日本人がハマッた落とし穴
伸坊 ここですね。ここが試験に出るところですよ、みなさん(笑)。
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古田隆彦・現代社会研究所所長(人口社会学)は言う。「人口減少社会は、社会の構造が根本から変わる大転換期だ。日本社会は拡大型から濃縮型へと移行し始めている。国は問題を先送りせず、人口減を前提とした将来のビジョンを示すべきだ」
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崔 この半径二〇〇メートルの長屋物語の強烈さを支えている脆い部分を基本的に楽しんでもらえればいいですね。決して開放感に満ち溢れた物語ではないけれど、見た者の想像力をどこかで刺激するというのは、これも快感の一種だと思うのです。ジェットコースタームービーでもないし、気持ちよくなるようなファンタジーでもありません。でも、その強さを楽しむということだと思うんです。
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昨年十二月。武笠さんの訪問看護に同行しドヤへ向かった。「もう六年目だよ。座ったきりだよ」と話すのは美富さん(65歳)。生活保護を受け、一人でドヤに暮らしている。
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英国では公開直前にマクドナルドが新聞に『スーパーサイズ・ミー』を見た後、マクドナルドに来て下さい」という広告を掲載したという。ということで話題性十分のこの映画。日本でも各メディアが取り上げたのだが、テレビだけはほとんど沈黙を守っている。「新聞や雑誌では随分取り上げてもらったのですが、テレビで紹介されたのはTBSの『ニュース23』ぐらいです」
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中島は「言葉屋」を自称している。その言葉への憧れをもたらしたのは父であった。小学3年の頃、いけないことを口走った娘を、父は「言葉で切った傷につける薬はない」と叱った。
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来年には70歳になる児玉さん。「読みたい本は山ほどあって、好奇心も増しているのに、読書力は落ちている。それに、蔵書が増えてしまって、どこに何があるのか管理しきれなくなってきた。もう少し知恵があったら、作家別に本が並んでいて、僕の書いたものも全部コンピューターに入っている・・・・・・そんな素晴らしい書斎が作れたのにね」と苦笑しつつ、「でも、開き直るわけじゃないけど、僕の健康法は『ひとつとして完成させない』ことになるかもしれない」という。
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「地蔵の湯」に集まる湯治客は、重度のアトピー性皮膚炎に悩む人、持病の治癒を願う人、術後のリハビリに励む人など、目的や背景は各人各様。症状や体力にもよりますが、基本的に1日4回の時間湯を繰り返し、毒出し・体質改善・仕上げと段階を踏みながら、数ヶ月かけて湯治を行います。
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快感汁ドーパミンや幸福汁セロトニンは、脳内の伝達物質の一種です。伝達物質とは神経回路の情報伝達に係わる化学物質を指し、ニューロンとニューロンをつなぐシナプスの部分で分泌され、特定の受容体に受取られることで、神経ネットワークに情報を伝えたり、情報伝達の仕方を調節したりする役割を果たしています。
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ファニアス・ゲージは、19世紀中頃のアメリカ人です。1848年、25歳のゲージは鉄道工事の現場責任者として働いていました。その工事では、岩石の破砕に用いる火薬をこねたり充填したりするために、直径3cmほどの長い鉄の棒を使っていました。彼はこの火薬作成を監督していたのですが、ある日、彼の目の前で火薬の爆発が起こったのです。
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澤口 自我というのは心とか魂に通じるから、「それは脳とは別モノ」と考える人が少なくないんですね。「心は脳の活動である」というのは脳科学者である私にとっては大前提ですし、一般的にもすでに常識の範疇だと思うんですけど。理科系の学生や一部の学者ですら、すべてを脳の現象として片付けるなんて無茶だ! と反発する人がいまだにいますから。
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前著『日本がアルゼンチン・タンゴを踊る日』でも書いたが、日債銀の本間忠世社長(2000年9月、日債銀の社長に就任してわずか2週間後にホテルで死体となっているのを発見された)は、本当に自殺suicideしたのだろうか?
