何kHzまで聞こえるか?
ハイパーソニック・エフェクトは、これまでの音響学や聴覚生理学の枠組で捉えようのない特異な性格をいくつももっている。
まず、人間には音としてまったく聴こえていない超高周波空気振動を含む音が、それを含まない音よりも快く美しく感じられる。私たちは念のため、実験に使っているガムラン音から14kHz以上、18kHz位上および22kHz以上の高周波成分を取り出し、それぞれを知覚することができるかどうか25人の被験者について調べた。すると、14kHz以上の高周波は25人中22人、18kHz以上の高周波は同じく25人中15人が存在を感知したものの、私たちが実験で呈示した22kHz以上の高周波の存在を感知しえた人は一人もいなかった。
大橋力『音と文明』岩波書店2003年
| 固定リンク













コメント