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2005.03.04

O-リングテスト

いったい、O-リングテストとは、どんなものなのか。

 正式名称は「バイ・ディジタルO-リングテスト」といい、「日本Bi-Digital O-Ring Test協会」(本部・福岡県久留米市)のホームページには、「筋の緊張(トーヌス)を利用して生体情報を感知する検査手技」とある。
「生体そのものが極めて敏感なセンサーで、毒物を近づけたり、体に合わない薬剤を手に持たせたりすると、筋の緊張は低下し、逆に有効な薬剤では緊張が良好に保たれる」
 という原理に基づく補助的医学診断法だそうだ。
 O-リングテストはニューヨーク在住の大村恵昭氏が1977年に創始し、93年にはアメリカでパテントが認可されている。大村氏はコロンビア大学医学部大学院で博士号を取得し、ニューヨーク医科大学社会および予防医学教授、国際鍼・電気治療大学学長、前シカゴ医科大学薬理学教授など多彩な経歴を持つ。
 同協会のホームページによると、大村氏は脳の血液循環と握力の関係を研究する過程でO-リングテストのヒントを発見。実験によって脳と手の筋力、特に指の筋力が密接に関連していることが確認されたという。
 その大村氏は、こう語る。
「O-リングテストを使えば、2分間で癌や心臓病があるか、6分間でアルツハイマー病かをスクリーニングできます。スクリーニングで癌の可能性が高い場合には、さらに1時間余りで癌のある場所、大きさ、種類も推測できます。薬が有効か、有害かも実際に患者に使う前に推測することができ、有効な薬を選択的に病巣部にいかせることができます。従来これらの検査には長い時間がかかり、費用も高かった。それが時間もコストも節約でき、良い効果もあるので患者にとっては大きな利益です。最新の現代医学と一緒に使えば、正確な診断と安全で有効な治療を行うことができます」
 協会には現在、医師、歯科医師、獣医師、鍼灸師、看護師、薬剤師など486名の会員がいて、認定医は43人にのぼる。役員には東大名誉教授も名前を連ねている。

薬の適否判定O-リング『AERA2005.3.7』

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