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昔、戦時中の日本で軍隊が「贅沢は敵だ」と言っているとき、パリ帰りのデザイナー、中原淳一氏は小さな声で「贅沢はステキだ」と言われたそうだが、私も中原氏に賛成だ。
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私は、ひょんなことから葬儀社へ勤め、死体をお棺に納める湯灌・納棺の仕事を専門にしていた時期があった。文学青年が挫折の果てにアルバイトのつもりで勤めたのだが、親戚から「親族の恥」と怒鳴られ、何度も辞めようと思いながら勤めていた。
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1754年に友人に向けて書いた手紙の中で、ウォルポートは、ペルシャに伝わる古い童話、「セレンディプの3人の王子たち」に言及した。「セレンディプ」とは、スリランカの古称である。王子たちは、旅を続ける中で、決して自分たちが探し求めていたのではないのに、たびたび幸運に出会う。王子たちが示したような「偶然、幸運に出会う能力」を、セレンディピティと名付けようとウォルポールは提案したのである。
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ラビッツの練習は長くて厳しいと言われる。その理由は明快だ。「日本の選手は基礎ができていないからです。ひとつひとつ正確に教えないといけないから、練習時間が長くなるのです」
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ぼくは死に際の風景といったものについて、なにも思い描いたことはない。どだい死ぬとは思っていないが、そういう時がくれば、そっと自分だけにしていただきたい。ただそれだけが願いだ。
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食事は始めの頃は脳梗塞の後遺症である嚥下障害でよくむせたので、大好きなそばをすすることもできなかった。今ではおそばもラーメンももちろん、何でも食べられるようになりました。
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「糖尿病になる人は運動嫌いが多い。運動嫌いだから、糖尿病になるのだとも言えます。なかなか運動療法に取り組めない理由は運動へのイメージが悪いから。運動といえば厳しい体育会系の部活を思い浮かべて、つらい、きつい、苦しいとなりがちですが、もっと気軽で自分に合った楽しい運動をすればいいのです」
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五木 しかし、いまの人たちは自分の体の感性が眠ってしまっているようですね。
松原 自分の感性や身体にとって違和感があるところがストレスでしょう。私はあらゆる病気の原因はストレスにあると考えています。
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占星術の伝統が根をおろす欧米の人々は、血液型の性格判断や占いにはまったく興味がない。血液型と性格の相関を研究する「血液型性格学」は日本オリジナルなのだ。
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伸坊 昔はTVが何台もあるっていうのが、ステータスみたいだったけど、今はもう、子供部屋にTVもあれば、電話もある。そのうえ、近ごろはそれにパソコンが加わった。あきらかに、教育上よくなさそうですよね。TVやパソコンがいけないんじゃなく、親子が一緒の空間にない。
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わたしたちはじぶんの身体を、とにかく断片的にしか経験できません。見える部位、触れる部位、なかからときどき聞こえる音、腹痛や筋肉痛、尿意や鼻づまり、痒みやむかつき・・・。
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制服というのは、ひとの存在をある(社会的な)<属性>に還元してしまうものです。そうすることで、ひとは特定の個人として現れなくてもすみます。ここから制服としての衣服のいくつかの興味深い特徴が見えてきます。
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はげしい身体運動をすると、気化熱で皮膚が収縮して身体表面の緊張が高まるし、また筋肉が凝って、ふだんはぼんやりしている身体部分(たとえば背中や腿の裏側)の存在感が増します。
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身体のエイズだったらフーコーがイメージした「単独者」っていうことになるわけでしょうけども、そうもなれなくて、これはやっぱり精神のエイズだから、こういうかたちになるよりしようがないんだよと。
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ファッションと性意識の関係について考えるときにいつも思いだすのですが、大和和紀さんの『あい色神話』というコミックのなかに、若い女性のこんなつぶやきが出てくるシーンがあります。
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触覚は別として、わたしたちの主要な感覚器官は、身体の開口部に集中している。見ること、聴くこと、嗅ぐこと、味わうこと。眼、耳、鼻、口。指先とならんで、そこに感覚神経の末端が凝集している。
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澤口 今、日本で起こっているいろんな問題というのは、ネオテニー化で獲得した特徴がヘンな方向に助長されているものが多いんです。たとえば最近問題になっている「ボーダーライン」という精神疾患もそうです。
