カテゴリー「家族」の記事

2011.12.20

オヤジの文句

例えばオヤジは母が麻雀や株をやることをすごく嫌がってました。それで母も普段は、オヤジの前ではそんな素振りは見せないんですが、何かの拍子にそれが発覚して、オヤジが文句を言うと、それこそ母は「そんなこと言うなら、私が株をやらずにすむように、ちゃんと面倒みなさい」と、すごい剣幕で、言い返すわけです。こう出られると、オヤジもぐっと詰まっちゃう。

続きを読む "オヤジの文句"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.10.25

何かあったか?

安城清二が自宅に帰ったとき、女房の多津は洋裁の内職中だった。
膝の上に、軍服が広げられている。誰か復員軍人から頼まれて仕立て直ししているところなのだろう。

続きを読む "何かあったか?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.10.14

予期せぬポイント

空に笑む母        
                     松本典子

やはらかく空に笑む母ことのはの裏おもてからもはや解かれて
風わたる緑陰に会ふおしやべりな母が秘め来し女ともだち
家・くるま・光熱費ほかひとりゐの母うき彫りにあかす通帳
カレンダー代はりに数ふお見舞ひのカフェを買ふたび貯まる
ポイント
わが黙へカフェの香すつと差し出すバリスタは伏し目がちに
ほほ笑み
きみの眼の翳りみるのみ手のひらの鍵はかたちを成さぬままにて
ひまはりの日に向かふ夏くちづけで汚せぬ愛をこころに秘めて

『文藝春秋2011・8』

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011.04.04

冷蔵庫マザー

私の母は、当時の言葉を使えば「冷蔵庫マザー」だった。彼女はいつでも私を突き放すような冷たい接し方だった。母が自分からすすんで私を抱きしめてくれたことはなかったし、優しい言葉をかけてもらったこともなかった。

続きを読む "冷蔵庫マザー"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.11.28

ママは僕のもの

父親の死後、ウェスは母親が仕事以外で会う男性を例外なく嫌悪する。ダンスがかかっているセラピストによれば、そういった男性たちを、家族や父親の思い出に対する脅威と見なすからだ。

続きを読む "ママは僕のもの"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.09.24

戻って来ないんじゃ・・・?

熊本の水源地である八景水谷はちょっと苦い思い出の場所。

続きを読む "戻って来ないんじゃ・・・?"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.07.23

赤ちゃんの目からみた呼び名

クッション型のコミュニケーションというのは、いま、私たちの身辺にもたくさん見られます。家族間の呼び名もその一つで、鈴木孝夫氏は、家庭内の呼び名の基準は赤ちゃんにある、といっておられます。

続きを読む "赤ちゃんの目からみた呼び名"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.28

龍馬遺品

半藤 こんな話があります。龍馬が寺田屋で襲撃された際に護身用に使ったピストルや、近江屋で暗殺された時に刺客の刀を受け止めた太刀というのは、戦前まで残っていたんです。

続きを読む "龍馬遺品"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.04.17

クラス一有名なパパ

「どうして、かのこって名前にしたの?」
「かのこという名前がいい、って言われたからだよ」
「誰に?」
「鹿に」
「鹿? どうして鹿が出てくるの?」
「鹿の身体には、白い斑点があるだろう。毛が生え替わって夏のはじめに浮かぶあの斑点を、鹿の子模様って言うんだよ。とても、やわらかな感じがして、美しい模様なんだ」

続きを読む "クラス一有名なパパ"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.01.13

姉と弟

「サイの唾液でアイスクリームを作りたいんだ」
「それは素敵な考えね」
「そう思うかい!」

続きを読む "姉と弟"

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