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2010.07.15

100歳超え

実際、長寿の人は「人が好き」だと言っていいようだ。長寿の島として有名な鹿児島県徳之島の、その中でも元気な超高齢者が多い伊仙町では、そういう傾向が見えるという。同町保健センター所長の澤佐和子さんが証言する。

「伊仙町の人口は約8000人なのですが、6年前に約160人だった90歳以上の人口は、現在約190人になりました。100歳を越える方も、4人から19人に増えた。長寿の方は皆さん、人間関係を大事にされていますね。すぐに友達に相談したり、助け合ったりして、その結果、ストレスをためずにすんでいるという傾向があります」(中略)

「長寿のために推奨する食べ物や生活習慣はありますが、それによって大きなストレスが生じれば、逆に身体に悪い。可能な範囲で、楽しく継続できることをすればいいと思います。
 たとえば1997年に122歳で死去したジャンヌ・カルマンさんというフランス人女性は、チョコレートをよく食べ、117歳までタバコを吸っていました。医学上、タバコは百害あって一利なしで、私も医師として喫煙を肯定するつもりは絶対にありません。ただし、彼女はストレスを抱えず、本当に毎日の出来事を楽しんで生きた人らしく、その効果で驚異的な長寿を達成できたようです」
 日比野さんによると、若さを保ち長寿を可能にする「成長ホルモン」は、規則正しい生活によって分泌される。特に午後11時から午前1時までの2時間によく出るので、その時間帯はなるべく睡眠を取った方がよい。そういう生活をすることでも、ストレスが減少して、心の落ち着きと幸福感が得られる。

新・不老革命-これが「元気に100歳」の世界だ『週刊現代2010.7.31』

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