女王様、一人ぼっち
石破 ハチの大量失踪というのは、どのような状況なのですか。
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とにかくこのままでは100年後に気温が2・8℃上昇し、海面が35センチ上がるのだという。それを引き起こすのが炭酸ガス(CO2)だという理由から、温暖化予防のために京都議定書を守ろうとして日本は年間1兆円もの金を注ぎ込んでいるのである。
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養老 二〇〇六年も、金沢、福井あたりでは雪が降りませんでしたね。
竹村 あの年もひどかったです。百年後の日本を見ているようでした。
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米ユタ州で、8月から州職員2万4000人の7割、約1万7000人を対象に、金曜から日曜までを休みとする週休3日制を試験的に導入することにした。
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松井 いま盛んに「地球が大変だ、大変だ」と言いますが、最も重要なのは人間圏の拡大を抑制することです。人間圏が異常に肥大化しているので、その急速な拡大を抑えようという負のフィードバック、つまり大きくならないような作用が、いま地球システムの中で働いているわけです。現在の地球環境問題や資源エネルギー問題、災害、食糧問題なども、そうした負のフィードバックがもたらしたものです。
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原油高や二酸化酸素問題をクリアする電動スクーターを、熊本の2メーカーが相次いで開発、販売を始めた。家庭用電源から1回の充電で70~80㌔走り、最高時速は45~50㌔。充電1回の電気代は数十円で済み、ガソリンエンジンのようなオイルも要らない。環境意識の高まりで数年後には本格的に普及する、と両社とも量産を目指すという。
B級重大ニュース『週刊新潮2008.5.1・8』
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池田 1960年代後半から1980年頃までは、地球寒冷化論が流行っていた。僕も、昔は、地球はこれから寒冷化するんだ、と思わせられていた。
薬師院仁志が、『暴走する「地球温暖化」論(文藝春秋)の中の「なぜ、消えた『地球寒冷化論』」という論稿の中で、1974年に出た『地球が冷える―異常気象』(旭屋出版)という本の中の「世界的に頻発する異常気象は、どうやら気候が『新しい体制』に移行しつつある兆候であり、その『新しい体制』とは、地球全体の気候が、現在よりかなり『寒冷化』することであるらしいことは、科学的にかなり確実に予想できそうである」という一文の「寒冷化」の部分を、わざと「温暖化」という言葉に置き換えて引用して見せていたのには苦笑したよ。つまり、「地球寒冷化」論と「地球温暖化」論は「寒冷化」という言葉と「温暖化」という言葉を置き換えても、成立してしまうような話なわけ。30年前は、異常気象は何でも「寒冷化」のせいだった。それが、今度は、異常気象は何でも「温暖化」のせいになっている。
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1950年代から1960年代にかけてのもうひとつの大きな問題は大気汚染に代表されるいわゆる公害問題であった。しかし公害問題は技術の進歩によってあらかた克服されてしまって、今は空気も水もずいぶんきれいになった。その後で出てきたのが、ゴミをどう処理するかという問題であった。
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自治体は、リサイクルをすればするほど、ゴミを分別収集すればするほど、大規模なハイテクのゴミの高級焼却炉をつくればつくるほど、どんどんと金がかかって赤字になってしまう。だから、分別収集をもうやめるとか、ゴミ袋をやめるなどといったことを言い出す自治体も出てきた。
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二〇〇〇年代初めには、増加の一途を辿る石油消費量が手の届く埋蔵量を近く上回るであろうことが明らかに見えた。増え続ける米国のSUV、北京の自転車道や牛が行く手を阻むインドの老朽化した道路へ進出する自動車、石油にまみれた最新の生活様式を真似ようと躍起になっているグローバル・エリート集団の台頭。これらを考慮すれば、石油・ガス需要は毎年およそ二%ずつ伸び、二〇二五年には一日当たり約百二十万バレルに達すると計算されていた。これは二〇〇一年に世界中で使われた量の一・五倍ほどで、一九六〇年の水準と比較すれば六倍あまりにも上る。
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兵庫県芦屋市は公共スペースでの歩き方タバコを禁止する条例を制定する方針を固めたが、その反則金が他の都市より飛びぬけて高い最高5万円。
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実は、ペンギンたちにとって、温暖化だけが問題なわけではありません。海から上がってきたペンギンを待っているのは、古い重機やキャタピラ、さらに針金の塊やプラスチックの山・・・・・・。
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オリンピックのための公共事業で、東京はさらに変貌した。道路がいたるところで掘り起こされ、地下鉄が建設された。64年9月に、IMF・世銀総会が竣工直後のホテルオークラ、ホテルニューオータニ、ヒルトンホテル(現キャピトル東急ホテル)で開催された。都心に高速道路が走り、暫くして都電が消えた。
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インタビューの部屋を訪ねると、そこで何やら、書きなぐっている。「ア、イ、ウ、エ・・・・・・」
手本を横目でにらみつけながら、カタカナを習字しているのだ。12か国語を操ると聞いていたが、どうやら、13番目に挑戦しているらしい。名刺をちょうだいすると、印字の脇に「ジャレド・ダイアモンド」の鉛筆書き。習い立ての文字を早速、試しているのだ。博覧強記の人として知られるが、なるほど、こうして寸暇を惜しみ、新しい知識を吸収しているのだ。
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養老 日本海を越えて日本に降り注ぐ黄砂には、養分も含まれていて、日本の土壌にはプラス面もあると聞いて驚いたのですが、その中に含まれる汚染物質の量も年々増えているようですね。たとえばすべての日本人が二酸化炭素排出量を一〇%減らしたとしても、すべての中国人が一%排出量を増やせば、人口は十倍ですから、単純計算で日本の努力は短期的にはゼロになってしまう。当たり前のことですが、日本にとって中国の問題はあまりに近く、大きな問題です。
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