寿命をのばす薬
寿命延長効果を確認 酵母などで確認されていた寿命をのばす薬の効果が、哺乳類でも実証された。
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ここ数年、ニュースで世間を騒がせる病気に鳥インフルエンザというのがある。鳥が罹る風邪なのに、ヒトにもうつってくる可能性があるのだ。前に述べたように、病原体は「種の壁」を超えないのが原則なのだが、超えてくる連中がいるのである。
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免役と内分泌、神経は連携しあっている
外界からの異物を排除する「免疫」、血中のホルモンを通して生理機能を調節する「内分泌」、神経細胞を通じて筋肉や内蔵に指示を出す「神経」。いずれも体の異常を防ぎ、状態を一定に保とうとするしくみである。体内の環境を正常に保つために、おたがいに影響しあっている。
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再生医療の新しい整体組織工学的アプローチとして、「バイオプリンティング」の研究と装置開発が国内外で進められている。印刷技術を応用し、生きた細胞を三次元で配列して、臓器や器官を作製するというものだ。
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ハーバード大学医学部では学生をボストン美術館に連れていく授業があり、美術教師の指導で仏像やターナーの絵を鑑賞する。
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林 この発明で、もう明日にでも心臓でも脳でも悪いところはどんどん新しいものに取り換えられてしまうような気さえするんでうが、実際にはどういうことに使えるんですか?
山中 この細胞の使い方は、まずは創薬、薬の研究なんです。その実用化はかなり早いと思います。
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こういう病院で患者は、民間の医療施設のように、「お客さまは神様です」的な扱いを必ずしもしてもらえるわけではない。検査や治療の担当部分が同時に学生や研修医の訓練の一環として行われている。患者はしばしば、教育訓練の実習材料なのである。
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すでに明治の中期、この道の先駆者、大阪大学の片瀬淡博士が提唱されています。片瀬淡博士は、その著書『カルシウムの医学』の中で、カルシウムの摂取不足で起こる病気と、適量のカルシウムをとって、体液のPHを正常に保った場合とに分けて解説されています。
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山崎 医学はどこまで実証的かという問題ですね。じつは私、この一年半、体中が痒くなるという厄介な病気に悩まされているんですが、現在の先端医学をもってしても、痒みのメカニズムはまったく判っていないそうですね。
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がんとワクチンという結びつきにピンとこない人も多いかもしれないが、子宮頸がんはほぼ100%、ヒト・パピローマウイルス(HPV)の感染によって発生する。肝臓がんの9割以上はC型肝炎、B型肝炎ウイルスによるものだし、胃がんの大半はヘリコバクター・ピロリ菌が引き起こしている。これらのがんはウイルスや細菌による感染症なのだ。
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多細胞生物は、一部の組織が壊されても修復する力を持っている。皮膚が傷を受けても、骨が折れても、手術で臓器の一部が切り取られても、そこから一番良い形で修復が起こる。壊れた元の細胞で完全修復が起こる場合もあれば、線維芽細胞による間に合わせの修復で止まることもある。
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九六年頃から、次第に物が飲み込めなくなりました。食事が喉を通らなくなった。飲み込んだものが胃に届くまでの間、食道が痙攣するのか、激しい痛みに襲われるのです。食事に手間がかかるようになり、ついに心臓のそばの中心静脈に細いチューブを入れて栄養分を補給する中心静脈栄養を受けることになりました。
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プロジェクトが最終的にに目指すのは「エントモミメティクサイエンス」の確率。エントモロジー(昆虫学)とミメティク(模倣的な)の合成語で、「昆虫から学ぶ科学」を意味する。
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アポトーシスは遺伝子に組み込まれた、死のプログラムです。つまり人間の細胞は死のプログラムが働くようになっているのです。そういう意味でも死は避けられないものなのです。ではいままでに永遠に生き続ける人間の細胞はあったのでしょうか。実は、それは存在したのです。今もなお生き続けています。
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人間の「肉体」視は、医学・医療の面でも顕著に進んだ。もとより医学・医療は、人間「肉体」として把握することを基本としていたので(宗教が人間を「魂」として把握したのと対蹠的に)、その認識自体は珍しくもない。そのことを承知のうえであえて右のように主張するのは、医療技術史上でこの時期が、外科つまり手術の飛躍的な発展期とされているからである。
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真性包茎の男性はエイズに感染しやすい!? こんな内容の研究レポートが、米国の権威ある医学誌「伝染病理ジャーナル」(The jourunal of Diseases)に掲載された。
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我々はここで、「アロパシー(Allopathy)医学」なるものを、問題として意識せざるを得ない。「アロパシー」は、明治大正時代には、逆症療法(又は、逆治)、と翻訳されていた。つまり、病気の症状の逆の手を打つ(熱が出れば熱を冷ます、下痢すれば下痢をとめる、など)療法である。
