明るく生きる
医学論文ではほとんど取り上げられない"いのちを支えるケア”とは
「多くの患者さんと家族を見てきて感じているのですが、性格の明るい人、そして家族の支えの強い人は、助かる確立が高いんです。樋沼さんご一家の話をうかがっていますと、ふじ子さんはとても明るく前向きな方のようですね。きっとよくなると思います。性格が明るい人というのは、神経細胞を活性化する物質をたくさん出しているんですよ」
これは単なる気休めの言葉ではなかった。実際、脳低温療法によって劇的に生還した人々の多くは、物事を悲観的にでなく、肯定的に考える性格の持ち主だったし、家族の支えには目を見張るものがあった。
柳田邦男『言葉の力、生きる力』新潮社P171
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