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日本の銀行が"ファンタジーの住人"になったのは、はるか昔のことだ。また、税効果会計で自己資本比率をゴマカシ出したのも、最近のことではない。日本の銀行のこうした数字のトリックは、とうの昔に国際金融筋や海外メディアには見透かされていて、りそな問題の1年前、いまや日本での年中行事に1つとなった「3月危機」のちき、海外メディアに決定的な記事が出ている。
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韓国では二~三年前からオルチャン(イケ面)ブームだ。「韓国では、女性の基本はキレイかセクシー。キレイになるなら、別に手術したっていいじゃない」(二十代の女性)
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札幌医科大学名誉教授の熊本悦明氏は、更年期世代以後の男女の性の重要性をアンエイジング(抗加齢)の視点から論じ、各種のデータを収集・分析してきた先駆者である。
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梁 最初に出した「身体性」という問題ですが、金俊平が今の日本で強い印象を残すのには、理由があると思うのです。日本の戦後と、それから今日までの状況というものを反映しているのではないか、と。
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二〇〇二年の春の話だが、こんな光景を東京都のある特養で見た。施設長が、施設内の廊下を手をつないでゆっくり歩く男女の背中を視線で示す。私には、二人が夫婦に見えた。夫婦での入所も特養ではよくあるからだ。だが、二人は夫婦ではなかった。配偶者を共に亡くしてから入所した境遇が、二人の絆を深めたという。
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彼は自分のことを全部基本的に受身形で言うんですよ。「させられた」と。ただ、させる主体が誰なのか、宮崎勤にそうさせたのは何かっていうと、そこはブランクなんです。ある時期からネズミ人間とか言ってるんですけど、まあそれはブランクの中にたまたま埋められた言葉にすぎなくて、自分の行動をすべて受身の形で話していく。
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大学5年の2月ごろ、下宿から自宅に帰ると、父親がまっ黄色い顔色をしていた。黄疸だ。医学部生だった名越はとっさに癌を考えた。主治医に癌であることを確認し、「もう死ぬんやな」と思った。
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「緑は目にいいから」とパソコンの文字を緑色にしている人がいる。モニターを見続けて目が悪くなるのを防ぐための配慮とか、緑色は目にいい作用をもたらすのだろうか?
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「あの、心臓とか肺とかは縮みますか?」
「縮みません」
「えー、じゃ、胸がキュンするのは、胃なんですかー(あんぐり)」
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吉本 フロイト以降の考え方というのは、いろんな人に象徴できるけども、たとえばウィルヘルム・ライヒで言えば、もう女の人の六〇パーセントか七〇パーセントはみんな気ちがいなんだという言い方をしますし、ジャック・ラカンは『テレヴィジョン』の中で、女の人はみんな気ちがいだって書いてます。
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昭和二十一年十二月の十日頃、銀座の佐々木旅館で重病の床に就いていた織田作之助の所へ、とつぜん、菊池寛氏が見舞いに立ちよられた。
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米国オレゴン州では、医師による自死幇助が法律で認められているが、同州ホスピス・ナースに対する最近の調査で、水分摂取停止による死を選ぶ人が、医師幇助を選ぶ人の二倍ほどもいることが分った。
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日産自動車のカルロス・ゴーン社長に、就任早々、インタビューしたことがある。そのとき彼は、「日産に来て、なににいちばん驚きましたか?」という私の質問に、こう答えた。
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人類が地球全体に広がっていった足跡を辿る『グレートジャーニー』を終えて感じたのは、人にとって「技術の進歩」というのは、実はそんなに大切なことじゃないということなんです。
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大塚 『鉄腕アトム』の第一話をいつも僕は問題にして、本にも書いたことがあるんですけど、天馬博士っていう科学者がいて、その子供が交通事故で死んじゃう。その死んだ子供そっくりのロボットをつくるわけです。ところがそのそっくりのロボットは、ロボットなので成長しない。だからお父さんは怒って捨ててしまうという、すごいモチーフなんです。
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大塚 たとえば、劇場版の『エヴァンゲリオン』は、ごらんになっていないと思いますんで、一つだけ印象的なシーンを紹介しますと・・・・・・。
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大塚 宮崎勤を考えるうえで母親というモチーフは非常に重要で、たまに彼も、公判の中で生の言葉を語った感じがするときもあるんですけど、その一つは、たとえば女の子を殺す過程で、甘い感じがしたっていうんですね。
