女性兵士の増加
戦場に立つ女性兵士の数の多さは、イラク戦争と過去の紛争を分かつ重要な違いの一つである。
ベトナム戦争では7500人の女性が従軍し、90年代初頭の湾岸戦争には41000人の女性が派遣されたのに対し、イラクとアフガニスタンにはこれまで16万人を超える女性兵士が配置されてきた。現在、米軍の現役兵士のうちの15%と、前線に配置される兵士の11%を女性が占めている。この女性たちは、誤り導かれた占領のためにすでに命を賭けているうえに、同じ軍服を着た兵士らを相手に第二の戦いを交えなければならないことが多い。退役した女性兵士の三分の一近くが、軍隊にいたあいだに性的な暴力行為や強姦の被害に遭い、71%から90%が任務をともにした男性から性的な嫌がらせをされたという。
反戦イラク帰還兵の会『冬の兵士』岩波書店2009年
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