« 楽器と言葉 | トップページ | 計3回 »

2010.06.14

何kHzまで聞こえるか?

ハイパーソニック・エフェクトは、これまでの音響学や聴覚生理学の枠組で捉えようのない特異な性格をいくつももっている。

 まず、人間には音としてまったく聴こえていない超高周波空気振動を含む音が、それを含まない音よりも快く美しく感じられる。私たちは念のため、実験に使っているガムラン音から14kHz以上、18kHz位上および22kHz以上の高周波成分を取り出し、それぞれを知覚することができるかどうか25人の被験者について調べた。すると、14kHz以上の高周波は25人中22人、18kHz以上の高周波は同じく25人中15人が存在を感知したものの、私たちが実験で呈示した22kHz以上の高周波の存在を感知しえた人は一人もいなかった。

大橋力『音と文明』岩波書店2003年

|

« 楽器と言葉 | トップページ | 計3回 »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/26560/48628013

この記事へのトラックバック一覧です: 何kHzまで聞こえるか?:

« 楽器と言葉 | トップページ | 計3回 »