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大塚 宮崎勤と僕は六つか七つの年齢差がある。僕は昭和三十三年生まれで、宮崎勤は昭和四十年以降の生まれだと思うんですけど、この間に生まれた子たちっていうのは、日本の出産が家庭内で産婆さんに取り上げてもらう形から、施設か病院で産む形に数の上で逆転していく過渡期に生まれているんです。大日本産婆会というのが戦後GHQに解体させられて、病院で産みなさいということになって、それが実際に普及したのは昭和三十年代で、僕たちの母親っていうのは、育児書とかを読んで育児をした最初の母親たちなんですね。
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澤口 適応度を高めるために生物がとる戦略は、おおざっぱにいって二つあります。まず一つは、子どもをできるだけ多くつくる戦略です。とにかく多く子どもをつくって、そのうち何%かが生き残ればよしとする。簡単にいうと、虫とか魚とか大量に卵を産むのがいますね、とりあえずあれを想像してもらえればいいんです。多産多死戦略ですね。これを生態学の用語ではr-戦略といいます。r-戦略では次から次へと子どもをつくる必要があるから、子どもは手がかからずにサッサと大きくなってまた次の世代を産んでくれたほうが都合がいい。そこで、r-戦略をとる生物は早熟で世代交代の期間が短くなる傾向があります。
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コラス フランス人と日本人とアメリカ人の違いを説明するときに、私がいつも使ってる例は・・・・・・。二十五年前、まだ私が日本のジパンシィに勤めていたとき、ブティックからドレスが一着戻ってきたんです。買ったお客さんが不良品だと怒って返品してきたと。
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そこにはもう一つ、日本語の根本的な語感の問題が含まれている。「お国のために」といえば、その先は「―する」ということになる。日本語は動詞が中心なのである。名詞を使うと、なんとなく日常から離れていく感がある。だから愛国心と抽象名詞になる。ウソ臭くなって戦前・戦中の軍部の横暴、特高警察なぞという思い出がたちまち出てきてしまうのではないか。だから私は「お国のため」とは何度もいい、書いてきたが、「愛国心」といったことも書いたことも、引用以外には一度もないはずである。
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「当社(資生堂)は以前から薄毛の原因は本数ではなく、太さ(細さ)によるといってきたわけですが、この10月に厚生労働省に有効成分として医薬部外品に承認されたアデノシンに、髪を太くする効果が確認できたのです」
アドノシンという聞き慣れない物質は、DNAの構成成分として、ごく普通に存在するものだという。
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機内に限らず、椅子に腰掛けた姿勢(座位)での血流量は、仰臥した姿勢での三分の二にも低下しますが、更に膝を屈曲していると血流障害をきたし、血栓を形成しやすくなるのです。肺血栓は、肺動脈に血の塊が詰まって肺への血液の流れが悪くなる病気です。
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中国で、スタジオの参加者がセックスについて、自由に語り合うというテレビ番組が新年早々、全国50以上の地域で一斉に放送される。
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歌手など大きな声を出す人の職業病といわれた声帯ポリープですが、近年は同じ症状でありながら、カラオケによる"カラオケポリープ”が増加しています。
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押絵羽子板は押絵の技法を用い、大勢の職人が各工程を担当する。いわば分業制のなかから生まれてくる。一枚の羽子板を作るのには、板を作る板屋、顔を描く面相師、着物の柄を揃える生地屋、板の裏絵を描く絵師、小物の簪や「藤娘」の藤のような造花を作る職人など、最低10人は必要になるそうだ。
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澤口 環境に合わせて脳をつくっていくには、変化のポテンシャルが大きいほうがいい。脳が柔らかくてシナプスが自由に変化できる期間が長いほうが、複雑で適応的なネットワークをつくるには有利といえます。シナプスの変化は幼年期に最も激しく起こるので、「幼年期の延長」、つまりネオテニーによって脳が発達するわけです。
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湾岸戦争のあとぐらいだったと思いますけど、国会議員になった水野誠一さんがまだ西武百貨店にいた頃、西武での最後のほうの仕事になると思いますが、「欲しいものが欲しい」というキャッチコピーを彼が―本当は彼じゃなくて専門のコピーライターなんでしょうけど―やってたキャンペーンでつくったことがあって、それは単純に本物が欲しいとか、その程度の意味だったらしいんだけど、僕は、そうじゃなくて、「もう欲しいものがなくなっちゃたから、欲しいという感情自体が欲しいんだと、そんな意味を含ませたコピーなんですか」って水野さんに訊いたら、彼が「え?」っていう顔をしたことがあったんです。
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最近の心理学的研究で、日本の子どもの脳機能が以前より未熟化していることが実証されています。「GO NOGO課題」という心理テストの成績が、30年ほど前の子どもたちに比べて確実に悪化していることがわかったのです。
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澤口 日本人には、脳の発達障害を起すだけのもっと大きな、根本的な理由がある。それは「ネオトニー」の問題です。
