斜に構える傾向
かくして、われわれは、「シラケ世代」と呼ばれ、「三無主義」と評される人間に育った。無気力無関心無責任。当たらずといえども遠からずだ。なにより、人数が少ない。だから、シラケていようがいまいが、どうしたって小じんまりおさまって見える。それゆえ、声も小さい。何をしても目立たなかった。団結したところで、声が届く道理もない。というよりもなによりも、われわれは、団結が野蛮の一症状でしかないことを、先を行く者の無残な失敗例を眺めながら強く思い知っている子供たちで、そもそも団結がが大嫌いだった。
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