ダイアナの死
"死者は平等である"という意味合いでは、「かわいそうだな」というのはありますが、どうしてそうなったかといえば、「かわいそう」もへちまもない。「自業自得じゃないか」って思いますね。自分が勤めていた幼稚園の同僚の男性のような普通の男性と結婚していれば、こうならなかったはずですからね。
ダイアナが事故死したことは、そもそも王室に嫁いだことに起因しているわけですから、「バカなことをしたものだ」とも思いました。王室なんかに嫁がず、もっと普通の生き方をしていれば、こんなふうに事故死することもなかったでしょうからね。
日本でも皇太子妃になった小和田雅子という女性がいますが、その人は東大を出て、外交官試験に合格し、外交官になった高級インテリですね。そういう知識も教養もある女性が、なぜ皇室という不自由で面倒なところに嫁ぐのか、僕には理解できません。
旧家や名家にはしきたりとか家訓があって、何かと面倒ですが、皇室や王室といったら、それと次元が違うくらい、格段に面倒なところです。なぜ知識も教養もある女性がそんなところにわざわざと嫁ぐのか、「俺には解せねえ」というのがあります。
ですから、今度も、「女の人の教養とか判断力ってのは、アテにならないなあ」と感じたことがあります。上野千鶴子や田嶋陽子なんかは、小和田雅子的な生き方に対して、とても肯定的なことをいっていたんですよ。「なんだ、この人たちのフェミニズムって、この程度か」って思いましたけど。そのとき感じたことは、「女の人ってのはダメだな。究極的にダメなんじゃないか」ということです。
吉本隆明『超「20世紀論」上』アスキーP78-79
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