カナダ人になりたい
ブッシュ大統領が再選した米国では、リベラル層が隣国カナダに熱い視線を送っている。
ブッシュ大統領の再選ですっかり世界の嫌われものになった「逆風」アメリカ人のために、と「カナダ人なりきりセット」なるものが発売され、話題を呼んでいる。
ニューメキシコ州のTシャツメーカー「Tシャツキング」が、海外旅行中に嫌がらせにあったというアメリカ人旅行者の話をヒントに発売したこのセット、カナダ国旗のピンバッジ、ステッカー、ワッペンに、カナダ英語の話し方や、カナダについての基礎知識をまとめたマニュアルまでついて24・95ドル。
アメリカのリベラル勢力にとって、これまでになく青い芝生に見えているのが隣国カナダの芝生。選挙戦中から民主党支持者やリベラルな若者の合言葉は「ブッシュ(大統領)が再選したらカナダに移住するよ」だった。当選翌日には、カナダ移民局のウェブサイトに通常約6倍、17万9千件のアメリカ人のアクセスが殺到した。(中略)
カナダ政府はアメリカからの移住希望者を歓迎する意向を示したが、希望者は移民局に永住権または市民権の取得を申請しなければならない。年齢、学歴、収入などが総合的に考慮され、認可がおりるまでにはおよそ1年かかることもあり、アメリカ人と結婚してもいい、というカナダ人とアメリカ人を紹介するカナダの出会い系サイトまで登場した。
「カナダ人になりたい」『AERA2005.1.31』
参照:カナダ人の苦労
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