賛成8割
日本は相変わらずデフレ・スパイラルの中にあるようだが、これに一役買っているのが、日本の特殊性ではないか。先週外国嫌いと書いたが、目を世界に転じず、いつまでも「日本主義」にとりつかれている。死刑制度が8割以上もいる国なんて、先進国ではゼロである。夫婦別姓を認めない国も、例外的存在だし、公共の場所でタバコが吸えるのもニッポン以外では見つけにくい。
今問題になっている、永住外国人の地方参政権だってそうだ。前にも書いたが、ボクら夫婦は国籍は日本で、ニュージーランドでは永住権しかもっていない。まさに永住外国人である(しかも年に3~4ヵ月しか住んでいない)。にもかかわらず、"地方"どころか国政参政権ももらっている。要するに総選挙で投票できるのだ。どちらが良いかは一概にいえないが、書類上の「籍」よりも、実際に生活している人の意見を聞こうとするスタンスも、ひとつの見識だと思う。
大橋巨泉/今週の遺言 第69回 永住外国人の参政権反対よりも、日本を住みたくなるような国にしようよ『週刊現代2010.3.27』
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