グリーンランドの鯨肉
カナックの人口は八七〇人で村中みんな親戚か友達。村の人達は一家に一台、犬ぞりがあって車は持っていない。S子さんのご主人はハンターで、日頃はアザラシを捕って食べるという。
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カナックの人口は八七〇人で村中みんな親戚か友達。村の人達は一家に一台、犬ぞりがあって車は持っていない。S子さんのご主人はハンターで、日頃はアザラシを捕って食べるという。
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「英語ではレストレス・レッグ症候群と味も素っ気もない病名になりますが、むずむず脚症候群とは言い得て妙のネーミングですね。その症状は、主にベッドに入ってから、下肢にしびれてちりちりするような感じや虫が這うようなむずむず感が現れ、さらに数十秒から数分に一度といった間隔で筋肉がぴくぴくする動き(周期性不随意運動)が加わって眠りを妨げられる、というものです。患者さんは、じっとしていられずに起きて脚をさすったり叩いたり、動き回らずにはいられなくなるといいます。睡眠障害の一つに分類されます」とは阪南病院の黒田健治院長。
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「何でも尋問してください」
冗談交じりに笑いながら、河野春喜さん(56歳)はマリーナ近くのバーに腰を下ろした。実は河野さん、元警察官なのである。神奈川県警に勤めていた。導入された早期退職制度を利用し、まだ体力があるうちにと、50歳になる直前に勤続32年の警察官生活に終止符を打った。人生なんてあっという間に過ぎてしまう。50歳になったら、第二の人生を謳歌しようと決めていた。 その年の7月、河野さんは4艇目の所有艇となる<下天>(ウエスタリー・オーシャンクエスト35)でホームポートである神奈川県の浦賀を後にした。
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裸眼の視力を回復させる「角膜矯正治療法」が登場。この治療を行うと、目を傷つけることなく、早ければ即日で、平均して二週間程度で改善が見られるという。
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生れ落ちた赤ちゃんは黒い点二つが並んでいるものに反応する、ということを聞いたことがあります。見つめられる瞳、温かいおっぱいの乳首、これらによく反応するように脳にプログラミングされているらしいという報告があります。
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グウィの子供たちは「男のおとな」たちがもっともらしい顔で挨拶をかわすのを興味しんしんで見まもっている。調査の初期のころ私は、できるだけ愛想よくふるまって人々から受けいれられたいという下ごころもあって、誰とでも挨拶をかわすように努めていた。
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かつて、『裸のサル』という本を書いたイギリスの動物行動学者、デズモンド・モリスをはじめとして、人間の「自己家畜化」ということが論じられてきた。人間は集団で生活する動物であるが、集団の中で互いに相手を「家畜化」してきた。ふつう、大人の動物なら、たとえ集団で生活していても、食物は自分でみつけて、自分で食べるものである。人間は、集団で狩をしたり採集したりしてその獲物や収穫物を集団に持ち帰り、分配した。動物社会学や人類進化論の分野では、食物の分配はきわめて人間的なこととされているが、こうやって食物を与えあうことによって、人間は自分自身を「家畜化」してしまったのである。
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記号論的に言えば、都市には正の記号が賦与され、農村を想起させる要素には負の記号性が刻印された。都市が中心化されれば、されるほど、農村は周縁化された。言い換えれば、都市には人間の身体の上半身を想起させる連想が働き、農村部には下半身を想わせるイメージが作用した。
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当時、日本人の多くは重労働を余儀なくされ、食料不足にあえぎながら暖房設備も満足にない家屋に暮していました。疲労、空腹、寒さなどのストレスにさらされ続けた結果、誰もが慢性的な消耗状態に陥っていました。自律神経のバランスでいえば、交感神経が過度に緊張し免疫力も低下していました。このような状態では結核などの感染症にもかかりやすく、いったん発病すればみるみる進行して若死にする人も多かったのです。
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かつて高度成長期のニッポンで、生後まもないころからの長期間の育児放棄の末に救出された女の子がいた。救出されたとき、1歳程度にしか見えず、言葉を話すことや歩くこともできなかった。しかし、女の子はその後、驚異的な回復力を見せる。欧米の脳科学の専門家からも注目された、少女の奇跡。悲惨な児童虐待が後を絶たない現代社会で、学ぶことはあまりにも多い。
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姫川 赤ちゃんの運動を観察していると、蠕動運動というんですか、そうした動きが目につきます。生物の進化を見ても蠕動運動でだんだん大きくなってきたように思うのですけれど、赤ちゃんそのものが発達して大きくなっていく過程のなかに、蠕動運動というものがそこかしこにあるなと思って私は見ているのです。
安保 はい。
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出羽三山における山伏修行は593年、蜂子皇子が開いた羽黒修験道にさかのぼる。羽黒山を聖観音菩薩、月山を阿弥陀如来、湯殿山を大日如来ととらえる。三山を順にめぐることで現世を改め、一度死に、生れ変ることを目的とした。神仏分離の明治以降は仏教系の光沢寺と神道系の出羽三山神社に分かれたが、死と再生を体現する三山登拝は変わらない。
