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2012.02.29

斜に構える傾向

かくして、われわれは、「シラケ世代」と呼ばれ、「三無主義」と評される人間に育った。無気力無関心無責任。当たらずといえども遠からずだ。なにより、人数が少ない。だから、シラケていようがいまいが、どうしたって小じんまりおさまって見える。それゆえ、声も小さい。何をしても目立たなかった。団結したところで、声が届く道理もない。というよりもなによりも、われわれは、団結が野蛮の一症状でしかないことを、先を行く者の無残な失敗例を眺めながら強く思い知っている子供たちで、そもそも団結がが大嫌いだった。

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2012.02.28

ドラマに伯父叔母がいなくなった

実は二人を決定的に似させているのは次のことではないかと思う。

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2012.02.27

リセットの習慣

二人とも順調だった。だが昭和18年生まれである。そのままとはゆかない。

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2012.02.26

孤独こそ最大の問題

自身も警官隊との乱闘などで何回か逮捕されたことがある。それでも鹿児島は、往時の寿には活力があった、と懐かしそうに振り返る。

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2012.02.25

スーツホームレス

「いまでもはっきり覚えてます。あんな風景はそれまで、見たことがありませんでした」

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2012.02.24

友人の現実

おそらく、理由のひとつは「貧困」という大テーマに迫る格好の入り口に思えたからだろう。私は朝日新聞社を辞めたあと、遠くペルーの地に移り住み、2007年の初めまで、南米をフィールドにフリー記者活動をしていた。途中、何回か一時帰国したものの、あらためて母国に引き揚げると、一種、浦島太郎的な感覚に陥った。

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2012.02.23

我々は考えた末に大人になるのではない

「いまは、私がこれまで生きてきた中で最も悲劇的な時代だと思う。すでにおいた私は、ギリシャで幾つかの戦争(筆者注=以下同じ:第二次大戦、戦後の内戦、独裁時代の抗争など)を経験してきた。だがいまは、戦争と比べても最悪の時代だ。なぜなら、まったく将来が見通せず、未来がないからだ。人々は昨日、今日のことは語るが、そこにh歴史的な目がない。つまり、私たちがどんな時間の流れの中にいるのか、彼らは語ることができない。軍事政権下(1967~74年)でも私たちはある日、物語は終わり、いずれ良い時代が来ると知っていた。でもいまはそれがない」

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2012.02.22

ジャール平原消息不明

かつての部下で、その後私設秘書のような存在だった朝枝繁春も、次のように語っている。

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2012.02.21

メッセージとしてのオーバー

このライトバンから採取した指紋は、警視庁にある指紋自動識別システムの指紋ファィルに保存されているという。新たな指紋が端末に入ると、たちどころに照合できる。ライトバンの遺留指紋に合致する人物が出てきたら、犯人グループの一人の可能性がある。だから私はひそかに指紋の男がヒットする日を待ち望んでいる。

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2012.02.20

揃えられた長さの骨

司法解剖を依頼された遺体は半透明のビニール袋に梱包されていて、全部で二十七袋ありました。まず、それぞれの部分の長さがほぼ二十二センチに揃えられていることに驚かされました。

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2012.02.19

拘置所生活

拘置所の生活で唯一文句があるとすれば、食事をしながら本や手紙を読めないことでしょうか(笑)。不作法なことはいけません、っていう決まりがあるんです。

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2012.02.18

死に至るまで

「救急隊によれbあ、若造は即死だった」マリーノが付け加えた。
「即席爆弾で全身がばらばらに吹き飛びでもしないかぎり、人は即死なんてしない」

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2012.02.17

血圧が無ければ出血しない

だが、若造はどうやら誰かを監視してたらし。もしかしたら、その誰かさんがご丁寧にお返しをしたってことかもしれねえがな。ともかくだ、俺は何者かに襲われたんだと思うね。

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2012.02.16

航空術大原則

ルーシーから航空術の大原則をいろいろ教えこまれたが―ルーシーの数ある特技には、ヘリコプターの操縦が含まれている―その教えの一つは、滑走路に割り振られた番号は方位角に対応しているということだ。

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2012.02.15

シャワーの準備

ロッカーの扉を閉める。金属と金属がぶつかる音は、銃声に似ていた。オリーブオイルのシャンプーとコンディショナー、石化した海藻を使ったボディスクラブ、安全剃刀、敏感肌用のシェービングジェルの缶、洗浄液、浴用タオル、マウスウォッシュ、歯ブラシ、爪ブラシ、それにシャワー後に使うニュートロジーナの香りのよいオイルを入れたプラスチックのバスケットを抱え、ベージュ色のタイルの上を裸足で歩いた。

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2012.02.14

卑しく下品なことへの反応

日本でも、新聞や雑誌の経営が困難になっているという。ここイタリアでも同じで、新聞社は文学全集や古い映画のDVDを出したりしたが読者は離れる一方。雑誌も今や政治家からタレントまで網羅したごっシップで埋まっているが、こちらも購読者は減る一方である。テレビも番組は低俗化するばかりだが、それでも経営は苦しいという。(中略)
なぜ言論の世界で生きている私なのに、新聞や雑誌を読まなくなりテレビも観なくなったのか。

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2012.02.13

タワーにさえある成長痛?

