細菌との遭遇
胎児が一番はじめに細菌に触れるのはいつかというと、出産時に破水して母体の膣内から乳酸桿菌が子宮内に入り込んだその時である。
その後、産道(膣)、外陰部の常在菌に触れ、大腸菌や腸球菌を飲み込む(出産時に排便があればそれが付着して入る)。そして産後、乳首を口に含み母乳を飲む際には、乳管内に棲息している乳酸菌を一緒に飲み込む。これらの菌が、新生児腸管の最初の常在菌となるのだ。実際、出生後数時間で最初の腸管常在菌が定着し始めることが確認されている。
夏井睦『傷はぜったい消毒するな』光文社新書2009年
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