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恵美子はこれまでの関係者との協議で、
「仙台検疫所では宮城スタジアムでBCテロが起こった場合、Bの場合もCの場合も"除染"を行います」と申し出ていた。
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低体温療法に挑戦したのは、林助教授がはじめてではない。その歴史は古く、愛媛大学医学部生理学教室の片岡喜由教授らの調査によると、世界で最初に低体温療法を臨床に導入したのは、第二次大戦前の一九三八年、アメリカのテンプル大学脳外科のフェイ博士らのグループだった。ただし、その目的は脳障害の治療ではなく、ガンの軽減と転移の抑制を期待したものだった。
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正高―今一番興味があるのがウィリアムズ症候群という病気です。ウィリアムズはニュージーランドの心臓外科医で、病気が見つかったのは一九六一年。七番目の染色体の片方の一部が欠けていて、動脈狭窄が出るんです。それで心臓外科医が見つけたんですが、ところが七九年ごろになって、認知機能にも障害が及ぶことが判明してきました。
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田沼―オタマジャクシがカエルになるときに尻尾がなくなるのも、アポトーシスなんです。水中生活では必要な尻尾が、陸上生活に入るときにはきちんと消えるようrに、細胞は計画通にある時期になったら死んでいく。発生の場面では、アポトーシスが非常に大切な働きをしています。
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いろいろな化学反応が起こるとき、酸素が関与したものには、短い間だが、活性酸素が必ずできる。酸素が関与しない化学反応にも、必ずフリーラジカルという形で産生が起こっている。電子がひとつ余っていて陽イオンを吸着できるような不安定な状態、たとえばOH基や塩素イオンなどもフリーラジカルである。活性酸素は酸素のラジカルであり、フリーラジカルは私たちの体の中でつねに発生している。
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柳田 日本ではある一つの体系にそった知識を覚えさせることが中心ですから、実践的でないばかりか、自分で考えるという思考態度が養われない。だから、チーム医療などをやる場合に必要なコミュニケーションのとり方や、ディスカッションして道をみつけていくことは不慣れなんです。人間を見る眼を養うためにも、教育スタイルを変えていかなければならないと思います。
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河野 医学の世界には、ムンテラというのがあります。たぶんドイツ語のMund Therapie(直訳すれば「口先による治療)のことだと思うのですが、患者が何をいおうと言葉で抑えこみ、医師の思うとおりの治療なり検査に持っていくことをいいます。これができる医師を「ムンテラが上手だ」というんです。
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海軍軍医となり留学してイギリス流医学を学んだ髙木兼寛は、帰国後、脚気対策に取り組み、食事を改善することでその防止に成功した。この研究がやがてビタミン発見をもたらす。彼は医学や日本で最初の看護教育にも尽力した。
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実はがん細胞は、老化しない細胞なのです。老化しないから、どんどんどんどん分裂して増え続けることができます。ですから、もし老化の遺伝子を抜き取ったり作用を止めたりする操作をしたとしたら、とたんにその細胞はがん細胞になってしまうと考えれます。
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体にそなわっている力を使って、がんをたたこうという免疫療法。この分野で注目すべき研究成果が、日本癌学会学術総会(福岡市)で、このほど報告された。あるたんぱく質の断片を「がんワクチン」として体内に投与したがん患者のうち、7割の患者の腫瘍が小さくなるなどの効果があったというのだ。大阪大学「がんワクチン」の期待度『YomiuriWeekly2004.10.24』
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姫川 私が先生の免疫学にひかれたのは、先生が発見された理論が、人間の体が無限の可能性をもっている、そういう希望がわいてくる免疫理論だったからです。人間と自然の関係というのは自然に合わせて、自然に沿ってほどよいバランスを体得して、自律神経の働きを学んでいるんじゃないかと感じたんです。
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ある時、テレビ局の依頼で、免疫力を活性化するにはどうしたらよいかという問い合わせがありました。そしてその良くなった状態を調べる方法はないかと聞かれましたので、次のような指導を行いました。
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冷たいものの食べ過ぎ・飲み過ぎが脳にまで悪影響を及ぼした典型的な例で、八十五歳のおばあさんの患者がいました。この人は、子供の頃からサイダーが大好きで、毎日のようによく冷えたのを飲んできました。子供の頃からつねに下痢ばかりしていたのですが、便通とはそういうものだと思っていたそうです。
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江戸末期から明治にかけての頃はまだ脚気についての科学的な基礎知識の積み上げもなく、情報交換の場も限られていたために、群雄割拠的な漢方医や僧医と、脚気についてはなんの知見ももたない洋(蘭)医たちは、なすすべもありませんでした。そして、明治十年以後は、富国強兵の国策のもと、全国から徴兵されて軍に入った兵たちの多くがこの病に倒れたことから、脚気は国家の一大問題として重要視されるようになりました。