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指に刺さったとげを放っておくと、血管を通って心臓に入り、深刻な事態に陥るかもしれない・・・・・・この伝説は全国的に流布しているようだ。
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姫川 私は這い這いしない赤ちゃんとか、今のアトピーとか、いろんな問題を抱えた赤ちゃんの全体を見ながら、何が一番大事かなとずっと追求しています。行き着いたのが対面抱っこなんですね。対面抱っこというのは、正面を向いて赤ちゃんの首と腰だけの、二点だけを支えて真正面で抱いてあげる。この対面抱っこをすすめているんです。
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姫川 それと、今の対面抱っこで赤ちゃんがとっても生き生き、病気をしないで機嫌よく育つという基本の姿勢がつくられるんですけれど、もうひとつ感じているのが、赤ちゃんをズンズンズンズンと上下に揺らしてあげるとキャッキャッキャッキャとすごく喜ぶことです。
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わが国にいま、コンビ二がおよそ四万店あるという。それに対して、宗教法人として活躍している寺の数は、ざっと七万四千寺あまりと聞いた。それだけの寺が、とにもかくにも廃寺とならずに活動していることを知って、驚かない人はいないだろう。インドで滅びた仏教は、極東の日本に残った、と言われるのもうなずけないわけではない。
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ドイツの動物学者ヘッケルの「個体発生は系統発生を繰り返す」という言葉は有名で、わずか二八〇日という日数で、四〇億年という生命の進化発展の系統発生を反復するという奇跡的な事実を、レナート・ニルソンという人の写真集が証明しています。おなかの中の胎児が、魚類⇒両生類⇒爬虫類⇒鳥類⇒哺乳類⇒霊長類と進化していく過程のその写真集を見て、私はとても感動したことがあります。
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ゾラが『私は告発する』と題した大統領宛の手紙を日刊紙『オーロール』に投稿したのが1898年。それからくだること10年、日本では幸徳秋水ら26名の無政府主義者・社会主義者が天皇暗殺を企てたとして逮捕され、24名に死刑判決が下りました(大逆事件)。
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今日、咬合や顎関節症や変形症(※顔や背骨の変形)が治せなくて大騒ぎしていますが、筆者から見ると、これらのトラブルの患者さんは、最もやさしい免疫病、つまり機能性の疾患の患者さんということになります。
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本来、赤ちゃんはおっぱいだけで育つということをぜひ知っておいていただきたいのです。おっぱいで育てていてミルクを足すと、おっぱいの製造量が減るのです。製造量が減ればそのぶん出が悪くなりますから、あかちゃんの飲む量が減るのです。ミルクを足すときには自分のおっぱいを搾るというくらい刺激を与えてあげる必要があるのです。
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中国には、日本人がイメージする「茶藝」はない。よく目にする、小さな急須を使ってお茶を淹れるやり方は、実は台湾で創られた「中国茶藝」だ。これは日本の茶道にヒントを得て、お茶を淹れる所作に、「美」を付け加えたのだと創始者(?)のひとりから聞いたことがある。
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ピラミッドの目的に関しては、昔から多くの説が提示されている。最も代表的なものが「王の墓」説である。その他に「日時計説」「穀物倉庫説」「宗教施設説」「宗教儀式説」「天体観測施設説」がある。しかし、それらも具体的物証によってことごとく否定されてしまった。では現時点で最も有力な説は何か。それは一九七四年、ドイツの考古学者メンデルスゾーンが提唱した「農民救済の公共事業説」である。
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数学の問題を考えるとき、男の子は右脳を使っている。女の子の場合、空間能力をつかさどる領域は左右両方にあり、数学の問題を解くときはもっぱら左脳の前部、言葉を扱う領域が使われているようだ。だから女は数を数えるとき声を出す。ただし、初歩的な計算にかぎっては女の子のほうが得意だし、女の子は勉強熱心でおたがいに協力するので、算数や数学の試験でも有利である。
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ぼうこうがんなどの患者の尿のにおいを、犬が高い確率で識別できるという研究結果を、英研究者らがまとめ、英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル最新号で発表した。AP通信が24日、報じた。
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その時代の女の名前は、仮名二文字というのが通り相場だったようだ。クマとかトラとかタツとか、私の小学校の同級生名簿の母親の欄には、そんな動物の名前がいくらもあった。
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Pさんはカーストでいうとジャートである。いやMS村全体が、勤勉な農耕民として名高いジャート一族が支配的な村だ。そして疑いもなく県内でも豊な方の村である。その村へ戻ってくると、Pさんの家の前の大樹の下に大きな腰掛を出して、何人もの人たちが涼んでいる様子。近付いて行くと皆気付かない振りをしてよそを見ている。そこへPさんが現れて、「やあ、やあ。」と迎えて、つぎつぎに涼んでいた人たちを紹介してくれた。(中略)
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1906年に母が亡くなると、翌年にはもう、父は16歳下の女性と再婚。それからというもの、メリーは苦しみつづけたという。
