プロスカウトの判断基準
スカウトって、実は選手と直接話す機会はほとんどない。だからこそ人や練習に対する姿勢で、その選手を判断せざるを得ないんです。
そう語る今成が生み出した"人を見るプロ"としての判断基準。それは「沈黙」だった。
「多弁で、調子に乗りやすい選手は、プロの世界ではなかなか難しい。一流に育つのは、余計なことを言わず、黙々と行動を起こせる選手。沈黙は謙虚さがなければ貫けない。言い訳をしない、グチを言わない。指導者からもらったアドバイスは、まず試す。プロ入りが狙えるくらいの選手は、みんな微妙な感覚を持っているから、指導されたことがうまく作用するとは限りません。それでも、黙って一度試すか、試さないかの差は大きいんです」
安倍昌彦(スポーツライター)/スカウトは見た!『週刊現代2010.2.6』
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