呼吸理学療法
呼吸器専門の医師が気管支内視鏡を使って、秀夫の気管支内にたまったたんを吸引したが、内視鏡の届かない肺の奥のたんまでは取ることができなかった。
そこで、看護婦たちは呼吸理学療法を実践することになった。呼吸理学療法は、スタッフがベッドの上に膝をついた姿勢で乗り、患者が息を吐く時に、胸に両手をあてて、胸郭が内側に縮むのをやわらかく補助することによって、呼気の流れをよくするとともに、たんを動かす方法だ。
柳田邦男『脳治療革命の朝』文芸春秋2000年
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