業界26年のカン
長く現場に勤めていると、幸せな結婚か否か、長続きするかどうかも大抵は読める様になるという。
業界歴二十六年の大阪の式場責任者が話す。
「昔は、打合せでお互いに敬語を使っていたりすると『お見合いかな?』と微笑ましく思ったものですが、今では説明の最中にディープキスを始める輩もいて、初々しい恥じらいを持ったカップルはほぼ皆無。ただし、盛り上がりすぎている夫婦ほど冷めるのも早く、三年を持たずに離婚を聞くことも多い」
何を決めるにも噛み合わない、新婦が泣き出すまで新郎が我を通す、度を過ぎた細かい性格だったりひどく優柔不断な新郎の場合は、まずダメになるという。
「新婦の意見より自分の親の希望を優先する新郎も先が短く、挙式時点での結婚寿命のカギはほとんど男性側が握っています。また、関係者に大学教授や医者がいるなどの派閥や密約に基づいた"打算婚"は、離婚の敷居が低くなった昨今では最も脆い」
新郷由起(ジャーナリスト)/結婚式場担当者がバラす「赤っ恥新郎新婦」『週刊文春2007.11.1』
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