カナダ人の苦労
まず最初に1つだけ、カナダという国の特質をあげると、カナダ人はアメリカ人といっしょにされることが、いちばん嫌いだということだ。
カナダの社会学者ローレンス・ピーターLawrence Peter(著書『ピーターの法則―創造的無能のすすめ―』ダイヤモンド社1970で、日本でも有名)は、自分がカナダ人であることを次のように皮肉っている。
“I have to spend so much time explaining to Americans that I am not English and to Englishmen that I am not American that I have little time left to be Canadian.”(私は、アメリカ人にはイギリス人ではないと、イギリス人にはアメリカ人ではないと説明するのに忙しすぎて、カナダ人であるヒマがない)
これは、自らを笑いの対象にしたジョークself-deprecating humorだが、その根底には「カナダ人であること」への強いアイデンティテイー(自己意識)がある。
(ちなみにピーターの法則には、◆階層社会にあっては、その構成員は(各自の力量に応じて)それぞれ無能のレベルに達する傾向がある。◆ときがたつにしたがって、階層社会のすべてのポストは、その責任をまっとうできない構成員によって占められるようになる傾向がある。◆仕事は、まだ無能のレベルに達していない構成員によって遂行される。などがある)
ベンジャミン・フルフォード『ヤクザ・リセッション』光文社2003年
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コメント
フランス語圏のカナダ人はフランス人から見ると「フランス語をしゃべるアメリカ人」のような感じがするのですが本人たちはそう言われたかないのでしょうね。
投稿: ふらんす | 2005.01.07 19:59