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今日のくさやの作り方は昔と大差ありません。何十年、何百年と漬け継がれてきたくさや汁に、開いた魚を漬け、それを日干しにします。最近の研究ではこのくさや汁に、実に驚くべき成分の存在が明らかになりました。
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赤白青のトリコロールでお馴染みのフランスの三色旗には、ある仕掛けが施されている。3色の横幅が均等ではなく、赤37%、白33%、青30%の比率にしてあるのだ。旗が風になびいた時、3色の横幅が均一に見えるようにとの配慮からだが、さすがオシャレの本場フランス、国旗もファッショナブルだ。
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料金を取って入浴させる浴場が誕生したのは鎌倉時代のことと言われる。庶民生活に定着するようになったきっかけは、1591年に伊勢与市という人が現在の東京駅のすぐ近くの銭瓶橋に銭湯を建てたこと。当時は蒸し風呂の一種で、ひざを浸す程度に湯が張られた浴槽に下半身を沈め、上半身は湯気で蒸すスタイルだった。
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十三歳の少年の日記が、綴られてから半世紀あまりのちに絵入りの美しい本になった。かつての徒弟ランベルト君は親方のあとをついで、いまは金具職の名人といわれる人。そのバンキさんが知り合いの小学校の女の先生に、「ひょいと子供の時の日記があるという話し」をした。見たいというので見せたところ、ちょっと貸してくれといって持っていき、その女の先生が知り合いの編集者に見せた。これを見た編集者が感激して、出版社に持っていって本になった。
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実際、写真を見ながら描いたわけでもないのに、まるで写真で撮影したように、正確な絵を描く能力を示す子供たちがいる。「サヴァン能力」という極めて希に現れる能力を持った子供たちがそうである。
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アルコールを分解するのが遅い酵素の遺伝子を持ち酒の酔いが持続しやすい男性は、脳梗塞(こうそく)になる危険性が2倍
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アイリーン・ウォーノスは2002年、米国初の女連続殺人犯として、死刑を執行された。映画「モンスター」は、その彼女の真実に迫る。いかにもハリウッド女優らしい美貌で知られるシャーリーズ・セロンが特殊メークを施し、体重を10キロ以上増やして役づくりに挑戦。
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「きれいな水」に対し、どのようなイメージを持っているでしょうか。ミネラルウオーターがブームになり、無機質で透明感のある飲料水が良い水だという認識が一般的になりました。なるほど、そういう意味では琵琶湖の水も「きれいになった」と言えるのかもしれません。浄化槽の整備が行き届き、汚水は流れなくなり、大腸菌の発生も収まりました。今では、ほとんどの湖岸で湖水浴を楽しむことができます。しかし「生きた水」という意味ではどうでしょうか。
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9月21日、花王が「夫の健康に関する意識調査」を発表・・・調査は、首都圏に住む30-50代のサラリーマン夫婦450組を対象に、6月に実施した。
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林 それがいま、「ゆとり教育の弊害」が叫ばれているわけですよね。教育って、実験的に制度を変えて、失敗したとわかったときには、子どもたち、もう大人になりかけてるから、取り返しがつかないですよね。
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老後に向けて、自分の歯を「貯蓄」する―。入れ歯にしたくない人には夢のような「ティースバンク」(歯の銀行)が女性たちの注目を集めている。
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パンツ型紙オムツ市場で約60%のシェアを持つユニ・チャームによると、オムツの使用期間は2003年調べで平均33ヶ月。3年前に比べ2ヶ月延びた。
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巨大なナナフシを顔に乗せたこの男性は、カナダの"愛と奇跡の昆虫学者"ジョルジュ・ブロッサール博士(64)。なぜ"愛と奇跡"なのかといいますと、脳腫瘍で余命数ヶ月の少年に出会った博士は、少年の強い希望で「神秘の青い蝶」を探すため、メキシコの奥地へと旅に出ます。
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中川 ただいくら人工化が進み自然が消えていっても、セックスというのはやはり最後まで残る存在だと思うんです。動物の話に戻れば、性をコントロールするのがいかに一筋縄でいかないかという例では、こんな話があります。
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養老 泣くと笑うの対照のうちで、いまラメンテ―ション(悲しみ)とおっしゃったほうが、人生の中ではどうも長い。笑うほう、喜びというほうが短い。
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一定の時期に発現することが遺伝子で定められており、その時期を外すと発現しないという現象が、脳の発達過程では、他にもいろいろ見られます。
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日本語では受精卵のあと出産されるまでずっと「胎児」とよびますが、英語ではこの時点で区別をしていて、それまでをエンブリオ、それ以降をフィータスといいます。フィータスになったとは、ヒトとして完成した形ですから、あとは生まれるまでただただ大きくなるばかりです。
