カルシウム摂取問題
教授は1950年代前半から始まった「カルシウム問題」に取り組み、1980年には、米国最初の「ダイエタリー・ガイドライン(食事指針)」の主要立案者として働き、1986年にこのグラフを発表している。
ヘッグステッド教授は「長年にわたるカルシウムの極端な過剰摂取は、体内カルシウムをコントロールする能力を低下させてしまう」と明言している。
健康なコンディションにあれば、体は「血液中からどれだけのカルシウムを吸収するか」、そして「どれだけ排泄し、どれだけ骨の中に分配するか」を自動調整するため、活性型ビタミンD3「カルシトリオール」を用いる。
この「カルシトリオール」は一種のホルモンと考えられている。体がもっとカルシウムを求めているときは、カルシウムの吸収を強化し、カルシウムの排泄を制限する働きをしている。
だが、長期にわたってカルシウムの過剰摂取が続くと、永久に、または一時的に、カルシウムの吸収と排泄のコントロールが乱れ、体は「カルシトリオール」の制御能力を失う可能性がある。
T・コリン・キャンベル/トーマス・M・キャンベル『葬られた「第二のマクガバン報告」中』グスコー出版2010年
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