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伸坊 先生に「日本人はなぜ恥知らずになったか?」っていうのを、脳科学的に明らかにしていただく、っていうのがボクの役割らしいんですが、たしかに、最近の若い人、ずいぶん「恥」ってもんのとらえ方が変ってきてるっていう感じはありますね。ドーカト思うことが多い。(中略)
女子高生に限らない。若い女のコ、よく電車の中で一からメイクしてますよ。ケータイ電話で私生活思いっきりブチマケてるのもいますよね。
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当時、日本経済新聞記者でフルフォードと知己のジャーナリスト、出井康博は言う。
「91年ごろ、彼は飲み屋で、不良債権が100兆円あるとか、日本の銀行は大変なことになるとか騒いでいた。でも、バブルが崩壊したばかりの当時、まだ誰もそんなことは言っていなかった。何を言っているのか、記者をやっていた自分にも、よく分からなかった」
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一七歳の時にローザンヌ国際バレエコンクールに出場。このコンクールには世界中から優秀な生徒が集まり、上位に入賞すれば奨学金がもらえ、外国のバレエ学校に留学ができる。吉田さんはスカラシップ賞を受賞し、奨学金を得て英国のロイヤルバレエ学校に留学した。
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僕は"正しい日本語は、どうあるべきか"といったことに、あまり目くじらは立てません。もちろん、美しい日本語は残さなくてはいけませんが、言葉は生き物だから、少々乱れることは、活力の表れである、とも思うんですよ。でも最近は、その活力も失われているような気がしてなりません。
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「みんな変わるのがいやで、変わるのがいやで、変わらないで済めば済ませたい。しかし、世の中のほうが大きく変わっていって、自分がそれに合わせられないと、いろいろつらい目に遭っていく」
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正高―今一番興味があるのがウィリアムズ症候群という病気です。ウィリアムズはニュージーランドの心臓外科医で、病気が見つかったのは一九六一年。七番目の染色体の片方の一部が欠けていて、動脈狭窄が出るんです。それで心臓外科医が見つけたんですが、ところが七九年ごろになって、認知機能にも障害が及ぶことが判明してきました。
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製紙会社のOL福永サユリさん(35)の男性を見る基準は「ルーティン主義を確立しているか」。「3高」なんて聞くと、「あなた、まだ未熟ね」と思う。
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久しぶりに私もちょっとページをもらえることになって、びくびくと連載をはじめたのだが、きっかけとなったのは『心のノート』というやつ。近くに子どもさんがいらしたらたいてい手に入るので、よかったら一度チェックしてみてください。文部科学省が全国の小、中学生に配布している、副読本です。
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NBA初の日本人選手・田臥勇太(24)の身長は、実は一七三センチ。平均二〇一・三センチのリーグにあって、下から二番目だ。不可能を可能にする天才を育てた自営業者の父は、「頑張る」より「楽しむ」がモットー。現地でデビュー戦を観戦して帰国二日目のご両親とお姉さんが、横浜の実家で語ってくれた。
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田沼―オタマジャクシがカエルになるときに尻尾がなくなるのも、アポトーシスなんです。水中生活では必要な尻尾が、陸上生活に入るときにはきちんと消えるようrに、細胞は計画通にある時期になったら死んでいく。発生の場面では、アポトーシスが非常に大切な働きをしています。
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【相談番号4537】の相談には驚愕する。「医者向けサイト」の概念を吹き飛ばしている。私は呻った。「ネットのこんな使い方を、患者がする時代になった!」
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百瀬―脳の機能を画像化できるようになったことで、初めてわかったことというのは結構たくさんある。今までは脳のどの場所にどういう機能が宿っているかという局在論があったわけですが、最近はひとつの機能のためにどんな神経回路網が活動しているかという考え方に変わってきたわけです。脳の働きとして、そういう回路網的な考え方がしっかり成長してきた。
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養老―私は昔から耳ってどうしてこんな変な形をしてるんだろうと疑問に思っているんです。専門的には、耳介または耳殻と呼ぶ部分のことなんですが・・・・・・。耳介は、爬虫類にもないし、鳥類にもない。進化上は、哺乳類で突然出てくる。
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日本では声を出すという教育はしないでしょ。アメリカの大統領には発生の先生までつくっていうけど、日本はないでしょ。だいたい日本でいちばんいけないの声の出し方をしてるのは代議士とあと学校の先生ね。地声で怒鳴るっていうのね。最近のマイクは性能がいいんだから、怒鳴らなくても聞こえるの。
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SB なるほど。じゃあ「国」という視点ではなく、「国民性」という視点で見た場合はどう? 違いがあるとしたらどんなところだと思う?