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昭和20年11月、終戦からまだ3ヶ月しかたっていない。進駐軍が接収してメモリアルホールとその名を変えた、両国国技館で戦後はじめての大相撲本場所が開かれた。その場所中、あの双葉山が引退した。
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日本経済は戦後のわずか1年間で卸売物価は5倍に、小売物価は6倍に上昇するという大インフレーションが起こる。加えて、昭和20年の米は平年の3分の2という大不作。あちこちで「米よこせデモ」が横行する。人々は、お金を持ってたって役に立たないから着物を持って農村へ行き、お米と換えてくる。いわゆるタケノコ生活に明け暮れる。ヤミ物資ですね。
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養老 ぼくは去年(二〇〇〇年)テレビの取材でアフリカへ行ってきました。ケニア北部に住むツルカナ族の村へ行ったときの話なんですが、ディレクターがぼくらの行く前の日にトウモロコシニ袋と嗅ぎタバコ一キロを持ってくるとか言って、その代わりぼくらが行ったら歓迎のダンスか何かしてくれって買収したらしいんです(笑)。
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僕は高血糖糖尿の症状で日本医科大学の「老人科」に通院しはじめたんですけど、医師の言っていることが納得できたら、たぶんそれでいいんですよ。その医師が言うには、いわゆる「老人病」「成人病」といわれているものは、七、八割は食事療法で治る。栄養バランスのいい食事を摂っているだけで、老人の病気が治るんです。老人の病気だけは精神科と内科の治療が切り離せないんですね。
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このごろ、お風呂について相談を受けます。副交感神経を刺激するのにお風呂はとてもいい、と私も思っています。私たちが入りやすいのは四一度ぐらいのお風呂ですが、この温度のお湯に入浴すると、私たちの体温は舌下温で三九度を超すくらいにまで上がって、血行がたいへんよくなり、リンパ球も活性化されます。
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嵐山 うちのおばあちゃん、五年ぐらい前に九十九で死んだんだけど、死ぬときまで話しててね、「あたしはもう何も思い残すことはもない」って言ったの。「日清戦争も勝ったし、大阪万博も行ったし」って、古いのと新しいのがまざっちゃってるわけ。「だけど、死んだことはないから死ぬのってのは、どういうことかねえ」と言って、すっと死んじゃった。
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酪農を営んでいる内田氏は自宅敷地内に牛糞におがくずなどを混ぜたスペシャル堆肥でカブトムシを育てては全国の子供たちに贈ってきた。
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バナナが栄養たっぷりで身体にいいらしいことは、病気見舞いの高級品とされたその昔から一般的だが、改めてその効用が学術的に発表されることになった。それも今月末に開かれる、第63回日本癌学会である。
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「マドンナがボトックス注射(シワ取り治療)で若返った」「人工胸№1はマライア・キャリー」「デミー・ムーアが全身整形」・・・・・・。アメリカのメディアには有名人の整形情報が溢れている。
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養老 案外気がつかないけれど、満員電車が匂うでしょう。要するに、そばに寄るなという忌避物質というんですけど、それを確かに出している。パヒューマーという職業的に匂いをかぎ分ける人たちがいるんですけれど、その人に赤ん坊がいて、田舎に帰ったとき、寝ている赤ん坊のすぐそばをでっかいムカデが歩いていた。そうしたら、その瞬間にパッと自分の体臭が臭った。
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養老 ちょっと、話題がずれるかもしれないけど、二日ほど前にある企業の研究会に呼ばれて、その日のテーマが「感性」だったのね。十年くらい前から、「感性について話してくれ」って依頼が多くなってて、僕は感性って言葉を使わないから、これはいったいなんだろうとずっと考えてたんです。
宮崎 広告でよく使われますよね、感性って。
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安楽死の国といえばオランダが思い浮かぶけれど、実はスイスでは末期患者が自殺するのを助ける「自殺幇助」が認められている。そこで、安楽死も自殺幇助も禁じられているイギリスから、いわば「安楽死自殺」の志願者がスイスに殺到。これまでに22人が「自殺」していると遺族が暴露し、今、イギリス、スイス両国ではこの「自殺幇助」を巡って大きな問題となっている。
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ナターシャ・グッドコフさんとは私のホテルの玄関で待ち合わせることになっていた。グッドコフは旧姓、いまは再婚してベルギー系のGhentである。約束の時間きっかりに金髪の小柄な白人女性があらわれた。ジュリアード出身の元ヴィオラ奏者というイメージとはちょっと異なる庶民的な風貌だった。
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料理の酢の名称について記しておきましょう。何せ、今の人たちはそんなことを知らない人も多いので、長く伝授するためにも書きとめておきましょう。
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嵐山 原平さんは付き合って三十年ぐらいになって、昔から会うたびにボケてたわけです。いちばん最初に会ったときに、まだ原平さん若かったけれども、僕に向って、「自分は分散力のある人間だ」と言うんですね。「ほう、そうですか」と聞いていたら、「集中力がない」ということなんですね。(会場・爆笑)
