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2004.04.01

美学からスタートした人間が、解剖をはじめた

 それは脳の標本だった。脳は、ふつう割った頭蓋骨から取りだされるとき、そこから何本も出ている神経が切られる。脳の下には、脊髄につながる神経が伸びているし、目や耳や顔の筋肉にも、枝のように神経が伸びている。それらを切らないと脳は、頭蓋骨から取り出せない。だから脳の標本はキャベツのような丸い塊になっている。
布施英利『禁じられた死体の世界』青春出版P21

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