年前に高血圧で降圧剤を処方されたときのことだな。眼精疲労がひどくなって、眼科の名医に診てもらったら、「目の奥の神経はただでさえ血が通りにくいのに、血圧を下げすぎて血行を阻害している」と診断された。言われた通りに降圧剤の服用を中止したら、あっという間に症状が消えてしまったね。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;結實&lt;/strong&gt;　化学物質である降圧剤は、そもそも人体にとって異物ですからね。私は降圧剤の投与には慎重になさるべきだという立場です。頭痛、目まい、吐き気などの症状がある場合は別ですが、上が百七十、下が百十までの「高血圧」の方は、無理に降圧剤を服用しない方がいいという結論が、一九八〇年から十四年間、一万人を追跡調査した旧厚生省の研究結果から出されています。私は、そこまで言い切る自信はなく、せめて上が百五十、下が百くらいまではと考えていますが。私はコーカサス地方の長寿村を五回ほど調査で訪れていますが、不思議なことに百歳以上の長寿者のほとんどが百八十～二百の高血圧で、アルメニア産の岩塩をたくさん食べていました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;石原慎太郎（作家・東京都知事）×石原結實（イシハラクリニック院長）/断食療法で免疫力を上げる！『文藝春秋2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>目</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-22T16:29:32+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-bb3c.html">
<title>尻肉</title>
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<description>結實　人間にはさまざまな臓器がありますが、最大の臓器である肝臓が一キロ程度。体重...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;strong&gt;結實&lt;/strong&gt;　人間にはさまざまな臓器がありますが、最大の臓器である肝臓が一キロ程度。体重の五十分の一ぐらいです。ところが、人間にはもっと大きな器官があって、それが筋肉なのです。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;&lt;strong&gt;結實&lt;/strong&gt;　男性の場合は体重の約四五％、女性は約三六％を占めています。そのうち、腰から下に約七〇％の筋肉が集中しています。老化が始まると、尻の肉が削げ落ちて、大腿部が細くなります。すると、腰痛、頻尿、インポテンツ、下肢の冷え、膝の痛みなどの症状が表れます。漢方では「腎虚」と呼ばれる症状で、下半身の衰えが生命力の低下に直結しています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;石原慎太郎（作家・東京都知事）×石原結實（イシハラクリニック院長）/断食療法で免疫力を上げる！『文藝春秋2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>筋肉/骨格</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-21T10:35:00+09:00</dc:date>
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<title>オヤジの文句</title>
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<description>例えばオヤジは母が麻雀や株をやることをすごく嫌がってました。それで母も普段は、オ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;例えばオヤジは母が麻雀や株をやることをすごく嫌がってました。それで母も普段は、オヤジの前ではそんな素振りは見せないんですが、何かの拍子にそれが発覚して、オヤジが文句を言うと、それこそ母は「そんなこと言うなら、私が株をやらずにすむように、ちゃんと面倒みなさい」と、すごい剣幕で、言い返すわけです。こう出られると、オヤジもぐっと詰まっちゃう。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　そんなときは、私が学校から帰ると、母から『（角栄氏の）事務所に来なさい」と言付けがあるんです。それで事務所に行くと、オヤジが「もう昭が言う事を聞かなくて困るんだ。敦子はお父さんの味方だよな。お母さんに何とか言ってくれよ」なんて言うんです。それを聞いて母は、傍らで勝ち誇ったように、ニコニコしてました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;田中角栄の恋文『文藝春秋2011・1１』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>家族</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-20T13:22:07+09:00</dc:date>
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<title>なぜ危険に鈍感？</title>
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<description>日本で医療被曝の危険性に対してあまりにも無関心であることを、ヨーロッパの学者など...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;日本で医療被曝の危険性に対してあまりにも無関心であることを、ヨーロッパの学者などが疑問に感じています。そこには「広島や長崎で放射能の脅威を経験した日本がなぜ、放射能に対してそれほど無防備なのか」という意識もあります。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　私自身も同じような疑問をもっていました。しかし、最近感じるのは、放射能の脅威を経験した広島・長崎だからこそ戦後、アメリカが放射能の安全教育を徹底させようとしたのではない、ということです。自らが核を持ち、使用することを正当化するためには、広島・長崎やチェルノブイリ、あるいは福島でも、放射能による被害をできるだけ小さく評価しなければならない。そう考えれば、現在、「放射能安全神話」の中心を担っているのが長崎大学出身の山下氏などであることも、理屈が通るわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;山田真（八王子中央診療所所長）/「放射能安全神話」からの脱却を―闘う小児科医、福島へ『世界2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>敗戦・地震・原発</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-19T17:14:28+09:00</dc:date>
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<item rdf:about="http://www.asthnonclub.com/buntai/2011/12/post-6e7b.html">
<title>締め付けの強い組織</title>
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<description>一般の人にはわかりにくいと思いますが、医師会は医者にとってはとても大きな存在です...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;一般の人にはわかりにくいと思いますが、医師会は医者にとってはとても大きな存在です。例えば、健康診断や予防接種など、本来は保健所などを利用して行政が行うべきサービスを、日本では医師会に委託しているのです。だから、医者が医師会に入っていないと、健康診断や予防接種などを実施できません。これだけでも、医者にとっては、かなりの減収になってしまう。一般の診療に来ている患者さんも、そこで予防接種などが受けられないとなると、別の病院へ移って行ってしまいます。&lt;/p&gt;&lt;p&gt;　これは一例にすぎませんが、医師会に逆らうと、なかなか医者としてやっていけないのです。だから、今回の福島でのように、医師会の方針がおかしいと思っても、逆らうことはとても難しい。私自身は七〇年代に、日本医師会が全国一斉ストライキをした時、その方針に反発して地域の医師会と大げんかをしたことがあります。それ以来、医師会は、私が医師会の方針とは別の行動をしてもお咎めなし、というか「うるさいのには手を出さない」というような関係になっています。どうも多くの医師にとっては、医師会とは「しめつけの強い組織」になっていますね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;山田真（八王子中央診療所所長）/「放射能安全神話」からの脱却を―闘う小児科医、福島へ『世界2011・11』&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>医療</dc:subject>

<dc:creator>mamafufu</dc:creator>
<dc:date>2011-12-18T10:07:00+09:00</dc:date>
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