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翌二十九日付けのサンタバーバラ・ニュースプレスは音楽評論家ロナルド・D・スコフィールドの名で前日の夕方、アカデミーの講堂で行われたリハーサルを兼ねたプレビューについての講評を載せている。
昨夜のプレビューは音楽的感興と充足、新しい注目すべき才能を発見する喜びであり、若く活力あるオーケストラによって引き起こされた熱狂であった。もはやリハーサルという言葉は不要であった。
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中村 化学調味料や即席ラーメンの普及には、味やにおいが特に特徴的な慣れの力がありますね。また、本物のにおいや味が忘れられてしまったのは、近代化の滔々たる流れの中で、本物を排除して、手っ取り早いことをするのが文明化だと思いこんでしまった結果ですね。それは、きわめて根本的な問題だと思うのです。
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衝突を避ける必要は、空を飛ぶ鳥にとっては、とりわけ大きい。速いスピードで飛行する鳥にとっては、衝突は時に命にかかわる。鳥は、どのようにして障害物との衝突を回避しているのだろうか。
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究極のアロマテラピーに「満殿香酒」という中国の酒があります。百年前まで、貴州省の貴陽市周辺でつくられていた酒で、今では幻の酒なのですが、僕が十年ほど前に現地を訪れた時に壺に入ったものを七本ほど発見したのです。その壺には、白檀、茴香、当帰などの植物香八〇種類と、乳香、抹香、麝香などの動物香八種類の名前が書かれていましたが、これらのお香を焼酎の中に入れて何年か置いたものが満殿香酒なのです。
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奥本 栃木県の茂木というところ。HONDAの土地でね、サーキットがあって爆音が迷惑にならないように周りに三百万坪ぐらい持ってるから、そこを自由に虫の来る山にしていいて言うんですよ。
阿川 おおーっ、HONDAは偉い!
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山津波の鉄砲水で諫早の町は押し流されたんです。わが家も一階が全滅、祖母が仏壇の引出しにしまっておいてくれた僕の漫画も何もかも根こそぎ持っていかれました。その晩、僕はキリスト教研修会のキャンプに行ってたんですが、鉄道が復旧して帰ってみると故郷は無残な姿でした。
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私のところにやってきた患者に、原因不明の幻覚や幻聴に悩んでいる三十歳代の女性がいました。この方は、問診してみると、長年デパートに勤めていたのですが、発症したときの生活はまるで冬山遭難をしたようなものだったことがわかりました。
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NFLは1993年以降、サラリーキャップ制度が徹底している。今季だと、全球団がサラリー総額を8060万㌦以下に抑えねばならない。アメリカンフットボールは約50人の大所帯、激しく身体と身体を衝突させ合う格闘技だ。小さなけがなら毎試合、ほとんど全員がするし、しばしば大きなけがで戦線離脱となる。
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思われニキビ説は、一般的に、ほぼ、「想い→おでこ、想われ→あご、ふり→右頬、ふられ→左頬」の順になるようだ。男性は逆順、という説もある。いったい誰が言い出したのか。ニキビといえばクレアラシル発売元のブーツ・ヘルスケア・ジャパンに問い合わせてみた。
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次のメキシコでこそ金メダルを!・・・と日本中が円谷に期待をよせた。しかし、そのメキシコオリンピックの年の1月9日。円谷幸吉は自衛隊体育学校の宿舎で、頚動脈をカミソリで切って自殺した。円谷幸吉の遺書、全文である。
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覚えておくと便利なのは、アグノスティク(agnostic)とい言葉です。不可知論のという意味で、形容詞にも名詞(不可知論者)にも使います。"I,'m agnostic." でいいんです。これには無神論のような強い響きがありませんから、いやがられません。
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宇宙人妄想が三年ほどのあいだ続いた後で、私は少々屈折した十代の娘に成長した。時間の経過と世間知の修得により、屈折したなりにも現実世界と折り合いがつけられるようになっていった。友人も多数できた。こうして図書館とも縁遠くなっていくように思えた矢先、それは突然やってきた。
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成人の脳細胞は一日十万としても(それはかなり怪しいんですが)、一年で三六〇〇万、一〇年で三億六〇〇〇万ですが、もとが一〇〇〇億以上あることを考えたら、そう大したことではありません。
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アメリカでは現在、ガン患者の大多数が代替医療を多かれ少なかれ取りいれています。それほどまでにアメリカでは代替医療が普及したその原点は、一九七七年に発表された「マクガバン・レポート」です。これは当時のフォード大統領が自ら発案して実施した、アメリカ国民の栄養調査でした。
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今日、わが国は危機的状況を迎えています。大人の免疫病の急増に加えて次代をになう若者がくたばっているのです。小中学校の不登校や低体温、睡眠障害や学力の低下が問題です。この原因は、まぎれもなくスポック博士の育児法による子育ての誤りによるものです。
