人格と習慣
私たちの人格は、繰り返される習慣の結果として育成されるものである。昔の格言に「思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて、人生を刈り取る」というものがある。
習慣が私たちの生活に決定的な影響を及ぼしている。習慣によって無意識のうちに生活のパターンが決められ、人格が育成され、そして生活そのものが効果的あるいは非効果的なものになってしまう。
偉大な教育者だったホーレス・マンは次のように表現している。「習慣は太い縄のようなものだ。毎日一本ずつ糸を撚り続けると、やがてそれは断ち切れないほどのものになる」。個人的に私は、この発言の後半には同意できない。なぜなら、私は、習慣は断ち切れるということを確信しているからだ。習慣は学ぶことも、考えることも、捨てることもできる。しかし、それは応急処置だけでできるものではない。きちんとしたプロセスと強い決意が必要なのだ。
スティーブン・R・コヴィー『七つの習慣』キングベアー出版1996年
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