ポーリング博士とビタミンC
著名な化学者でノーベル賞受賞者のポーリングはビタミンCを信奉していた。1970年の著書『ビタミンCと風邪』でポーリングは、ビタミンCを大量に摂取すれば、風邪を予防できるだけでなく、症状も軽減できると主張した。残念なことに、その後発表された研究結果はいずれもこの説を打ち消している。ビタミンCを摂取しても症状が目に見えて改善することはないのだ(鼻水を若干軽減するとはいえ、ジャック・グワルトニー・ジュニアはこの点では抗ヒスタミン薬のほうがよく効くと断言する)。
ジェニファー・アッカーマン『かぜの科学』早川書房2011年
| 固定リンク
「健康」カテゴリの記事
- ミトコンドリアの鍛え方(2012.05.21)
- 食べたものは全部カロリーになるのか?(2011.12.01)
- 安全地帯を通過する密航者(2011.08.07)
- 放射能とは?(2011.05.31)
- 子どもたちの消えた夏(2011.05.29)













コメント