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西洋と日本の板挟みになって錯乱した漱石が、一夜泥酔するシーンが「夏目家の食卓」にはある。その宴席で唄われるのが明治の終わりごろ流行った<<ラッパ節>>である。
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「日本では夜11時ごろに寝る子供も増えているがフランスではどう?」という質問があったので今日はフランスの子供の生活リズムについて書いてみたいと思う。
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現状の小児科医不足は一朝一夕には解決しない。しかし、今できることもある。例えば、内科医など小児科以外の医師が初期診断(トリアージ)をすること。急患の95%が軽症とされる小児救急を、小児科医以外でも対応できるようになれば、小児科医不足もある程度補える。
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かみさんは、初めて会った時、裸だったんです。というのは義理の兄が、上野・鈴本の裏手の本牧亭の席亭だった。入り婿でね。背が高くてハンサムで、白山下の田川という待合の出身。歌舞伎に精通していて、会うと必ずご馳走してくれる。それも割烹とか寿司屋。芸者さん呼んで、こっちができないようなこともやってくれる。
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塾の先生は早稲田大学の英文科を出た人でしたけど、その先生のところに田村隆一や、秀才の誉れ高かった詩人の北村太郎(一九二二~九二)とかが詩の話を訊きに来ていました。口をきいたことはなかったけど、グループで塾の先生のところに来ていたのは知っていたんです。
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一九七〇年に二十二、三歳で、あんなに若く元気だったYさんもT君もS君も、みな今年五十七歳、M君も生きていればそうだ。私から見れば、五十七歳なんてまだ羨ましいくらいの若さだが、世間一般の年齢感覚からすれば、人生の秋にさしかかったということになるのだろう。
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生きていくうえで呼吸と食べることと睡眠はなくてはならない身体の動作です。これらが正しく行われないと、元気はつらつとした健康を保つことはできません。「睡眠など三時間で足りる」という主張はエネルギーの生命体に対する作用を知らない人の言葉です。
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缶詰のプルトップをパッカンと開けると、ふわっと甘い焼き菓子のようなにおいがする。薄紙に包まれたパンの、丸い顔がなんともかわいらしい。指で引き出し、ほおばってみると、ほんのり甘く、パンというより、マフィンやミルクパンに近い。しっとりやわらか、ティータイムにも良さそう。
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スポーツはやっぱり身体に悪いのです。なぜ悪いのかというと、自律神経の交感神経を過度に緊張させてしまうからです。
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日本の家庭のほとんどが冷蔵庫を備えていて、冬でもアイスクリームが食べられます。アイスクリームというのは、当たり前のことですが、凍っています。じつは、凍ったものが溶けるときには、たいへんなエネルギーを必要とします。融解熱とよばれるものです。
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後白河法皇は若いころから歌が好きで、ことに今様を好んで歌った。現代でいえば歌謡曲である。その法王が、歌唱に熱中しすぎて三度も声をつぶしたことがある。そのときはのどが腫れ、湯水も通らぬ容態だったと法王は回顧する。
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重力は、私たちの身体の中を巡る体液にも影響を与えます。私たちの身体のしくみは、体の中で一つ一つのすべての細胞が生きていくためにメディウムを必要としています。メディウムとは「媒体」という意味ですが、人体の場合は体液をさします。具体的にいうと、血液とリンパ液、組織液が、人体におけるメディウムです。
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しかし、彼は本当に多くのマスコミがもてはやしたように特別に有能な監督だったのだろうか。私は、吉原にインタヴューした際に、ある質問をした。あなたが一緒に戦ってきた監督には優れた監督が三人いる。日立の山田重雄と元ダイエーのアリー・セリンジャーと全日本の柳本昌一。この三人について語ってもらえないか。
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私が閉口して俯いていると、突然、「フカダ」と呼ぶ声がした。
そちらを向くと、なんと小学校で同級だったエドワール・プルニエ、プルニエを直訳した日本名梅木が庭に立っていた。
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冷たいものの食べ過ぎ・飲み過ぎが脳にまで悪影響を及ぼした典型的な例で、八十五歳のおばあさんの患者がいました。この人は、子供の頃からサイダーが大好きで、毎日のようによく冷えたのを飲んできました。子供の頃からつねに下痢ばかりしていたのですが、便通とはそういうものだと思っていたそうです。
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「十二指腸はナンデ十二指腸って名付けられたのか先生は知ってます?」
「・・・・・・う~ん、どこかで教わったような気もするけど、覚えてないなぁ」
予想通りの答え! 私は偉そうに説明してあげました。
