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2005.06.30

言葉にする努力

河合 日本人は、関係が深まると言語はいらないと思いすぎている。あとで全然わかり合えていないことがわかって、がっかりする。昔は日本の家庭は言葉で言わなくても、しぐさでわかることが多かった。ふすまの開け閉めひとつで、伝わる信号がいっぱいあった。いまはそういう信号もないのに、言語化することもない。

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2005.06.29

カプセル内視鏡

内視鏡の進歩は目覚しく、消化管(食道・胃・十二指腸・大腸)の検査は広く普及している。そればかりか拡大内視鏡、超音波内視鏡など次々に新しい種類が開発されている。しかし、小腸だけは検査が困難な臓器としてとり残されていた。

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2005.06.28

霊柩車の誕生

身分制度が厳格で贅沢を戒めた江戸期の葬送は、日没後の夜間に駕籠で座棺の遺体をひっそり運んでいった。それが身分の差が取っ払われた明治維新以後、寝棺に傾斜していくだけでなく、「葬列は世間に対して見栄をはるための儀式という性格を強めてきた」 

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2005.06.27

一本の川

きれいな水とは、いろいろな生きものとともに自分も生かされているという喜びに満ち溢れた、生きた水のことをいうようだ。

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2005.06.26

チェ・ゲバラ

チェの描写についてはも、なにかしら曖昧であるが、別のところで、ロホはこう語っている。

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2005.06.25

秘密がないと、世の中つまらない

「年をとると、だんだん秘密がなくなります。若いころは秘密だらけで、一日の大半、内緒ごとを隠すのに汲々としていたような気がします。せめて三日でいいから、やましい思いをしないで、青天白日の身でありたいなどと考えたものです」

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2005.06.24

自分の最期は決めてある

家でも学校でも孤独な少年。その時間が感性を育んだのに違いありません。そして今、谷川さんは"ひとり"を愉しみつつ創作に励んでます。

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2005.06.23

先延ばし

吾妻 ホームレス生活のノウハウが身について安定すると暇になるんですよ。ネコは人目につかないように死ぬといいますね。私もかっこつけて死のうと思っていたんだけど、暇すぎるのもけっこうつらいんだ。体使って働いている人がまぶしく見えました。

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2005.06.22

身長とベタ足の関係

専門家の見立てでは、平山の走り方は足裏がべったり地面につく、「べた足走法」。陸上でいう「ゲタを履く」走り方で、足の前部で地面を蹴るスプリント走法ができない。動き方に、ドタバタした印象があったのはそのためだ。

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2005.06.21

消費者のために

中内の裏も表も知りつくし、中内に対し「天を畏れよ」と一喝できる稀有な人物が、ダイエー周辺にいた。彼は、身を挺して中内を何度も窮地から救ったことがあるという。その彼は、九八年三月、人間の信義を裏切った中内の行動に激怒し、中内と決別した。元特攻隊員の彼は、よくも悪くも常軌を逸した中内のパーソナリティは、間違いなく軍隊体験から生まれたものだといいきった。

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2005.06.20

声の健康

「何度か呼ぼうとしたんですが、いつもスケジュールが空いていなくてね」(中略) 目下世界中で引っ張りだこのイタリアのソプラノ歌手、バルバラ・フリットリ(37)のこと。

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尻の大きさと死亡率

ヒップが40インチ以上ある女性は長生きする。太めの女性に喜ばれそうな話だが、そんな研究成果を発表したのが、デンマークの予防医学研究所。

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2005.06.19

熱中症対策

「熱中症は、体温調節のバランスが崩れた時に起こります」と解説するのは、国立スポーツ科学センター統括研究部長の川原貴氏である。

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2005.06.18

日本語の感性

「車の名前にC表記が多いのも、Cのクオリアが硬い曲面や回転のイメージを持ち、それが自動車の流線型のボディや製品機能を彷彿とさせるからです」

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2005.06.17

オランダ赴任中の尊厳死

翌6日は、自宅でパーティーを開いた。大勢のオランダ人の友人が訪れ、ワインで乾杯し、しのぶさんと別れの言葉をかわした。4月のオランダには珍しく快晴で、庭に出てみんなで写真を撮った。その合間に、紳司さんはホームドクターの処方せんを持って、薬局へモルヒネを買いに行った。

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2005.06.16

「土佐源氏」オリジナル版

「土佐源氏」は「民話」に掲載された当時から、これとは別のオリジナル版があるのではないか、といわれていた。それはきわめてポルノチックな作品で、それをもしそのまま出したなら、間違いなく発禁処分になっていただろう、と関係者のあいだでは囁かれていた。

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司馬遼太郎が恐れた人

佐野 これは、あまり知られていない事実なんですが、司馬遼太郎さんが日本人の中でいちばん畏敬していた人物が実は宮本常一さんなんです。

満尾 司馬遼太郎さんは、宮本さんのどこに畏敬の念を・・・・・・。

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2005.06.15

大事なものまで流してしまった

そういう日本人の暮らしの基本的な形は、もう宮本さんの撮った写真の中にしか残っていないと思うんですが。それぐらいわれわれは、高度成長経済以降、物質的には豊かになったといういい面はありますが、何か精神の重要な部分をどっかに置き忘れてしまったんじゃないか、という思いがしてなりません。