  行合の空
                           久々湊盈子
ゆきあいの空となりたり虫干しの結城紬を風が抜けゆく
鳴動ののちいちだんと憂わしき国にも秋の雲が流れる
存在を言いたてるごと鳴りいでし鉄のふうりん台風近し
つつがなく女ざかりはわれを過ぎ天高く秋 今姥ざかり
鏡面ビルの青空をゆくくじら雲しっぽのあたり風に押されて
成長痛きっとあるらむぐいぐいと空に伸びてゆくスカイツリーに
朝顔がまだ咲いている十月のさびしいひなた下駄履きてゆく

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2012.02.12

離れていても繋がる状況

 インターネットなども、皆さんいろんな友人関係を求めてやるわけですけど、それがストレスのもとになることがありますよね。2ちゃんねるなど私は見ませんけど、憎悪が電波に乗ってくるわけで、だからインターネットって人の心をむしばんでいるような気がして仕方がないんです。

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2012.02.11

鯉は上から

司会 錦鯉はいかがでしょうか。

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2012.02.09

整体師の前提

 悩みを相談に来る方は若い女性が多いと思うんですけど、「自分でやりなさい」とおっしゃって、悩みはあまり聞いてあげないんですか。

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2012.02.08

情報量ダイエット

 食べ物をよく口の中で味わって、歯で噛みしめて、感触を味わって、一つひとつ確かめて食べていけば、ダイエットなんかしなくても、食べすぎることはないとお書きになっていますね。

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2012.02.07

邪魔者扱い

落合 経産省にとっては、いつどこで古賀さんは「邪魔者」になったんでしょうね。

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2012.02.06

公共哲学

古賀 僕、この間来日されたドイツの大統領から日本人とドイツ人を5人ずつ呼ぶ懇談会に呼ばれたんですよ。僕を呼ぶところがすごいでしょ(笑)。
落合 素敵ですね。目のつけどころが違う。

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2012.02.05

過誤を認められない特性

古賀 原発事故の問題は今に始まったことじゃなくて、何十年という歳月をかけて築かれた日本の構造問題そのもの。「日本中枢の崩壊」の1つの縮図なんです。原子力の世界を変えられるかどうかは、日本が変われるかどうかの象徴ですね。
落合 今日はそこをうかがいたいんです。経産省の原発事故への対応は非情この上ない。なぜあそこまでひどかったんですか。

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2012.02.04

放射能汚染を追いかけてきた人物

「福島の原発事故直後は問合せの電話が鳴り止まず、事務所には検体が山積みの状態でした」(鈴木さん)

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2012.02.03

厄年再考

日本では数え年で男性が25歳、42歳、61歳、女性が19歳、33歳、37歳の前後3年が厄年とされています。その起源は中国古来の陰陽道にあるとされており、日本では平安時代の書物に厄年が登場しています。民間風俗として一般的に広まったのは江戸時代のようです。
では、厄年の海外事情はどうなっているのでしょうか。

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2012.02.02

巨大過ぎる赤ん坊

落合 そういえば、原子力安全・保安院の方たちの答弁を聞いていて、原発のことをあまり知らないことにも驚きました。
古賀 そうなんです。実は素人の集まりで、原子力の専門家なんて数えるほどしかない。それに、本当は資源エネルギー庁も「規制機関」なんですよ。

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2012.02.01

皮膚感覚で生きてきた

昭和二十年八月十五日を境に、世の中はすべて一変した。昨日までの鬼畜米英が人類の味方。アメリカこそが平和の代表、日本人はすんなりこれを受け入れた。ぼくの暮らしも一変、文字通り着の身着のまま、食うや食わずの明け暮れ、想像すらしなかった貧しい日々となった。焼跡をうろつきながら、わが身に降りかかる運命を、せいぜい冷ややかに眺めるしかなかった。つまり世の中は一瞬でひっくり返るという事実を知ったのだ。以後、この焼跡の上の経験が、ぼくの拠り所となって、ぼくを形づくった。

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