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生命の定義は「タンパク質・核酸・糖・脂質から成る水溶性のコロイドの電気現象を中心としたエネルギー代謝の回転と同時におこるリモデリングのシステム」です。
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寄生虫がアレルギー反応を抑えるという研究を四〇年近く続けてきて、最近では、細菌やウイルスといった微生物もアレルギー反応を抑えていることが明らかにされてきているんですが、寄生虫っていうのは本当にうまく生きてるなあとつくづく思います。
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健康食品があふれている世の中だが、国と国立健康・栄養研究所ではサプリメントなどからの栄養摂取を奨励していない。そうしたなか、国がサプリメントからの摂取を認めている栄養素が、ひとつだけ存在する。それは、葉酸だ。
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美しさを求めると健康を害し、健康を求めると、美が追求できない。そんな美容と健康のジレンマは、ネイルアートとネイルトラブルの関係にもしっかり存在する。
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眠りながら扇風機の風をずっと浴び続けた人が亡くなる事故が時折あります。をかけたまま風が顔にあたるようにして眠ると、時にヒトは窒息死をすることがあります。
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『らくだの涙』というタイトルがあらわしているように、この映画は、驚くべきらくだの姿がとらえられている。らくだが涙を流して泣くのである。
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水木さんは、戦争で散々な目に遭いましたが、戦後は好きな絵を描いて、締め切りに追われながらやってきました。おかげで「貧乏神」は去りましたが、「仕事中毒」あるいは「妖怪大忙し」という妖怪に取り付かれて、八十二歳になる今も働きづめです。よく考えると、幸せだったのか、わけがわからんようになってきました。
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うつぶせ寝で死ぬ赤ちゃんの死因は酸素不足です。というと、苦しくなったときに赤ちゃんが泣いたりむずかったりするから親は気がつくはずだ、と一般の人は考えるでしょう。乳児突然死症候群で死ぬ赤ちゃんたちは、泣きもせず、気付いたら死んでいたというケースばかりですから、酸素不足だなんて信じられない、と医師でも考えるようです。
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以前、私の症例報告を読んだという、あるIgA腎症専門の内科医が仙台から問い合わせてきました。「日本人とフランス人だけにこの病気が極端に多いけれども、何か理由がありますか」というのです。日本人が世界でいちばん患者が多く、フランスが二番めだということです。それを聞いて、私はすぐに気づきました。これは赤ちゃんの育て方の間違いがもとなのです。日本とフランスは、子供のおしゃぶりを早い時期に取り上げてしまいます。これが原因なのです。
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「本当の自分」「自分探し」、そんな言葉が流行した時期、お年寄りが眉をひそめていたのを思い出す。教育関係の人がそういい出したら、考えようによっては世も末である。だって、「本質的に変わらない私」なんて、教育してもムダですからね。変わらない学生になんて、私は教える気はない。変わらないのなら、教えたって教えなくたって、同じじゃないですか。それなら教育がそもそも成り立たない。「本質的でない部分なら変わる」。それならやっぱり教育なんか、やる気がしない。枝葉末節を変えてみたって、「本質的には意味がない」んですからね。
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約三分の二が敵の領土というニューブリテン島で、水木は最も敵に近いココボの陸軍基地に送られた。不寝番はいつもは上等兵が一番楽な早朝の監視をやり、水木たちは夜中に番をさせられる。ところがその日に限って、上等兵が交代してくれというので、早朝の番に代った。それが運命の分かれ道だった。
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ジョークとユーモアの定義。「ユーモアは、その国の言語や文化に根ざすものが多く、通常国境を越えない。しかしジョークには国境がない」
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編集部 免疫を高めることによって健康になると、ガンというのも治りうるという段階的な考え方が浸透してきました。同時に、リンパ球が上がれば必ずガンが治るのか、という疑問も多く寄せられています。
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江戸末期から明治にかけての頃はまだ脚気についての科学的な基礎知識の積み上げもなく、情報交換の場も限られていたために、群雄割拠的な漢方医や僧医と、脚気についてはなんの知見ももたない洋(蘭)医たちは、なすすべもありませんでした。そして、明治十年以後は、富国強兵の国策のもと、全国から徴兵されて軍に入った兵たちの多くがこの病に倒れたことから、脚気は国家の一大問題として重要視されるようになりました。
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小林は、スタンダールがモーツァルトの音楽の根柢はtristesse(かなしさ)というものだと言っていることに賛意を示し、さらにフランスのアンリ・ゲオンという人がモーツァルト論で使っているtristesse allanteという表現に全幅の共感をしている。