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養老 結局、本気かどうかだと思うんです。聖書の言葉というのは、キリストが、いわば一生を賭けていった言葉ですよね。それを、みんな本当に、本気で読んでいるのか。本気でわかろうと思ったら、おっしゃるように、脂汗流してやらなきゃいけない。僕、大学の講義のとき、本気で学生にいったんです。
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養老 翻訳って、本当に難しい問題ですよね。最近、そのことを扱った新書が出ていますが、それによると、真珠湾攻撃の前に、アメリカが、日本の外務省から在米大使館へあてた訓令を暗号解読していた。ところが、これがとんでもない翻訳で、「日本は、期限付きで中国から撤退する」という提案が、「日本側には、まったく交渉を成立させる誠意がない」という内容になっていたというんです。歴史を見ると、そういう誤解がいっぱいあるんですね。
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山浦 だいたい日本人でヤソになるのは、はみ出しものなんです(笑)。気仙地方の信者は一〇〇人、これは人口の約〇・一五%です。ほかの地方も似たようなもので、ほぼ一〇〇〇人に一人か二人の割合ですね。
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「病気で死ぬ息子、兵隊にとられ、生きて帰るかどうか分からない息子。ああいう悲しい母親の思い、あれは戦争中の母親の、日本全国の母親の思いであったということを、どうぞ皆様もお考えになってください。そういうところをついこの間私たちは通ってきたばかりなのです。私たちの姉は、母親は、祖母は、こういう悲しみを経て、そして今日の私たちがあるということを、どうぞ忘れないで覚えておいてください」
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「自家用ジェットで世界を駆け回る彼ですが、数年前にロンドンで声が出なくなった。医者はドイツの温泉で療養するように指示し、ドミンゴは行くには行ったんですが、現地から医者に電話で"こんなところにいるともっと悪くなる"。数日で帰ってきちゃって"元に戻るのに休んだのと同じ日数だけ要る"ですって」と、日本でのマネージメントをする寺島よし子さん。
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二十歳前後の男は、よくいうとナイーヴで、悪くいうとひ弱で切れ易い。こんな子供を追い詰め、息苦しくさせないよう親たちは一刻も早く、子供から自立すべきである。
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問 春でもないのに、くしゃみや目の痒みが止まりません。半年早く、花粉症のシーズンが到来してしまったようです。一体なぜ、今年は早くも秋から、花粉症に悩まされるのでしょうか。
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厚生労働省が、生活習慣病を予防するために、「日本人の食事摂取基準2005年版」(2010年まで使用)を発表した。それによると―。
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阿川 高樹さんはこれから恋はどうですか。
高樹 三度も四度もしたいけど、ちょっと疲れているからね。それに、恋愛ってしようと思って頑張ってできるもんかね?
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自分自身がこれと思ったら、それをやり抜く信念は他の人よりやや強いかも知れません。例えば高校時代、練習が終わった後で毎日グラウンドにスコップで自分が入れるほどの穴を掘り、それをまた埋めるというトレーニングを1年間欠かさずやったことがありました。監督から「世界最強のオールブラックスの選手もやっている」と言われたのがきっかけです。
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日本で最初の速読一級の検定試験合格後、速読を入り口としたSRS(スーパー・リーディング・システム)能力開発法を提唱し、実績を積んできたのが栗田昌裕氏だ。栗田氏は、現代人にとって、なぜ速読が必要なのかについてこう語る。
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現存するこの日本最古の昆虫標本が、なんと天保年間に作られたものだと信じられるだろうか。およそ一世紀半の時を経ても、虫の形状や色がつぶさに見て取れる。一部に彩色が施されているものの、この保存状態の良さは見事というほかはない。
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山浦 私も翻訳するとき、漢語は使わないと決めたんです。ですから、私の聖書では、「預言者」は、神様の言葉をもっている人だから「みこと持ち」、「洗礼」は「お水くぐり」、「天国」は「神様のお取り仕切り」。平仮名の言葉なら耳で理解できますし。
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現代っていうのは、一九世紀以来飛躍的に発展した視覚文化の中で、地球の裏側でも同時的に見ることのできる時代です。人間には視覚、聴覚、臭覚、味覚、触覚の五感が備わっているのに、視覚だけが拡張して専制的になり、視覚の帝国主義ともいえる状況になっているんです。
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ルソーの晩年の著作『孤独な散歩者の夢想』を読んでいてぎょっとなった。
「わたしは、人間の自由というものはその欲するところを行うことにあるなどと考えたことは決してない」(今野一雄訳)
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