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ニコ没

渋沢敬三は、日銀総裁、それから戦後最初の大蔵大臣になった大物経済人です。大変な苦難の時期を、彼は大蔵大臣として立派に勤めあげます。まず渋沢は財産税というものを自分で編み出します。戦後国債を回収しなくてはいけませんので、たいへんな大ナタをふるうわけです。

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ウロギネ外来

ウロギネは「ウロロジー(泌尿器科学)」と「ギネコロジー(婦人科学)」を合わせた言葉で、女性の尿失禁や性器脱などを総合的に診る診療分野を意味する。欧米では内科や外科などと同様に認められているという。

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2005.06.14

犬のストレス係

そのとき、このビルの中にいた人間はこの埃と同様、瞬時にしておそらく影も形もなくなってしまったんだろうなということを実感しました。

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2005.06.13

五人くらいだな

好きかどうか別にして、死んで惜しかったと思われるのは信長ですね。信長が一番怖いわね。

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2005.06.12

途端に大人しくさせる行為

昭和三十年からの古い顔馴染みの老看守に、「凄い迫力だった田中角栄も、随分しょんぼりして、威勢が悪くなちゃったね」と、私が感想を呟いたら、

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2005.06.11

美しくもなく、真っすぐでもない眼

私の友人が同時多発テロ直後にドイツで開催された商品見本市に行った。出張を中止した同業他社も少なくないなか、彼はあえて出掛けた。会場で、毎年顔を合わせる三十代のアメリカ人女性と話した。彼女もバイヤーのひとりである。

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2005.06.10

ハタハタ漁と盲目

秋田から青森の向かう村で、イザベラ・バードは盲目の按摩が吹く笛の音に興味を引かれている。意表をつかれるのは、宮本がこの文章から飛躍して、なんと性病と漁業の関係について考察を及ぼしていることである。

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2005.06.09

お婆さんの化粧と春

三好 季節が変化するときというのはよくないようです。老人ホームに勤めているときにお年寄りがなんとなく落ち着かなくなるのが毎年二月末から三月ごろでした。広島ではちょうど梅の花が咲いて桜の花も咲きはじめるころなんで、地域によってはもうすこし早かったり遅かったりするとおもうんですが、精神的に昂ぶったりするんでしょうね、三日三晩眠らない人が出てきたりするんです。ホームの老人たちは一年中冷暖房の効いた部屋にいてそんなに外に出ることもないんだけど、人間は自然といっしょに生きているんだなあ、とおもいましたね。

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2005.06.08

夕立の大音響

夕立

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2005.06.07

ダントツ45番

小学校1年生のときは、ぜんぜんしゃべらない子だったみたいです。私はそんなことはないだろうと思ってていたんですけど、先日、私がラジオに出演したとき、それがわかったんです。

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2005.06.06

少し不自由になりましょう

子どもの人格形成には、親のアタッチメント(愛着)が必要だと言う。この数年、柳田さんは、「絵本の読み聞かせ運動」を提唱している。

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2005.06.05

全部買える

坂本―最近もジャック・マイヨールが自殺しましたけど、ドゥルーズなんてめちゃくちゃ感覚がするどいから、「もういいや」と思っちゃたんじゅないかな。もう見たくないと、こんな世界。

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2005.06.04

主役に躍り出たATP

私たちの手足の筋肉は仕事をします。歩けば体重分を動かしますし、荷物を持ち上げればその分の仕事をします。仕事の時ときには、運動のエネルギーを使うわけです。そのエネルギー源をめぐっては、実に長い間研究がなされました。答えはもちろん、ATPの高エネルギーリン酸結合にほかなりません。しかし、最終的な結論が出たのは一九六二年のことでした。

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2005.06.03

七十従心

突然、何の脈絡もなく、「論語」の「七十而従心所欲、不踰矩」という有名な言葉が心の中に浮かんだ。私は雷に打たれたような気がした。この「七十従心」と呼ばれる文の中で、孔子は、とてつもなく難しく、そして大切なことを言っていることがその瞬間に確信されたように感じたのである。

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2005.06.02

ドッグレッグス第67回興行

OVER and OVER 2005年7月2日(土) 会場・北沢タウンホール 午後5時半開場 午後6時試合開始(小田急線下北沢駅下車徒歩3分)

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地位の笑い

長野 私の世代は、組織の方針からはずれていいということを習ってきていないですね。はずれても適当にやれよ、と上の世代から言われることはほとんどなく、会社でもマニュアルを押しつけられることのほうが多いでしょう。

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2005.06.01

死を感じる場所

僕らは普段の生活において、死というものにほとんど直面しないで生きているわけだけれど、激戦の行われたそのノモンハンの戦場に立ったときには、そこにはほとんど死しかありませんでした。

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