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今から百年と少し前の明治31(1898)年にアメリカで、ひとりの日本人が日本と日本人を世界に紹介しようと英文を綴っていた。新渡戸稲造である。その成果は後に日本語にも訳される『武士道』という名で知られることになる。これに先立つ四年前には、京都で内村鑑三が"Japan and Japanese"と題するエッセイを書き進めていた。こちらは今日、『代表的日本人』という邦訳名になっている。これらが逆輸入のように翻訳書として私たちの前にあることは偶然ではない。その後の一世紀の間に変貌した日本人は、ふたりの理想とした日本人像からはまったく異邦人のようになってしまっていると言ってもいいからだ。しかしそれだからこそ、優れた日本論である彼らの書は、今もなお広く読まれる価値があるのだと思う。
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80%は失敗のゲームだといっていいんだが、それとは別に最近、感じるのはいわゆるメタルヘッドのドライバーが体に負担を掛けていることだ。
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リベラのユンケル好きは有名ですね。去年、どこかの差し入れで届いたものを一発で気に入ってました。もしかしたら彼が最初に覚えた日本語は"ユンケル"かもしれない! そんなことないか(笑)。でも、顔を合わすと"ユンケルない?"って感じですから。しかも"ユンケル・ファンティー"とかいうちょっと高いヤツがお気に入りで、それじゃなくちゃダメなんです。
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唐突だが、私は、驚くべき才能を発揮したアメリカのある知的障害児のエピソードを思い起こした。驚くべき才能とは、暗算能力だ。十桁の掛け算でもたちどころに正解を出してしまう。療育者は、暗算能力だけでは生きていくのが困難だと考え、一般的な知的教育や言葉による表現力の訓練に力を入れた。ところが、様々な物事に対する理解力や言葉による表現力が少しずつ身についてくるのと反比例して、暗算能力が衰えていき、ついには計算能力は並になってしまったという。
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スーツにも似合う革靴タイプのウォーキングシューズなのに、従来のウォーキングシューズと比べて、消費エネルギーは一三パーセント増。
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「麺」という文字の使い方も日本とは違います。古典中国語で「麺」とは小麦粉という意味です。そこで、「麺」を原料とした食品が「餅」なのです。現在では、いわゆる麺類を「麺」というようになりましたが、うどん類を「麺条児」とよんで、本来の「麺」と区別する地域もあります。
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一九四九年に、二十歳の手塚治虫は、『拳銃天使』という西部劇ものを東光堂から描き下ろしている。この中に、主人公と女主人公の軽いキス・シーンを描いた。映画を作品想像の基底においている手塚治虫にとって、外国映画の西部劇に出てくるキス・シーンは、空気を吸うように自然なものだった。だから、何気なく描写したのだが(わざとバタ臭さを出した感はある)、これに対してさっそく、共産党やPTAが噛みついた。「子供に対して道徳的ではない」という理由からである。
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笠谷 私、日本的リーダーの一つのモデルとして提案したいのが、先程挙げた徳川吉宗なんです。彼は足高制をはじめとして、生涯に二〇以上のプロジェクトを手がけるんですが、実務的作業はそれぞれの現場に任せ、上がってきたものを自分でチェックし、間違っていれば差し戻すというやり方をしています。上からあれこれ指図することは控えます。大変な勉強家であるうえ、独自の情報機関をもって、すべてを把握したうえで現場に任せるんですね。これだと、現場も思う存分にやれますから、やりがいがあるんです。
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学生(女) すいません。さっきのテロの話なんですけれども、非常に新鮮に思えた部分はあるんです。ただ、絶対的弱者と絶対的強者という中で、テロしか本当に方法がないのかっていうのをすごく思うんですけれども、先生方はどう思われますか?
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「ことばは高等な精神活動のシンボル」である。話す、聞く、読む、書く、「年をとることは人生経験が豊富になることであり、ことばは人生経験が豊富なほど豊富になるといえる」ということばにはげまされる。ソフォクレスは七十代で『オイディプス王』を書き、ゲーテは八十二歳で『ファウスト』を完成させた。六十歳を過ぎ、あといくつ書きたいものが書けるかと落ち込んでいた私に、ある出版社の女社長がいった。「野上弥生子も、宇野千代も、ほんとうにいいものが書けたのは、六十を過ぎてからよ」
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老人には、どのような価値が残されているか。それについては、フランクルの『夜と霧』を思い出す。フランクルは、ベッドに寝たままで、ほかになにもできない患者に、どのような価値があるか、それを問う。それは、その人間が、自分の避くべからざる運命を、どのような態度で受け入れるかにある。それこそが、周囲の人々に、生きることの価値を知らせ、人々を勇気づける、と。それこそが、老年のためにあるような言葉である。
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ちょうど人間の記憶装置が作動し出すころ、彼女は光を失った。装置は正常に動いていても、目で見て記憶するということができなくなってしまったのだ。だから彼女は景色を見ることができず、記憶もしていない。色はおぼろ気ながら何色か記憶の片隅にあるという。手で触れることのできるものは、ある程度認識できても、触ることのできない空間の彼方にある風景は、記憶がない以上想像だにできない。
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