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私たちはナン・スタディの開始から九年目にして、アルツハイマー病による脳の損傷を食いとめてくれそうな栄養素を見つけだした。私がこの研究に愛着を覚えるのは、もちろんすばらしい成果があげられたということもあるが、何より私の専門である疫学に光明を与えてくれたからだ。疫学における優れた洞察は、何百ピースものジグソーパズルが少しずつはまっていくように、その全貌が明らかになるまでに時間がかかる。この場合も、最初の数ピースは二世紀前にもう置かれていた。しかしそこには、修道女と妊婦という、およそしっくりはまるとは思えない二つの要素がかかわっていたのである。
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一九九〇年、影響力の大きいテレビ番組<<60ミニッツ>>が「あなたの口に毒物が?」と題した番組を大々的に放送した。歯の詰め物にする銀合金は、五〇パーセントが水銀でできている。ものを食べるとき、この水銀が蒸発して体内に蓄積され、アルツハイマー病をはじめとするさまざまな疾患を引きおこすというのである。
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シスター・マリアは、修練女としてアメリカに来た直後にうつ病になり、その後再発しているが、それには家庭の事情が大きく関係しているだろう。高齢者にかぎって見ると、アルツハイマー病患者にはうつ病症状がよく見られる(データにもよるが、アルツハイマー病患者の一五~四〇パーセントがうつ病にかかっているという)。ただうつ病とアルツハイマー病の関係は、まだ不透明だ。
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二人のシスターについては、女であること自体がリスクを高めているとも言える。女性のほうがおおむね男性より長生きだからだ。だが、それだけがリスクの差ではない。一般に、平均より長生きする男性は「頑丈」で、アルツハイマー病をはじめ多くの病気になりにくい傾向がある。
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一九〇一年、ドイツのフランクフルトにある精神病・てんかんの専門病院に、アウグステ・Dと呼ばれる五一歳の女性が入院してきた。この病院に勤務する医師、アロイス・アルツハイマーは、彼女に強い興味を持った。アウグステは夫に対して疑心暗鬼になり、やがて奇妙な行動をするようになった。ものを隠したり、自分の家で迷うこともあり、ときにはみんなが私を殺しに来ると大声で叫んだりした。
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記録室には、古い大きなファイルキャビネットが何列も並んでいる。引出しのなかに、誓いを立てた修道女の記録が整然と収められていた。
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私はニワトリを育てるのに熱中した。すぐに商売は軌道に乗り、新聞配達をする友人たちよりたくさんの収入を卵で得ることができた。ビートルズの歌詞をもじってつけられた、「デヴィッド・ザ・エッグマン」というあだ名が私の誇りだった。
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信者が共同で生活する共同体は、生活がこと細かく管理され、詳細な記録が残されているので、疫学研究者には理想的な調査対象だ。シスターのなかには、みごとな年齢の重ねかたをして、八〇歳や九〇歳はもちろん、一〇〇歳をこえても精神面の機能が衰えず、教鞭をとったり奉仕を続ける人がいる。
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顆粒球は、交感神経が優位になると増え、増えすぎると常在菌と戦って化膿性の炎症をみずから起こすという性質があります。また、細菌のいないところにおしかけた場合は組織を活性酸素で破壊します。
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熊本の水俣湾や新潟の阿賀野川流域で起こった、有機水銀による公害病の症状はきわめて悲惨な公害で、医学的な研究もたくさんなされてきたが、肝心の病態の謎がはっきりと理解されていないという印象を受ける。
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カナダのハンス・セリエは、当時の医者が、患者のさまざまな病状に対して、いちいち対症療法的な治療をほどこすことに疑問を覚え、それらの症状のすべてに共通する何らかの原因があるのではないかと考えた。その結果、有害作用因子によって引き起こされる反応を「ストレス」という言葉で説明できることを見出し、「適応症候群」(一九五二年)、「現代生活とストレス」(一九五八年)などをはじめとするいくつもの著書でそれを訴えている。
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欧米の10件の追跡調査に参加する男女53万人を6-16年追跡したところ、牛乳を一日250g以上飲むグループでは大腸がんのリスクが15%低く、カルシウムを一日700mg以上とるグループでもリスクが20%ていど低かった。ハーバード大学のグループによるこの研究は、米国立がん研究所ジャーナル2004年7月7日号に報告された。
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最近外国の図書館に入って医学書、特に四〇〇年以前も昔のものを見る機会があった。するとヨーロッパの医学書でも、薬草の写実的なスケッチとその薬効の記述が延々と続いており、百科辞典のような厚さの大部分を占めていることを知った。私は薬草学は、漢方薬を用いたいわゆる東洋医学のように東アジア特有のものかと思っていたのでびっくりした。
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